月: 2024年6月

  • 「ボディパーカッション」 + 「特別支援教育」の可能性

    僕は大学のときに吹奏楽をやっていました。
    大学から初心者で始める、というのは
    少々めずらしいケースです。
    楽器は、音楽の授業でリコーダーが苦手だったので
    吹く方はダメだ、と思い、
    迷わず「打楽器」を選びました。
    それ以来、打楽器が大好きです。
    打楽器パートは少人数でわきあいあいとした雰囲気。
    先輩方にとても親身に教えてもらえたので
    とてもありがたかったです。
    そうやって基礎練習から繰り返し
    リズムというものを追求してきたことが、
    音楽以外のものごとにもリズムがあることに、
    気づかせてくれることになります。
    これは一生の財産になりました。
    音楽はそこらじゅうに流れていて、
    リズムはそこらじゅうにあるのです。
    人との会話にも、
    会議の流れにも、
    大人数が集まって がやがやとした体育館にも、
    しんとしずまった組体操の笛と笛のあいだにも、
    今日の僕の体調にも、
    毎日の授業、
    子どもたちの様子にも。
    リズムに乗ることで、
    学習や生活に乗りにくい子どもが、
    ぐっとよくなります。
    リズムに乗るために、どうするか。
    そのひとつとして、
    「ボディパーカッション」に、
    すごい可能性を感じています。
    ある日の読売新聞の記事の中に、
    「第60回読売教育賞」が表彰されていました。
    ■特別支援教育 で表彰されていたのが、
    国内ボディパーカッション教育の第一人者、
    山田俊之先生でした。
    表題は、
    「リズム身体活動(ボディパーカッション教育)を取り入れた特別支援教育
     (発達障害、聴覚障害)の実践を通して」 
    ==================================
     手拍子や足踏み、体をたたくなどして音を出す表現活動を、
    25年間実践している。
    聴覚障害者も体の振動で他者とつながり、健常者も一緒に楽しめる教材で、
    NHK交響楽団との共演も実現した。
     様々な支援を要する子どもが同じ教室で学ぶ機会が増えた今日、
    次世代の指導者を通して教育法を広めようと、
    教則DVDの無償配布も行っている。
    (引用は読売新聞のサイト内「第60回読売教育賞の最優秀賞受賞者・団体」よりです)
    ==================================
    この記事を読んで、いてもたってもいられなくなりました。
    何としても、この「先行実践」を、具体的に知りたくなりました。
    個人的に山田先生にメールを差し上げ、依頼したところ、
    こころよくDVDを送っていただきました。
    また、山田先生の著書
    『ボディパーカッション入門』もネット注文。
     
    ポイント10倍〔9/15(木)9:59〕10P12Sep11【送料無料】
    〔音楽指導ハンドブック〕ボディパーカッション入門 体を使った新しいリズム表現
    DVDと入門書、その両方にふれることでより分かってくることがあり、
    「これは楽しい!」という思いを改めて持ちました。
    さっそくボディパーカッションの初歩の楽譜を
    勤務校のオーケストラ部の打楽器パートの子に配布。
    リズム練習のためにやってみよう、と紹介しました。
    授業では、今度の金曜日に、音楽授業の前半だけ任せてもらえることになったので
    そのときの導入でちょっとやってみようと思っています。
    (この授業は、通級に通っている子がリコーダーを吹かないので
     その対策を音楽の先生と一緒に考えるために
     試しに私が主になってクラス全体の授業を半分おこなってみる、というもの。
     これ自体がかなりの実験で、楽しみな反面、こわい面も。(^^))
    ボディパーカッションについては、学び始めたばかりです。
    身体さえあれば、いつでもどこでもできる、最も手軽な音楽表現。
    その教育的利用、特に「特別支援教育」の分野での利用について
    もっと真剣に考えていきたいと思っています。
    もうすでに実践されている方のエピソード、
    僕へのアドバイスをよければお寄せください。
    さあ、金曜日に向けて、計画を練ろうっと。(^0^)
     

    ありがとうのおじぎ男の子ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。

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  • 「ペンでタッチすると読める音声付教科書」の申請締め切りは12/28

