
(この画像はAIが「インクルーシブ教育」で描いてきた絵を加工したものです。)
日曜日にバリバラを観ました。
「インクルーシブ教育」の特集回です。
放送は金曜の夜だったのですが、録画を忘れてたので、一時はあきらめていました。
でも、放送から1週間以内だったら、NHKプラスで見逃し配信がされていることが分かり、無事観ることができました。
▼バリバラ▽インクルーシブ教育(1)「ともに学ぶ」ために大切なこと
(NHKプラス。視聴は10/27(金) 午後10:59 まで)
※NHKプラスは、受信料を払っている人なら登録すれば無料で観られます。
支援学級在籍の子もすべての時間、通常学級の中でみんなと一緒に学び、過ごす、豊中の小学校。
僕が今の地域に異動してくる前の勤務市もそういう学校だったので、「共に学ぶ風景」を「僕も、まさにこういう学校にいたなー」となつかしく視聴しました。
ほんとに、18年前にタイムスリップしたかのように、僕が勤務していた学校での運動会のシーンが目の前のテレビで再現されていました。![]()
#テレビではなくほんとはパソコンで再生してたけど。
番組の中で、キーワードとして「不確実性」という言葉が出てきました。
ほんとにそうだな、と思います。
この「不確実性」が、一緒にできない不安や心配の理由として使われて分離教育につながることもあれば、その「不確実性」を許容する集団・学校・社会をつくることで、インクルーシブな空間が生まれることもあります。
僕は、どうせなら、不確実性を楽しみたい、と思います。
「不確実性」を、分離の理由にするのではなく、むしろ積極的に受け入れて、今、この時この場所でしか生まれない経験を大事にしたいと、あらためて思いました。![]()
出演されていたお子さんが、「過去の自分に「オイオイ」と言ってやりたい」と言われていたのも、印象に残りました。
仲間と一緒に乗り越えた経験が、確実に彼を大きく成長させていると感じました。
#「過去の自分」という言葉、僕が昔作った歌にも出てきたので、よけいに印象に残りました。
#ついでにその歌をネットで聴けるようにしました。→♪
「バリバラ」の「インクルーシブ教育」特集は、まだ続きます。
ぜひ、多くの方に観ていただきたい!
「共に生き、共に学ぶ」学校の姿が、ここにあります。![]()
「バリバラ」の放送は、金曜22:30からです。
録画して、一緒に観ましょう!
▼NHK「バリバラ」公式サイト
ところで、今回「バリバラ」で久しぶりにレモンさんを見ました。
レモンさんの本、大好きでして、そのページのコピーをずっとカバンに入れて持ち歩いています。
ご活躍のようで、何よりです。
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『レモンさんのPTA爆談』
(山本 シュウ)
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▼3/26(日) オンライン無料「東京大学・インクルーシブ教育定例研究会」豊中のフルインクルーシブ小学校!
(2023/03/13の日記)
▼「カナダの学校に学ぶインクルーシブ教育」(8/11オンライン学習会の案内を含む)
(2023/08/07の日記)
▼フィンランドのインクルーシブ教育 ~矢田明恵「フィンランドにおける学習困難への対応」
(2023/08/15の日記)
▼インクルーシブ教育について考えさせられる新聞連載「眠りの森のじきしん」
(2020/05/17の日記)
投稿者: にかとま
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NHK「バリバラ」で「インクルーシブ教育」特集!
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漢字を非常に苦手にしている子のクラスでの漢字の授業実践
を非常に苦手にしている子がいるクラスがあります。
そのクラスで、1か月に1回のペースで、「漢字」をテーマにした授業を、引き受けています。
といっても、9月からなので、今日がまだ2回目でした。
通級担当は通級でみている児童のクラスに積極的に関与して、普段の授業におけるその子の困り感の改善に寄与するべきだと思っています。
その一環としての、通級担当による、クラス全体の授業です。
そういう機会をもたせてもらえていることに、感謝です。
1回目の授業の詳細は、以前このブログに書いています。
未読の方は、ぜひ読んでみてください。
#そしてまた今回の記事に戻ってきてください。
↓
▼【実践】漢字の読み書きが困難な子どもがみんなと共に学び合えるようにする提案授業(小4「漢字の広場」の授業) ~僕は、こう考えたんだ。~
▼【実践】漢字の読み書きが困難な子どもがみんなと共に学び合う提案授業(小4「漢字の広場」の授業)その2 ~こんな授業になりました。~
では、2回目の授業の実践レポートです。
今日やったばかりの、ほやほやです。

