
昨日の「コミュニケーション能力」の話を続けます。
「コミュニケーション能力」というものが得体の知れないものであったとしても、これで悩んでいる人は多いです。
#僕もその一人です。
だから、「コミュニケーション」について、勉強してみようと思う人が多くいても、不思議はありません。
#僕もその一人です。
そういうわけで、以前読んだ以下の本を読み返してみました。
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『もう人間関係で悩まない!コミュニケーション大全』
(鴨頭嘉人、鴨ブックス、2022、1980円)
この本の著者の鴨頭さんは、満面の笑顔でコミュニケーションを図る、コミュニケーションの達人です。
なにしろマクドナルドで働いていた時に全国一で表彰されていたそうなので、ホンモノです。
#スマイル0円![]()
マクドナルドの件を詳しく言うと、
店長時代に「お客様満足度日本一、従業員満足度日本一、セールス伸び率日本一」で、最優秀店長として表彰されたのだそうです。ただ、そんな栄冠を手にした鴨頭さんも、実は、ご自身のことを「コミュニケーション下手」だと思われていました。また、実際に別店舗で店長をされていた時には、コミュニケーションがうまくいかなくて地獄の日々も経験されていたのだとか。
本書は鴨頭さんのそんな実体験に基づいた「コミュニケーション」に関する事例、気づきが満載です。
「コミュニケーション」について勉強してみたい人には、うってつけの本です。
#僕も、もう1回読みます。
たとえば、目次をぱらぱらめくっていると、最後の方に
「あなたの想いが伝わらないのは、うまく話そうとしているからだ」
と書いてありました。
こういう、本質を突いたことを、気前よく教えてくれるのが、ほんとにありがたいです。
実は僕、この本を読んで以来、かしこまって話すのは極力避けています。
なるべく「地で話す」ようにしています。
このあいだ「コミュニケーション能力が高いですね」と言われたのは、もしかしたらそういうところからかもしれません。![]()
本書には、ほかにも、いろいろなコツが、ポイントをおさえて、短い言葉ではっきりと書かれています。
興味がある方は、ぜひ、読んでみてくださいね。
以上です!
#本書で推奨されている「クリアリーエンド」(明確な終わり)を最後に取り入れてみました!
#p296に書いてありました。
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▼『エンパワーメント・コミュニケーション』~実用的な知識が満載!
(2009/07/06の日記)
投稿者: にかとま
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「あなたの想いが伝わらないのは・・・」 ~鴨頭嘉人『コミュニケーション大全』
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「Write More」書くことが楽しくなり、集中できるようになる、たった1つの仕掛け
「なるほど!」と思ったアイデアがあります。

ちょっと、下の動画を見てください。これって、ほんのワンアイデアですよね。
「書く音を大きくする」というだけです。
でも、たしかに、これだけで、書くことが楽しくなり、書くことに集中できそうです。
音の力は偉大です。
こういうことが、ほかにもあるかもしれません。
ひとつのアイデアに刺激を受けて、ほかにも転用できないかな、と考えています。
↓「Write More」の資料はこちら。
▼勉強したくなる机「 Write More 」
(さかわ発明ラボ) -
「通級」の縛りが増えてきたことへの懸念
LD学会の会員として10年以上学ばせていただいています。
最近全国的に通級指導教室の担当者が増えてきて、通級指導を受ける子どもたちも激増しているようです。
そんななか、「通級とはかくあるべき」という「指導」が担当者や学校に入ることも増えているのだとか。
ただ、その「指導」が行き過ぎているのでは、という懸念を持っています。
LD学会の論文集や機関誌で、上野一彦先生がそのことにふれられていました。
僕も同じことを思っていたので、「我が意を得たり」と思いました。
具体的には、次のようなことです。
(1)「通級」では「学習指導をしてはいけない」という行き過ぎた指導
(2)「通級」は「1~2年で終了する」という期間限定
(1)については通級の手引き等でも、「自立活動がメインであるから学習指導がメインになってはいけない」ということが書かれていて、それはそうなのですが、「学習指導を全くしてはいけない」とは書かれていません。LD通級開始当初から、教科の学習補充等は、それがメインでなければ、しても構わないという位置づけだったはずです。
僕もこのブログで再三書いていますが、通級指導を受けるお子さんは通常学級の集団授業を普段は受けており、通級はその集団での普段の授業につながる成果を期待されています。ゆえに、普段の学習を全く取り上げなければ、その連携が図れません。
「塾」のようになるのはもちろんダメです。
しかし、かといって、「国語」や「算数」で困っている子が通級に行って「国語」や「算数」に直接関係ない「○○トレーニング」ばかりしているようでは、普段の困り感の改善になかなかつながらないのでは、と思います。通級でしっかりと本人に合った学び方をみつけて、「あなたにはこのやり方が合っているから、これで学習するとよさそうだね」といった方略を身につければ、普段の学習につながるというものです。
「普段の学習」というものは、決して軽視していいものではありません。
上野一彦先生は『LD/ADHD&ASD』2023年10月号でこう書かれていました。
・「自立活動」を強調するあまり、「教科の補充指導ではない」ということが誤解されてはいないでしょうか。
個の学び方に合った学習指導さえ軽視する空気が一部にあります。LDだけではなく発達障害系の子どもたちは、独自の学び方ゆえの困難さを抱えていることも多く、基本的な学習のキャッチアップは何よりも大切です。
(p17より)
僕はこれを読んで、「全くその通りである」と思いました。
(2)の縛りについても上野先生は続けて書いておられますが、そちらは引用なしで、僕の考えだけ書いておきます。
この雑誌はどなたでも購入できますので、興味のある方はぜひ買ってみてください。
特に通級担当者にはお勧めの雑誌です。