    昨日​、環境に左右されずに教科書の読み上げを利用できる方法を紹介しました。
     読み支援デジタル教科書「デイジー」をインストール不要でブラウザから利用する!
    ただ、タブレットPC新時代とはいえ、タブレットやPCの使用に抵抗がある場合もあります。
    見た目は紙の教科書だけど音声読み上げが利用できると言えば、「音声付教科書」。
    初めて知ったときには大変驚いたものです。
    少し厚めの紙ですが、見た目は普通の教科書そのもの。
    ところが音声ペンを文字列に当てると、当てたところの文字列の録音音声が再生されます。
    今でもやっぱり画期的だと思います。
    以前は音声ペンも含めて無料で提供されていましたが、現在は音声ペンは有料となっています。
    5000円なので、新規としては敷居が高くなった印象です。ただ、以前使っていた場合は、新教科書の使用自体は無償なので、事務手数料と送料のみの負担で利用できます。
    今年度の締め切りが、すぐそこに迫っています。
    まだの方は月曜日中に申し込んでおきましょう!
    ▼​令和2(2020)年度版音声付教科書使用申請の受付はこちらから
     (テストと学習環境のユニバーサルデザイン研究機構 UDLTE
    (関連する過去記事)
    2018年は、LD(学習障害)の具体的支援について研鑽を深めました!
     (2018/12/31の日記)

  • 「ペリーがパワポで提案書を持ってきたら」

    唐突ですが、歴史ネタです。

    最近、ドラマの「」だとか「龍馬伝」とかで
    幕末がトレンディーですよね?(^^;)
    (トレンディーっていう言葉自体が、トレンディーでないかもしれませんが。)

    幕末と言えば、ペリーです。

    で、このペリーの黒船来航、
    もし「パワーポイントで、開国をせまる提案書を持って来ていたら・・・?
    というちょっとおバカなことをまじめに考えた企画がネットで見られました。

    小学校教師としては、「これが授業に使えないか」ということを
    どうしても考えてしまいます。

    僕の出した結論は、「使える」です。(笑)

    まあ、まじめにやるかどうかはおいといて。(笑)

    ただ、まじめにやるならやるで意義はあると思います。

    先生がただ「こんなのがあるよ」と紹介するのでなくて、
    子どもに作らせる。

    ペリーの提案書

    これ、作るには、何の目的で、どんなスケジュールで
    といったことを、よくわかっていないと作れない。
    単に知識を学んで終わりにせず、
    背景まで思いを到らせる、いい勉強になると思います。

    お待たせしました。リンク先は、こちら↓ 

    ▼「ペリーがパワポで提案書を持ってきたら
     (@nifty:デイリーポータルZ)

    ビジネスの提案文書になっていますので、
    ビジネス用語にあまり縁のない方はちょっと分かりにくいかもしれません。

    個人的に一番おもしろかったのは、
    ===============================
    ペリーは日本人を驚かせようとしてたくさん献上品をもってきたのだが、
    そのなかにあった蒸気機関車は客車の上に人がまたいで乗るものだったらしい。

    それは遊園地でサルが運転しているようなものではないのか。
    ===============================
    というところでした。

    う~ん、おもしろい!

    これを書いた人は、かなり「ペリー」に精通してますね!

     

    今回は、なぜか歴史ネタでした。

    ではまた!

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  • 「プレイシング」 ~青木紀和『心と体の不調を解消するアレクサンダー・テクニーク入門』

    前回に引き続き、アレキサンダーテクニックです。
    『心と体の不調を解消するアレクサンダー・テクニーク入門』

    『心と体の不調を解消する アレクサンダー・テクニーク入門』
    (青木紀和
    、日本実業出版社、2014、税別1400円)
    =======================
    『心と体の不調を解消するアレクサンダー・テクニーク入門』
    読書メモ ロゴ
    ​​​​​​​​​・「プレイシング」​​​​
    ・体を適切に置く
    ・自分の体を「倒れて割れたら困る花瓶」のように丁寧に置く
      (p59)
    ​​​​びっくり本書での「体の使い方の奥義」には、分かりやすい名前が付けられています。
      非常にシンプルな言い方です。
      大事なことは、シンプルなのです。
      
      僕は自分の姿勢を写真で見たとき、頭の重心が前に出ていて非常にバランスが悪いと感じたことがあったので、「体を適切に置く」という説明は、とても腹に落ちました。
      p158では、体を置く技術を磨く「モンキー」というエクササイズも紹介されています。
      このエクササイズのポイントは、中腰の姿勢になること。
      すると、足裏に体重がかかっていることを実感することができます。
      自分の重さを感じること
      体を置く前に、体を感じることが、まずは必要ですね。
      p175からは、
    ​・寝ても疲れがとれない人にお勧めの「プレイシング就寝」​
      というのも紹介されています。
      寝るときにも、「体を置く」。
      値段の高い枕を買わなくても、自然に任せて体を置くだけで、
      寝るときの余計な筋緊張も、とることができるようです。
    ​​​​