基本的には今回も第1回と同じように計画しました。
ただ、今回は電子黒板上に出てくるお題の漢字を読んで、動作をつけるというのを、導入でやりました。
漢字だけだと興味を示さない子でも、動作をつけると、楽しそうにやっていました。
たとえば「鼻血」という熟語を読んで、「鼻血が出たので鼻をおさえているポーズ」をみんなでとったりしました。
ただ、こういった漢字熟語の動作化を導入に追加したことや、パワーポイントの投影で手間取ったことから、授業の最後に予定していた、各班の発表時間は、足りなくなりました。
時間の見通しという点では、前回より甘かったと思います。
内容的には、前回は物語づくりでしたが、今回はいくつかの漢字熟語から言葉を選んで「説明」をする文を作るといった内容でした。
リレー作文にしにくいお題だったので、子どもたちの様子を見ながら、「お話がつながっていなくてもいいよ」と言っていました。

ただ、発表の時間に代表で発表してくれた2つの班は、どちらも班員の考えた文が、見事につながっていました。
各自が別々に考えたのではなく、班の人同士でしっかりと相談して考えたことがうかがえました。
特に、最初に発表した班は、最初と最後の文を同じ意味にするという、見事な構成でした。
はじめと同じような意味の文に最後にまた帰ってくるという構成です。
一連の話が終わったという感じが、非常によく出ていました。
中身もよく考えられていて、プロの座付き脚本家が書いたのかと思うような、見事な構成の「寸劇台本」ができていました。
そうです。ただ単に「漢字を使った文づくり」をしたというだけでなく、自分たちが演技することまで考えて作られており、実際に、文を読み上げた後、班員がそれぞれの役になって、演技をしてくれたのです。
発表の前に、各役割の人たちのポジションどりから始まり、4人がそれぞれ所定の位置につくところから始まったので、びっくりしました。
発表時の動作化については、「今回は別に動作をつけなくてもいいよ」と言っておいたのですが、よほど前回の動作化発表会が楽しかったのか、一気にクオリティアップした本気の寸劇が披露されました。
短い時間で脚本と演技を考え出した子どもたちの力に、驚かされました。
前回・今回ともに、とても楽しい授業になりました。
漢字が苦手な数名の子どもたちが特に意欲的に参加していたのが印象的でした。
来月もまた機会をいただいているので、子どもたちが自由に考えて思いっきり自分たちの力を発揮できるように、準備したいと思います。

▼LD通級担当者が通常学級に対して行う「漢字の読み書き」の苦手さへのアプローチ
(2023/09/13の日記) -
時間配分って、むずかしい!
昨日は夕方から兵庫県の川西市に呼ばれて、そこで「インクルーシブ教育」についての話をしてきました。
実はその2日前に、こんな夢を見ていたのです。
自然学校で子どもたちの前に立って話をしている夢。
くだらん話ばかりするので、他の先生から「早く言うべきことを言ってください」というサインを送られました。
夢から覚めてから、僕なりにこの夢のことを解釈しました。
これは、「あんたはいっつも、いらん話が多いんや」ということを、神様が僕に伝えてくれてるのだと。
でも、昨日の会でも、やっぱり話しすぎてしまいました。
用意しておいた内容の半分が終わったところで、すでに時間の3分の2を使っていました。
昔から、時間配分が苦手なのです。
2ヶ月前に4年生のクラスで授業をしたときは奇跡的に時間配分がうまくいったので気をよくしていましたが、僕の本質的なところは変わっていないなあ、と思いました。
今、ブログの過去記事を検索していたら、ちょうど13年前にも、「時間配分」のことを書いていた記事が見つかりました。
▼授業の眼目・時間配分
(2010/04/09の日記)
同室複数指導(ティームティーチング)の授業の主指導って、今年初めて精力的にやっている気がしていましたが、なんと13年前にも4月からいきなりやっていて、びっくりです。
まったく覚えていません。
どんな授業をしていたんだろう・・・。
ただ、上の反省で書いてあることは今でも思い当たるので、次に自分が全体の授業を進めるときは、気をつけておきたいです。
あと、1週間後にも、今度は小野市で話をすることになっているので、そちらでの話の進め方にも留意したいと思います。
「あれも、これも」とよくばるから、時間がどんどん経って、予定通り終わらなくなるんですよね。
昔から、「あれも、これも」とよくばるたちなので、反省です。
時間配分って、むずかしい! -
「手は、たまごふうせん」(リコーダー指導の言葉かけ)
金曜日に川西市でしてきた「インクルーシブ教育」の話の中で、意外にも「音楽」の授業に関する支援の話が喜ばれました。

