昨日はうちの子の中学校の文化祭がありました。
ステージ上では総合的な学習の時間で学んだことを生徒たちがパワーポイントによるプレゼンや劇によって表現していました。
そのなかの、1年生の劇が秀逸でした。
1年生の総合的な学習の時間のテーマは、SDGsです。
劇の冒頭で、ステージ中央に、バッグ。
スポットライトが当たり、バッグがしゃべります。
「誰が何と言おうと、バッグなんです」
これがストーリー上の見事な伏線になっていました。
フィリピン土産でもらったバッグ。
なんと、ストーリーが進む中で、フィリピンのスモーキーマウンテンのゴミから作られたことが分かります。
それが判明し、「ゴミから作られたものを贈るなんて!」と憤慨する生徒。
しかし、フィリピンの貧困問題を知ることで、変わっていきます。
この話を考えた生徒は、すごいなあ。
会場では実際に生徒が「アップサイクル」した商品を販売していました。
アップサイクルとは、捨てるはずのものを加工して新しい役割を与えて生まれ変わらせること。
学校にあった捨てるはずのものが、見事にアップサイクルされていました。
具体的には、体育祭のスローガンの横断幕と、使わなくなった部活のユニフォームが、バッグやクッションに生まれ変わっていました。
アップサイクルという言葉、僕は初めて知りました。
本来は捨てるものだった素材を、商品にする。
こういう発想が、今こそ、求められているのですね。![]()

(AIが「中学校でアップサイクル」とう言葉から生成した画像です。)
(参考サイト)
▼フィリピンのスモーキーマウンテンとは?私たちができる支援と現状
(World Vision)
▼アップサイクルとは?リサイクルとの違いやデメリットを簡単解説!
(Spaceship Earth)
![]()
▼SDGsに取り組む小学生社長!
(2023/10/22の日記)
▼『あなたの夢はなんですか? 私の夢は大人になるまで生きることです。』1 ~ゴミの山で一生懸命に生きる子どもたち
(2012/08/15の日記)
▼荒川祐二『半ケツとゴミ拾い』
(2011/09/03の日記)
▼世界の子どもたち ~『トットちゃんとトットちゃんたち』
(2010/07/03の日記)
月: 2024年6月
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中1がSDGsの学習の一環で「アップサイクル」について劇発表
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動画「分離教育をやめたイタリアのインクルーシブ教育の挑戦」
少しずつ見ていたインクルーシブ教育関係の動画を最後まで見終わりました。
すごく勉強になりました。
学習会に事前に申し込んでいなかった人も見られるように、開催後に無料で一般公開してもらっているのは、とてもありがたいです!
というわけで、シェアします。
↓「分離教育をやめたイタリアのインクルーシブ教育の挑戦」(YouTube動画)動画の中では、イタリアがフルインクルーシブ教育を可能にしている仕組みが語られます。
また、その後の質疑応答を含めたいろいろなやりとりも、必見です。
僕は、後半のやり取りの中で
「うちの子は支援学級だが、イタリアの通常学級は日本の支援学級に似ていると思った」
というご発言があったのが、新しい視点だな、と思いました。
そうすると、すでに日本にもインクルーシブ教育を可能にする芽が、支援学級や支援学校の中にも、芽吹いていることになります。
「イタリアと違って日本はできていない」と悲観するのではなく、「日本でもできそうかな?」と少し可能性を感じられる内容だったと感じました。
ご関心のある方は、ぜひご覧ください。
もともとは「超福祉の学校@SHIBUYA 2023」という、イベントの中のひとつとして開催されたものです。
▼「超福祉の学校」とは
このイベント、文部科学省が共催団体として名を連ねています。
こういう「共生社会の実現を本気で目指すイベント」を文科省が一緒にやっていることには、希望が持ています。
文科省も、本気で日本をインクルーシブ教育に変えていく気があるのかな?
この動画を教えていただいた大内紀彦先生、ありがとうございました。
大内先生が動画の最後で言われていた
「教育とは何のためにあるのか、学校とは何の場なのかをもう一度考えてほしい。
一緒に生きていくための準備をする場所なんだ。」
という言葉が、とても印象的でした。

▼2月12日「イタリアのフルインクルーシブ教育」無料オンラインセミナー
(2023/01/29の日記)
▼「大切なことは、なにか」 ~『イタリアのフルインクルーシブ教育』などから
(2023/08/13の日記)
▼イタリアのフルインクルーシブ教育について、お話を聞きました!
(2022/08/23の日記) -
インクルーシブ教育関係の雑誌記事「国連からの勧告どうするの」
昨日は、インクルーシブ教育関係の動画の紹介をさせていただきました。
そのつながりで、最近読んだ特別支援教育関係の雑誌の中の、「インクルーシブ教育」に関する印象的な記事を、追加でご紹介します。
11月2日のブログ記事で紹介した、次の雑誌に載っていたものです。