    ​​​・声は「腹」ではなく「足の裏」から出す​
    ・プレゼンテーションやスピーチ、歌唱をするときは、体の前面に架空の「秘密のつえ」があると意識して、そこに体重を乗せる姿勢をつくり、そのうえで足の裏から声を出すことを意識します。
      (p73)
    びっくり「秘密のつえ」については、p55に絵があります。
      僕が思っていたイメージと違い、足の裏から垂直に伸びる、電柱のような線でした。
      つまり、「足の裏を意識する」ということ。
      足の裏からあごの顎関節までを一直線で結ぶ線上に、体をきちんと配置する。
      イメージとしては、体を「少しだけ前に倒す」ようにするといいようです。
      そして、声を、足の裏から出す。
      これ、歌唱指導でも、同じようなことを聞いたことがあります。
      足の裏にきちんと体重を乗せると、余計な力を入れなくていいので、全身から力が抜けます。
      合唱指導などでは、「頭が細い糸で上に引っ張られるように」という言い方をするときがありますが、これも似たような姿勢を作る言い方だと思います。


    ​​​​​​・普段していることをゆっくりやるだけでも筋緊張は抜けてくる​
    ​​​​​​​・頭を「最も高い位置にあるように」と意識して​
    ​​
      (p90)
    ​​​​​​​・足裏に注意を向けるのです。​
    ​​​​​​​・「​足裏感覚​」をもっと磨いていきましょう。​
    ​​
      (p91)
    ぽっ​皿洗いや洗顔など、普段よくしていることの最中に、こういったことを意識するだけで、体の負担がぐっと減るようです
      無理な姿勢は体に負担をかけるので、ぜひ、心掛けたいところです。
      今、このブログはパソコンで打っています。
      パソコン仕事のときは椅子に座っていますが、この時間が、長い。
      だからこそ、座り姿勢の時にも、頭を高く保つことが、重要です。
      p111には、座り姿勢の時の正しい姿勢のイラストがあります。
      背もたれを使わず、おしりと足裏に体重を預ける。
      僕の場合、座っている時は全然足裏を使っていなかったです。
      足を組んだり、上に上げていることが多くありました。
      ただ、確かに頭を高く保とうとすると、足裏で支えないと、厳しいです。
      床に足をつくと、頭をラクに、高く保つことができます。
      骨盤を立たせることも、重要です。
      これは、子どもたちが勉強する姿勢でも、同じことが言えますね。
      姿勢の指導は重要だと思っていましたが、具体的なことがよく分かっていなかったので、こういった知識は、使えそうです。

    =======================
    僕がアレキサンダーテクニックにはまっていたのは約2年前。
    その頃には、「これはすごい。これでずいぶんよくなった!」と思っていましたが、今ではすっかり忘れていました。
    今日また思い出せて、よかったです。
    この本、たまに読まないとな。ウィンク

    眼をもっと能動的に動かす! ~吉田篤司『首からユルめる!』
     (2021/07/19の日記)
    首こり・肩こりで眠れない人に「蒸気の温熱シート」
     (2017/09/17の日記)​​
    僕が唯一身についた健康法!~『耳をひっぱるだけで超健康になる』
     (2021/01/03の日記)​​

  • 「ふみこみ」

    夕食を食べたところ(灘区では有名な「ボクのふらいぱん」)で、
    久々に『はじめの一歩』というボクシングマンガを読みました。

    そこに出てきたのが、
    「踏み込み」の話。

    左足を踏み込んで、右手で打つ。

    腕は目の高さ。

    ボクシングではなくてかけっこ(短距離走)の世界でも、
    左足の踏み込みと右手の振り、そしてその逆というのは
    推進力を生む大きなポイントかな、と思います。
    右手と右足が同時に出るタイプが多くいますが(僕もそのタイプですが)、
    そのフォームは理にかなってません。

    左足の振込み、右手でつらぬく。

    広く生活全般において、応用できる運動法則が隠されています。

    そういえばこのあいだ、短距離走での「スタートダッシュ」にだけ
    ポイントをしぼった個別指導をしました。

    こういった限定した局面での限定した動きの特訓だけでも、
    全体の向上に大きく役立つものです。

    (継続してやらないと、身につかないですが・・・) 

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