月: 2024年6月

  • 他職種の方とのオンライン忘年会で、ヨガを体験したよ!

    一昨日の夜は、オンラインでつながっている他職種の方とのオンライン忘年会でした。大笑い
    ちょうど​前回のブログ記事​で「いろいろな職業の方とつながっている、ということでも、見えてくることはずいぶんある」ということを書いていたので、そのつながりで、そのときに教えていただいたことを書こうと思います。スマイル
    Sさんはヨガのインストラクター。
    なんと、オンラインでヨガの体験レッスンをしていただきました。
    今はオンラインでできることがほんとにたくさんありますね!
    ヨガの体験は、ほんとは対面で実際に集まってやったほうがいいのかもしれませんが、オンラインだと気軽にすぐにその場でできるので、やってみるハードルがぐっと下がります。
    Sさんによると、「ヨガ」とは、「つながり」という意味なんですって。
    知ってました?大笑い
    ヨガは、自我を抑制し、自然との一体感や人との一体感を得られるものなのだそうです。
    Sさんご自身は「​いつでもどこでも、うるさくても集中できる​」と言われていました。
    もし、イライラするようなことがあっても、
    「私、こういうことをされたから、イラッとするんだな」
    と感じて、次の瞬間には、もう忘れているんだそうです。
    すごい!びっくり
    僕は、すぐに周りに影響されて、イライラしたり、気持ちが落ち着かなくなったりしてしまいます。
    「これは、ヨガをしたほうがいいかも・・・」
    と、我が身を振り返って思いました。しょんぼり
    体験レッスンをしていただいたSさん、ありがとうございました!
    Sさんのヨガの説明をお聞きしていると、
    「ヨガって、めっちゃ、ええな!!」
    と思いました。ウィンク
    ↓ヨガと言えば、基本はこのポーズだと思いますが、今回はこのポーズはとっていません。
      ヨガの呼吸だけ、教えてもらいました。

    (画像は、写真ACのものです。)

  • ミステリー小説『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』のオーディオブックがよかった!!

    毎日寝る前に少しずつ聴いていたオーディオブック
    『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』のカバーアート
    デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
     (Audible版:著者: 丸山 正樹、ナレーター: 岡井カツノリ、再生時間: 8 時間 6 分)
    ついに、最後まで聴き終わりました。
    すごく、よかったです!!号泣
    純粋に一般読者の方向けに書かれたミステリー小説なのですが、手話を言語として話されている方々に非常に丁寧に取材されて書かれていると感じました。
    僕が知らなかったこともいっぱい出てきて、驚かされました。
    ↓書籍版は、こちら。

    デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』 (文春文庫) [ 丸山 正樹 ]
    僕は、Audible(オーディブル)のオーディオブック聴き放題サービスに入っています。
    これまでにもこのブログでとりあげたことがありますが、そのクオリティの高さとバリエーションの豊かさには驚嘆しています。
    いろんな作品が聴けるので、ついいろいろ聴きたくなって、少し聴いてはまた違う作品を聴くことが多いのですが・・・
    今回の『デフ・ヴォイス』は、のっけからひきこまれ、最近では珍しく、物語の最後まで2~3週間をかけて、ずっと聴き続けていました。
    岡井カツノリさんの朗読がすごくうまくて、手話のシーンの解説など、僕が読むならすごく悩む場面も多々あったのですが、みごとに変化をつけて読まれていて、さすがでした。
    原作本をそのまま読むより、オーディオブック版で聴く方が、もしかしたらこの作品には合っているのかもしれないと思いました。大笑い
    この作品はつい最近、​ドラマ化​されましたよね。
    先日ドラマ版の前編がNHKで放映され、今後も同じ回の再放送が予定されています。
    #後編の放送は、12月23日(土)夜10時からだそうです。

    僕は、オーディオブックを聴き終わってからドラマを観ようと思っていたので、録画したまま、おいてあります。
    後編の日程が先ほど分かったので、そちらも、今、録画予約したところです。
    ドラマ版を観るのも、今から楽しみです。ウィンク
    ▼​NHKドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」公式サイト
    「あとがき」のなかで作者の方が、「読書メーター」でとりあげられてから広く一般読者に読まれるようになっていったということを書かれていました。
    その「読書メーター」もチェックしてみました。
    たしかに、すごいレビューの数でした!
    ​​​
    ▼​​「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」文庫版​​
     (読書メーター内、原作の試し読みも可能)