音楽専科が校内におらず、自分たちで音楽の授業をしないといけないからのようです。
専科教員は音楽専科ではなく図工専科がおられるのだとか。
たしかに、僕が前に勤務していたA市でも、図工専科の方がおられました。
阪神間の小学校は、音楽会と図工の作品展を隔年で交互に開催される学校が多く、図工の授業を重視する割合が高いようです。
こういった状況も、地域によっていろいろと違いますね。
地域によって「当たり前」がちょっとずつ違うので、他地域の方と話をすると、ほんとうに勉強になります。
僕は「音楽」の授業が大好きなので、そういう話ならするのも好きですし、聞くのも大好きです。
少し前に、「音楽」の授業の支援の具体的実践をお聞きする機会がありました。
その先生は、子どもたちへの言葉かけの中で「たまごふうせん」という言葉を使われているそうです。
「手は、たまごふうせん」
「脇の下に、たまごをはさんでいるように」
「リコーダーとおなかのあいだに 風船をはさんでいるように」
「それ、いいな」と思ったので、メモしていました。
子どもによってはリコーダーの指導を通級でしていることもあり、僕もその言葉かけを使ってみようと思います。
イメージ化が大事だと思うので、下のサイト様の画像を使わせていただいて、写真付きの言葉カードを作って、子どもに提示してみようかな。

▼たまご型ボール https://japanplus.jp/view/item/000000000001
(カサクラ商店様)

イラストイメージ様の「卵の無料イラスト素材集」より

イラストAC内の風船イラスト素材より
子ども同士の対話も大事ですが、教職員同士の対話も、大事です。
その中から気づかされることがたくさんあります。
「対話型学び」って、新しい時代の学び方のキーワードだと思うのですが、学校の先生どうしも、違う学校を含めてどんどん対話していって、自らの教え方を改善していけると、いいですね。

▼コントロールが苦手な子の、リコーダーの指導 ~イメージを大切に~
(2021/06/03の日記)
▼音楽会に向けた、リコーダーの指導
(2023/10/20の日記)
▼「虹の彼方に」リコーダー奏に簡単パートを追加♪
(2023/10/21の日記) -
低かったり高かったりする「コミュニケーション能力」
僕は子どもの頃から自分のことを「コミュニケーション下手」だと思っています。
ところが、このあいだ話をしたところでは「コミュニケーション能力が高いですね」と、人生で初めて言われました。
びっくり。
以前このブログで取り上げた「能力なんて、幻想だ」というのを、取り上げましたが、ほんとにそうですね。
同じ人間なのに、自分で「この能力は低い」と思っていたら、「あなたはこの能力が高い」と評価する人もある。
ちょうど同じタイミングで「自己評価が低すぎて、何を言われても歪んだ取り方をしてしまう人」が主人公のマンガをネットで紹介されました。

『顔がこの世に向いてない。 1』【電子書籍】[ まの瀬 ]
自分で思い込んでしまっていて、他人の言うことを「そんなはず、ない!」と、最初から否定してしまう。
なかなか、自分の思い込んでいる世界から、抜けられない・・・。
そういうことって、あるよなあ・・・。

▼「能力という名の信仰」 ~孫泰蔵『冒険の書 AI時代のアンラーニング』その5
(2023/08/21の日記)
▼「習熟度別指導」は差別の教育 ~佐藤学『学力を問い直す』
(2023/08/21の日記)