妻が「変なメールが来た」と言うので、見てみました。
持っていないクレジットカードの、請求メールでした。
#持っていないクレジットカードが東京で深夜に使われたらしい
よくある迷惑メールの類いですね。
クレジットカード業者や宅配便業者を装うのは、よくあるパターンです。

「身に覚えのない方はこちらをクリック」みたいにしてURLが書いてありますが、もちろん、このURLをクリックしてはいけません。
そこに誘導するのが、向こうの手です。
僕がこういうメールでチェックするのは、まずURLの文字。
公式なものかどうか、URLの文字列で判断することができる場合があります。
#URLは偽装することができるので注意が必要です
#見えているURLとは別のURLに飛ばされることもあります
あとは、差出人のアカウントが、公式っぽいものかどうか。
それから、メールの件名などでネット検索をかけます。
こういう迷惑メールは大量に世間にばらまかれているので、件名検索をかけると、「こういうメールにご注意ください」といったサイトが見つかるはずです。
妻はその結果、「あ。ここに出ているのと全く同じだ」と言っていました。
僕が「これは迷惑メールだ」と言っても、「もしもホンモノだったらどうしよう」という一抹の不安がぬぐえなかったようで、迷惑メールの例としてそのものズバリが示されていたので、「ほんとだ」と安堵したようです。
皆様も、ご注意ください。
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▼文科省の情報モラルサイト「スマホ・タブレットやネットを上手に活用できるかな?」
(2023/01/31の日記)
月: 2024年6月
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迷惑メールや詐欺メールの見分け方
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クマガイタツロウ『おまえ誰やねん!からでもモッていけるライブMCの教科書』その1
一昨日のブログ記事の中で
「授業はライブである」
ということを部分的にちょこっと書きました。
そこで、ミュージシャンがライブのときにどんな心がけで臨んでいるか、というのを今回は書きたいと思います。
一昨日のブログで紹介した石川晋さんの本では、学校の先生が異職種の人と交流することの大切さがかなり書かれていて、音楽の話もかなり出てきていました。
教員がミュージシャンから学ぶことは、きっと多いと思います!
#断言!
と言うわけで、僕があるライブの後に購入した、とあるミュージシャンの本から、今回は引用します。

『おまえ誰やねん!からでもモッていけるライブMCの教科書』
(クマガイタツロウ)
著者のクマガイタツロウさんは、ワタナベフラワーというバンドのボーカルです。
このバンドのライブはとにかく楽しいし、工夫があります。
仕掛けだらけです。
『ライブMCの教科書』まで書かれているとは、筋金入りです。
きっと、他職種にとっても、参考になると思いますよ♪
さて、本書第4章の「準備編」では、ライブの要諦が次のように書かれています。
・まずは「そのライブで何がしたいのか。何が言いたいのか。」
を考え、それを最も表している曲を決めます。
それがそのライブでの最後の曲になります。
・最初の曲は特に慎重に。
初見の人へのアプローチ、
そしていつも来てくれてる人への安心感or驚きの
ちょうど良い配合を探すのがポイントです。
・言いたい事・やりたい事を詰め込みすぎない事。
(p48-49より)
これを読んで、僕はやっぱり、授業にも通じる話だと思いました。

もちろん、授業では「曲」を演奏するわけではありませんが、何をやって、次に何をやって、最後に何をするのかの構成は大事です。
ライブというのはみんなでつくるものですから、みんなをひきつける構成にしなくてはなりません。
そのためには、テーマをしっかり決めておき、クライマックスをしっかりと頭の中で思い描いておくことです。
そして、そこへ、みんなで向かっていくのです。
本書で言う「初見の人」や「ファンの人」は、授業で言うと、のってきにくい子どもたちや、のってきやすい子どもたちのことかなあと思います。
まずい授業は、先生についてきてくれる子だけを相手にしてしまう授業です。
ミュージシャンで言うと、ファンだけを相手にしてしまうライブです。
そうならないように、いろんな人がその場にいることを前提に、バランスを探っていかなければなりません。
僕は音楽が好きで、実際にライブめいたことも、ほんのたまに、ちょっとだけしているのですが、「授業はライブだよなあ」というのは、すごくよく感じます。
ライブという英語には、たぶん「イキイキと」といった意味もあると思うのですが、ほんとに、イキイキと、みんなで楽しんでつくっていく時間になるといいですよね!
↓ワタナベフラワーさんの実際のライブ映像が、こちら!のっけのツカミから、工夫のオンパレードです。
授業でほんま、まんま使えそうやなあ。
本書の読書メモ、次回も書こうと思います。
お楽しみに~。

▼加東市役所にすごいアーティストさんがいることが判明!(^o^)
(2023/10/16の日記) -
クマガイタツロウ『おまえ誰やねん!からでもモッていけるライブMCの教科書』その2
ミュージシャンの『ライブMCの教科書』に学ぶ、第2回です。
(第1回は、こちら→▼2024年05月13日の日記 )

『おまえ誰やねん!からでもモッていけるライブMCの教科書』
(クマガイタツロウ)
上の画像だと、オビに何が書いてあるかよく分かりませんが、拡大すると、こんなことが書いてあります。
↓