    おすすめの「耳から読書」は、「ド○○○先生」!(Audibleで聴ける名作児童文学)
     (2023/01/24の日記)
    ピアノと朗読で聞く「なめとこ山の熊」(Audible)などのこと
     (2023/06/06の日記)
    楽しくバリアクラッシュ! 手話エンターテイメント発信団oioiさん
     (2023/04/26の日記)

  • 「全員の顔が一番よく見えるところが・・・」 ~『耳の聞こえない人、オモロイやん!と思わず言っちゃう本』

    今日は、​前回のブログ​でとりあげたドラマ版「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」の放送日です。
    そこで、関連する本として、次の本をご紹介します。スマイル

    『耳の聞こえない人、オモロイやん!と思わず言っちゃう本』
    (大谷邦郎・手話エンターテイメント発信団oioi、星湖舎、2019、税別1500円)​

    大阪の手話エンターテイメント発信団oioiさんの本です。
    聴力の単位はデシベルを使い、その数値が高いほど聞こえにくい、といった知識も知ることができますが、本書の特徴はなんといっても当事者目線。
    とっても楽しい本なのですが、当事者に対して、ちょっと聞きにくいことも思い切ってインタビューしちゃおう、といったノリが全開です。
    当事者が語られることから僕らが気づかされることは、ほんとに多いです。
    「こんなことがあった」と語られる話の数々に、驚かされること、必至です。びっくり
    学校の中での出来事として紹介されていた次の話は、学校関係者として、特に覚えておきたいと思った話です。


    ​・「これは聴覚障害者あるあるなんですけど、だいたい僕らを教室の一番前に座らせますよね。」​
     ​「だけど、それは意味がない。」​
    (p98)


    少し聞こえにくいぐらいなら意味があるかもしれませんが、全く聞こえない状態に近い場合、口が動いているのを見てようやく、「今この人はしゃべっているんだ」と認識されるそうです。一番前の席だと、先生は板書をしながらしゃべることが多くて、しゃべっているかどうかが分からないし、クラスの誰かがしゃべっていても、一番前だとそのことに気づけないのだそう。
    今、日本は国連から、通常学級の場の中で、インクルーシブ教育を進めるように、勧告を受けています。
    通常学級の中で「耳の聞こえない人」も安心して授業を受けられるようにするには、こういった声にしっかりと耳を傾ける必要がありそうです。
    なお、このお話をされているのはノブさんという方なのですが、ノブさんは就職後、会社で学校のときとは大違いの、合理的配慮を受けられているそうです。
    具体的には、会議の時の座席の決定権はノブさんにあるのだとか。
    全員の顔が一番よく見えるところがノブさんの席になる」んですって。ウィンク
    (p105)
    学校でも、そんなふうにしてくれていたら、ずいぶん助かっただろうな、と思いました。しょんぼり
    本書の最後のほうには、別の方々による、学校でのいじめの話も出てきます。
    「周囲の無理解がつらかった」という話も出てきます。
    読んでいて、身につまされました。号泣
    勇気を出して語っていただいたこと、「本」のかたちにまとめていただいたことに感謝し、誰もが安心して通える学校をつくっていくために、活かしたいと思います。
    みなさんも、ぜひ、読んでみてください。

    『耳の聞こえない人、オモロイやん!と思わず言っちゃう本』
    (大谷邦郎・手話エンターテイメント発信団oioi、星湖舎、2019、税別1500円)​


    楽しくバリアクラッシュ! 手話エンターテイメント発信団oioiさん
     (2023/04/26の日記)
    『耳の聞こえない人、オモロイやん!と思わず言っちゃう本』
     (2023/06/24の日記)

  • 吉間慎一郎「社会変革のジレンマ ―伴走者と当事者の相互変容からコミュニティの相互変容へ―」

    今日は、インクルーシブ関連の記事です。スマイル
    昨日は、​東京大学インクルーシブ教育定例研究会によるオンラインセミナー​でした。
    そのときのチャットで、興味深い論文が紹介されていたので、ご紹介します。
    ▼「社会変革のジレンマ ―伴走者と当事者の相互変容からコミュニティの相互変容へ―」
    (吉間慎一郎:『更生支援における「協働モデル」の実現に向けた試論』著者)