『LD ADHD&ASD』2023年10月号
(明治図書出版、990円)
この雑誌にはいろいろな著名な先生がたが寄稿されているのですが、今回特に取り上げたいのは、坂井聡先生の記事です。
「ほっこり日記」というコーナーの、くだけた感じでラクに読めるように書かれた記事なのですが、それだけに、僕はすごく身近に感じられた内容でした。
タイトルは、「国連からの勧告どうするの」。
勧告については、研究者の方々による考察など、いろいろな記事や主張がすでにありますが、坂井聡先生の記事は、「ちょっとちょっと、サトシさん、知っていましたか?」で始まる、なんともユーモラスな、雑談的な話し言葉での記事でした。
その中の、特に印象的だった一節が、こちらです。
「サトシさんのいる学校は、主流と言われている人たちだけを対象とした学校になっていないか」と問うこと
(同誌p60より)
インクルーシブ教育を考えるうえで、とてもとっかかりになる、シンプルな問いかけだと思いました。
こちらの記事を読んで、自分の学校はどうかな?と考えてみるのは、いかがでしょう?

▼7/22の豊中のフルインクルーシブ教育に関する学習会を視聴して
(2023/07/25の日記)
▼「インクルーシブ教育」がなぜ必要なのか~『「共に生きる教育」宣言』などから考えるその2
(2023/07/08の日記)
▼「教室で学ぶことの本質」とは~『教師をどう生きるか堀裕嗣×石川晋』その1
(2023/05/18の日記) -
NHK「バリバラ」で「インクルーシブ教育」特集!その2
「インクルーシブ教育」シリーズでブログ記事を続けます。
録画していた「インクルーシブ教育」に関するテレビ番組を視聴しました。
#本放送は10/27にありました。
(該当の放送のサムネイル画像のタイトル部分のみ引用。
引用元には画像からリンクを貼っています。)
これが、めちゃくちゃ、よかったです!
これひとつに、大切なことがギュギュッと凝縮されている気がしました。
今まで僕が長い時間をかけて学んできたり気づかされたりしてきたことが、一気にここで語られていました。
「これは絶対ブログで紹介しなきゃ!」と思いました。
「障害のある子」だけをことさらに取り上げるのではなく、通常学級で一緒に学び過ごしている「周りの子」がたくさん映っている番組です。
学校での様子が撮影されているだけでなく、NHKのスタジオに「お友達」がたくさん来てくれて、それぞれの考えを発言されています。
それが、ほんとに、名言・金言の数々!
一緒に過ごすからこそ分かってきたこと、気づいてきたことがたくさんあるんだなあ、ということがうかがえました。
ほんとに、みなさんにぜひ観ていただきたい番組です。
といっても、ネット上では現在公開されていないので、映像を今から観ていただくのは難しいようです。
番組内容の紹介記事は見られるので、とりあえずそちらをご覧下さい。
▼シリーズ インクルーシブ教育 (2)「ともに学ぶ」ことの意味
(NHK「バリバラ」サイト内「バリバラタイムズ」より)
再放送があったら、ぜったい、観てくださいね。
※今回の番組は、以前にブログでご紹介した番組の第2弾です。
↓第1弾の紹介記事は、こちら。
▼NHK「バリバラ」で「インクルーシブ教育」特集!
(2023/10/23の日記) -
「中高のインクルーシブ」がテーマの無料オンラインセミナー
Facebookで案内をいただきました。
無料のオンラインセミナーです。
なかなか興味深い内容です。
ご関心のある方は、ぜひ申し込んでみてください。
以下、開催要項からの転載です。
DO-IT Japan 2023 一般公開シンポジウム
中高のインクルーシブをテーマに、省庁から取り組みの話題提供、スカラーの経験談より、私たちがこれから何を行うべきか考える機会にしたいと思います。
12月9日(土) 13時から16時
Zoomによるウェビナー配信(無料)
(公式申し込みサイトより抜粋)
情報元および申し込みは、以下のサイトです。
▼DO-IT Japan 2023 一般公開シンポジウム
小学校よりも、中学校・高校のインクルーシブ教育のほうが進みにくいといった印象があります。
ほんとのところはどうなのか、ぜひお話をお聞きしてみたいです。
文部科学省からの話題提供もあるということで、どんな話をされるのか、楽しみです。
「DO-IT Japan」の第1期生と言えば、小林春彦さんです。
6年前のブログ記事で取り上げさせていただきました。
あれから6年、「DO-IT Japan」はどうなっているのか、
そちらも気になります。
▼「DO-IT Japan」公式サイト

▼業者テストの「ルビうち」が標準対応に!
(2017/06/10の日記)
▼小林春彦『18歳のビッグバン~見えない障害を抱えて生きるということ~』
(2017/06/11の日記)