(リンク先販売サイトより)
田村裕さん、森脇健児さん、井上あずみさん、とそうそうたる顔ぶれからの推薦文が!
井上あずみさんは、「となりのトトロ」などのジブリの歌でおなじみの方ですね。
芸人さんや歌手からの信頼も厚いことがうかがえます。
さて、今日は、本書の後半部分からです。
本書の後半には、ケースバイケースの対処法が載っています。
たとえば、「お客さんにまつわるシチュエーション」として、次のようなものが載っていました。
・「お客さんが子供ばかり」
↓
・あえて小さな声で話しはじめて注目を集める「絵本読み聞かせ戦法」
・前のほうにいる子供たちの目をみてコソコソ話し始める事で
「よく聞こえないけど何かが始まったぞ。なになに?」
と 後ろのほうの騒いでいる子供たちの注意をひく戦法です。
(p124-125より)
これまた、やっぱり授業で使えるやり方だな、と思ったところです。
#上に引用したところはあくまでも例のひとつです。
#ほかにもいろいろ書いてあります。
実際、1年生のクラスに入った時に、僕はこのワザを使ってみました

これをやったからといって、そんなにすぐに静かになるわけではないのですが、「目の合った子にだけ聞こえるような小さな声で、その子の目を見て話しかける」のは、対話の基本を僕に思い出させてくれて、僕の精神衛生上、なかなかよかったです。
そしてもちろん、後ろのほうのザワザワが、
「よく聞こえないけど何かが始まったぞ。なになに?」
に変わっていったのは、すごく感じられました!
本書には、ほかにも、いろんなシチュエーションが書いてあります。
たとえばビアガーデンでライブをするときには、自分もジョッキを持って、カンパイの音頭をとるといい、といったことが書いてありました。
(p128)
その状況に合ったことを、自分から率先してする。
大事ですね
状況にも相手にも合っていないことを、自分の都合でおしつけても、たぶん、聞いてもらえない。
すごく簡単で、誰にでもできそうなのだけど、ともすれば、自分に余裕がなかったりして忘れがちなことが、さらりと書いてあると思いました。
「小さな子供に絵本を読み聞かせする時や、耳の遠いおばあちゃんとお話をする時、いつも以上にゆっくり、ハッキリ、声を出しますよね?」(p136)といった、ほんとに基本のことなのですが、その基本を改めて思い出させてくれた本でした。
ここからは、おまけ!
最後に、ワタナベフラワーさんの曲で、僕が一番好きな曲のことを書いておきます。僕がワタナベフラワーさんを知ったきっかけでもあります。
それが、「銀幕の詩(うた)」という曲。
兵庫県丹波市に映画館ができた実話を元にした映画「銀幕の詩」のテーマソングです!
なつかしの映画の実名が出てきたり、昭和世代の思い出心をくすぐる歌詞と、元気のかたまりのような歌い方にしびれました!以下のリンク先のCDに収録されています。
ぜひ、聴いてみてください。
▼映画「下町の詩」シリーズ主題歌集CD

▼丹波市唯一の映画館「エビスシネマ」の音響は日本一!?
(2021/10/11の日記) -
PCは自己学習を促す! ~TED動画「スガタ・ミトラ: 自己学習にまつわる新しい試み」
『Neo classroom』という本があります。
#いい本です。

『Neo classroom 学級づくりの新時代』
(小野領一、東洋館出版社、2023、税別2000円)
この本の第4章「遊び」の冒頭で、とある動画が紹介されていました。
TED動画です。
それは、次のような文でした。
・2013年度のTED賞を受賞したスガタ・ミトラ氏が1999年におこなった
「Hall in the Wall:壁の穴」という実験からも
「遊び」から「学び」が始まることがわかります。
(同書p165)
「遊び」から「学び」が生まれることは、言い古されていることかもしれません。
子どもたちが大きくなっていく過程に関わっている人にとっては、当たり前のことかもしれません。
ただ、ここで紹介されているTED動画が新しかったのは、それが「子どもたちにパソコンを与える」という実験で示されていることです。
実験の概要は、本書p166にわかりやすくまとめられていますが、TED動画なので、もちろん、今すぐここで、ネットからその動画にアクセスすることが可能です。
僕はさっきアクセスして見てみました。
これは紹介する価値がある、と思ったので、紹介します。
▼スガタ・ミトラ : 自己学習にまつわる新しい試み
最初にサインインを求められるかもしれませんが、×で消すことができます。
登録しなくても見られるはずです。
「Read Transcript」というボタンを押すと、日本語の講演録が右サイドに表示されます。
この機能が、めっちゃ便利です。
講演録の区切りごとに、再生マークがついています。
これを使えば、講演録を読んで興味を持ったところから再生することができます。
#忙しいあなたは時短のために使ってみましょう。
こちらの動画はほんとうに示唆的です。
僕たちの「教育」を問い直す、ヒントがたくさんあります。
驚くべきことは、大人が教えなくても、子どもたちは勝手に学ぶということです。
その効果は、驚嘆に値します。
少しだけ、講演録から引用してみます。・子どもたちは やり方を知りたいと思うと それを学習するのです
・コンピューターの操作やウェブサイトの見方は
子どもたちが自分で学習できるという結論に至りました
・子どもたちが興味を抱いたとき そこに教育が生まれる
・自己学習システムでは常に創発がみられます
(「スガタ・ミトラ : 自己学習にまつわる新しい試み」日本語Transcriptより)興味を持たれたら、ぜひ、動画をご覧下さい。