    インクルーシブな社会に変えていくのは、もちろんめざすところではあるのですが、そのみちすじについては、はっきりとは見えていませんでした。
    こちらの論文は障害児者に関するものではありませんが、インクルーシブ教育やインクルーシブ社会につながるものを非常に感じます。
    PDFファイルにはEdgeでカラーマーカーを引くことができます。
    2色に色分けしながら、いくつかの部分にラインを引きながら読みました。
    冒頭の<要旨>で僕がラインを引いたところを引用します。


    主流文化への同化としての社会的包摂は,それと同時に主流文化に適合できない者の排除をもたらす。
     したがって,支援者が,排他的な社会の状態を放置したまま主流文化への同一化によって社会的包摂を達成しようとしても,ますます当事者は社会からの排除を味わうことになる。
     このような支援におけるジレンマを乗り越えるためには,包摂する側と包摂される側という区別をやめ,相互変容的な社会の構築に取り組む必要がある。

    (J A P A N E S E  J O U R N A L  O F S O C IO L O G IC A L  C R IM IN O L O G Y、 N o .4 4、 2 0 1 9、p46)


    「インクルーシブ」という言葉やその訳語である「包摂」に対する違和感を口にされる方がいらっしゃいます。その危惧や懸念は、ここで引用した要旨に表れているのかな、という気がします。
    そこで、吉間先生は、「協働モデル」を提唱されています。
    その内容に、僕も、強く賛同します。
    これは、覚えておきたいと思ったので、このブログでも書かせていただきました。びっくり
    ​協働モデル​」の定義は、以下のようなものです。


    ​​​伴走者と当事者とのゆるやかな関係性を基礎として,互いの無力さや弱さを受け入れて自分から変わる
    という実践を第三者を巻き込んで行っていく相互変容過程である
    ​​​
    (吉間2017: 100)
    ・当事者を変えようとするのではなく,当事者の本音に耳を傾け,自ら変わろうとすることで,両者のコミュニケーション過程が相互に影響を与えあう関係性へと導き,当事者も伴走者もより良い人生を目指していくモデルである。

    (J A P A N E S E  J O U R N A L  O F S O C IO L O G IC A L  C R IM IN O L O G Y、 N o .4 4、 2 0 1 9、p47)


    「相手だけを変えよう」とするのは、特に教育の世界では非常によく起こりうることです。
    大人が、子どもを、指導し、変えようとする。
    しかし、上の協働モデルでは、互いに変わることが提唱されています。
    「わたしが正しい。あなたが変われ」と言うだけでは、変わらないのです。
    これは、かなり本質的な部分を突いている気がしました。
    また、p50における次の箇所にも、僕は注目しました。


    ​​​・協働モデルは,どこでも普遍的に成り立つ「正解」は基本的にあり得ないという立場に立ち,その場その場で成り立つ「成解」を生み出そうとしている​​​
    (J A P A N E S E  J O U R N A L  O F S O C IO L O G IC A L  C R IM IN O L O G Y、 N o .4 4、 2 0 1 9、p50)


    これも、教育現場が非常によく陥りがちな「正解主義」へのアンチテーゼとして読みました。
    「成解」というのは吉間先生の造語のようですが、「なるほど。言い得て妙だなあ」と思いました。
    正解が最初からあるのではなく、関係性の中で見つけていく。
    こういう考え方をとれば、「教える人」←→「教えられる人」、「正す人」←→「正される人」、「支援する人」←→「支援される人」という2項対立的な図式は、消えてなくなりますね。
    たとえるなら、円環的な図式になると思います。
    こういった意識でひとりひとりがとりくめば、今まで対立的であったものを、互恵的な好循環に移行できるかもしれないと思いました。ぽっ
    最後に、p58からも引用して、終わります。


    ・自分が安心するために相手を変えるのではなく,
    相手に安心してもらうために​自分から変わる​
    (J A P A N E S E  J O U R N A L  O F S O C IO L O G IC A L  C R IM IN O L O G Y、 N o .4 4、 2 0 1 9、p58)


    今まで漠然と思っていたことがこんなふうに論文としてまとめられていたことに感動しました。
    教育論文ではないですが、「教育」の世界でも、じゅうぶん、同じことが言えると思います。


    『更生支援における「協働モデル」の実現に向けた試論』
    [ 吉間慎一郎 ]


    福島正伸『キミが働く理由(わけ)』3~環境に期待するより、自分に期待しよう
    「好奇心のスイッチ」が入ると、子どもは自ら学びだす! ~『探究の達人』その2

  • 兵庫県教育委員会が「特別支援教育に関する5か年計画」への意見を募集中!

    兵庫県教育委員会が、特別支援教育に関する5か年計画の試案をまとめました。
    来年4月からの5年間に関わる計画です。(令和6年度~11年度)
    それに対する意見を、現在、県民から募集されています。
    いわゆるパブリックコメント(パブコメ)ですね。
    #「らぶこめ」ではない。
    #にてるけど。

    ▼兵庫県特別支援教育第四次推進計画(素案)に関するパブリックコメントの実施について
     ​https://www2.hyogo-c.ed.jp/hpe/tokushi/news/id-1592/
     (兵庫県教育委員会特別支援教育課、2023/12/18)
    兵庫県民の一人として、特別支援教育に関わる者として、ぜひパブコメを送ろうと思っています。
    よかったら、あなたも、いかがですか?
    #兵庫県民限定
    締め切りは、1月8日(月)まで(必着)ウィンク
    日本人は、もしかしたら「お上が決めたことに口出しせず、従う」という国民性が強いのかもしれませんが、もはや、そんな時代ではありません。
    自分たちのことは、自分たちで決める。
    口出しするのは、当たり前なのです。
    県民なら、県民の教育に、大いに、口を出そう!大笑い
    いちおう、概要版もあるのですが、パブコメをしようと思ったら、概要ではなく、何ページもある試案全体に目を通さないといけません。
    #意見する内容が何ページ目に対するものかを書かないといけない。
    それがちょっとめんどくさい。しょんぼり
    兵庫県特別支援教育第第四次推進計画(素案全体:PDF)
    ▼​意見送信用Word(チラシの2ページ目が意見記入欄)
    とりあえず、送信フォーマットで「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」の5項目に分かれているのが実際には何ページから何ページの範囲までをさすのか、計画素案の目次部分をこちらに転載します。

    (画像は、素案全体PDFの目次に、該当項目の記号ア~オを追記したもの)
    また、僕が意見を言おうと思っている項目とページも、参考までにお伝えします。
    「おお!ちょうどそれについて僕も意見を言おうと思っていた」という方は、そのページだけでも読んで、意見を送ってもいいんじゃないでしょうか。ぽっ
    ↓僕が意見を言おうと思ったページと、そこに載っている内容
    p20 □ 就学先等の決定に向けた共通理解の促進
      □ 合理的配慮の基礎となる環境整備(基礎的環境整備)の充実
    p23 □ 通常の学級等における特別支援教育の充実
       □ 一人一人の違いや多様性を認め合える学校園経営・学級経営
       □ すべての児童生徒にわかりやすいユニバーサルな授業づくり
    p24 □ 自立活動の指導の内容を参考とした専門性の高い通級による指導の充実
    p32 □ 通級指導担当教員と学級担任・教科担任との連携による一貫した指導・支援
       □ ICTを活用した遠隔による指導の研究
    p44-45 □ すべての教職員の学びの継続による専門性の向上
     (p45「本人・保護者との合意形成に基づく合理的配慮の提供等についての研修の実施」)
    県教委の担当者よりも県民のほうが、当事者に寄り添った意見、経験に裏打ちされた具体的な意見が言えると思います。
    計画が上から下におりてくるものではなく、ともにつくるもの、自分たちがつくるものになるように、積極的に意見を言っていき、関与していけるといいと思います。
    パブコメの送信方法はいろいろあります。
    専用のフォームも用意されています。
    でも、僕はWordの様式の中に入力して、そのWordを添付してメールで送ろうと思っています。
    Wordのほうが、自分が書いた内容を自分で読み返しやすいし、送った後のファイルも管理しやすいからです。
    #自分が何を送ったかは、手元で確認できるようにしておいた方がいいです。
    #送る前に、3回は読み直そうと思います。

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