YouTubeでも見られます。スガタ・ミトラさんの別のTED動画も紹介しておきます。
子どもたちがどんどん自己学習できるようになっていく様子は、以下の動画でも報告されています。
こちらのほうが「壁の穴」の実験の初期段階については詳しいです。
▼スガタ:ミトラ: 子供の自己教育について・言語は障壁ではないとわかりました
本当にやりたいのであれば
言語は自己学習することもできるでしょう
・コンピュータの周りでは
小さな子供が年上に教える光景がよく見られます
・測定できたいかなる分野でも 自己学習していました
彼らはコンピュータにアクセス出来れば 自ら勉強するのです
・実験で示されたのは 大人が介入しなければ発揮される
子供のグループが持つ力です
・一人の子供が使用している間
大体3人ほどの子供が周りにいて
どのようにするかアドバイスしています
彼らをテストしたら 4人とも同じ点数を取るでしょう
・トップダウンである必要はありません
自己学習システムが出来るのです
・子供は自己学習し 教育目標を達成出来るということです
(「スガタ・ミトラ :子供の自己教育について」日本語Transcriptより)僕たちは「大人が子どもに教えないといけない」と思ってしまいがちです。
でも、今回紹介した動画では、パソコンだけ置いて、大人はすぐに立ち去ってしまいます。
すると、子どもたちだけで、勝手に学習していっているのです。
子どもたちの可能性に大きく気づかせてくれる動画でした


▼ダニエル・ピンク「やる気に関する驚きの科学」 ~『TEDトーク 世界最高のプレゼン術【実践編】』その5
(2023/04/11の日記) -
ADHDの子どもにとって動くことは必要! ~『学習指導の「足並みバイアス」を乗り越える』その1
相談を受けて、いろいろな授業を見に行くことをしています。
すると、なかには、よく動く子ども、常に何か触っている子、考えなしに行動して雑に済ませてしまう子がいます。
そういったお子さんのなかには、ADHDの診断を受けているお子さんもいます。
さて、はたして前提として、授業中に落ち着きなく動くことは、いけないことなのでしょうか。
もしかすると授業者は、子どもたちが動かずにだまって話を聞くことを前提に、授業を組み立てているかもしれません。
その場合、授業中に動く子は、「いけない」存在になってしまいます。
でも、その子どもの側からすれば、どうでしょうか。
もしかするとその子どもにとっては、動くことは、必要なことなのかもしれません。
動くことが学ぶために必要なタイプであれば、それを保障してやることが、学習権の保障になるのではないでしょうか。
そういったことが、次の本の中の一節にも、書いてありました。

『学習指導の「足並みバイアス」を乗り越える』
(渡辺道治・フォレスタネット、学事出版、2021、1980円)
本書の内容は次回以降もふれたいと思いますが、まずは今日のところはp61~63「動きの足並みバイアス」というところを、ご紹介します。
以下、引用です。
■動きの足並みバイアス
学習中は静かに座っていなくていい
・ADHDの子どもが学習する時には、足でリズムをとったり、足をぶらぶらさえたり、椅子をゆらしたりすることは必要な行為との結果が出た。
(p61 アメリカのセントラルフロリダ大学の発表より)
・普通学級において2~3割程度の子どもは、何らかの配慮や支援が必要な子どもであり、その中において例えば「学習中に動かすことが必要」などの配慮が必要である
(p62 杉山登志郎『発達障害の子どもたち』をふまえた記述より)

『発達障害の子どもたち』 (講談社現代新書) [ 杉山 登志郎 ]
・授業で集中が切れたら、この飛び石をポンポンと移動して、自分の席に戻る。
欧米の学校では、こうしたことが普通に認められています。
(p63 「バランスストーン」について書かれた記述より)

バランスストーン(楽天で販売しているもの)
・「動くこと」を禁止事項ではなく、より良い学びを実現する上での「必須要素」としてとらえることで、学習の場づくりは大きく変わります。
(p63)
※中に挿入した画像やリンクは僕が見つけてきたものです。
僕もけっこうこのブログの中でいろいろなことを紹介してきたつもりですが、本書もまた、いろいろな情報を紹介しつつ、今の日本の教育現場にとって実現可能な提案を、かなり具体的にされています。
3年前の5月に出版された本ですが、内容は全然古びていません。
「足並みバイアス」が気になっている方は、ぜひ、お読みください!

▼LDの俳優が主人公のマンガ『君の名前をよんでみたい』
(2023/03/19の日記)
▼『うちの子はADHD 反抗期で超たいへん!』『発達障害 うちの子、将来どーなるのっ!?』
(2020/06/21の日記)