『LD ADHD&ASD』2023年10月号
(明治図書出版、990円)
通級指導対象児童生徒の激増に伴い、担当者が足りなくなっています。
国は「子ども13人に1人の通級担当者を配置する」と言っていますが、担当一人で20人くらいみているケースがざらにあります。
だから「通級は1年で原則終了」とか「2年まで」といったルールを新しくつくられている自治体があるようです。
でも、子ども自身の通級指導の必要性を無視して年限を決めるのは、「子どもを中心とした指導」になっていないと思います。
必要がなければ終了すればいいし、必要があれば延長すればいい。
必要があるのに終了してしまって、その子が在籍学級で困ることが格段に増えるようでは、なんのための通級か、と思います。
一方で、在籍学級でその子に合った指導や支援が受けられるようになって、通級しなくてもよい状態に周りが変わっていったということであれば、その子自身は変わっていなくても、通級の終了ということはもちろんあり得ます。通級指導の必要性は、その子だけをみて決めるものではなく、周りの環境との相互作用で決まるものです。
仮に通級を1年間限定で行うならば、通級終了後の在籍学級(通常の学級の教室)で通級でされていたような指導や支援を保障していかなければなりません。
それは最もめざすべきところなので、そうなっているなら、別に反対はしません。
でも、それが非常に難しいのではないか、ということも感じています。
僕自身が勤務している自治体では(1)や(2)の縛りはないので、あまり書くと無責任になりますから、もうやめておきます。
実際のところはどうなのか、気になっているので、ご存じの方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。

▼コントロールが苦手な子の、リコーダーの指導 ~イメージを大切に~
(2021/06/03の日記)
▼特別支援学級や通級に入るために、診断書は必要???
(2019/08/23の日記)
▼「通級で期待される効果」 ~通級指導教室のマンガ『みんなが輝くために』2
(2021/02/04の日記) -
教材に子どもを合わせるのではなく、子どもに教材を合わせる
地元の小学校では、音楽会練習の真っ最中です。
ある先生から、「合奏」のことで相談を受けました。
一言で言うと、「難しくて、演奏できない」というお悩み。
曲は、かの有名な「マツケンサンバ」です。
僕は、「あの曲のサビは、難しいこと、ないでしょう?」と言いました。
サビはわりと演奏しやすいのです。
ただ、話を聞くと、サビに行くまでの、速いフレーズで演奏できずに困っているのだとか。
音楽の話なので、実際のフレーズを聴いて、たしかめてみましょう。
↓冒頭9秒後から始まるフレーズが、演奏できないところです。
タンタラタラララッタンタタンタン。
僕は、「確かに、16分音符が混ざる速いフレーズは、難しいねえ」と言いました。
そして、「だったら、8分音符に変えてしまえばいい」と言いました。
「タンタラタラララッタンタタンタン」は、
「タンタンタンタンタンタンタンタン」にしてしまえば、
ずいぶん演奏しやすくなります。
「だったら、〇〇してしまえばいい」という発想、大事です。
子どもに合わせて、変えていいんです。
これは、音楽会の曲に限ったことではありません。
教材に子どもを合わせるのではなく、
子どもに教材を合わせるのです。
学校の授業で扱う教材が目の前の子どもにとって難しかったとき、
教師はそれを目の前の子どもに合った形に変更・調整して与えることができます。
これは、国語でも、算数でも、社会でも、理科でも、同じです。
教材をそのまま与えるだけなら、ネット上の授業動画を見せているのと同じです。
教師が目の前にいる意味は、目の前の子どもに臨機応変に合わせられるところにあります。
目の前の子どもに合わせて、教材をアレンジしよう!
勤務校の5年生の音楽会の曲の楽譜は、昨日練習を見に行ったら、さっそく楽譜の一部が子どもの実態に合わせて変更されていました。
それで、いいのだ♪(^^)/

▼「虹の彼方に」リコーダー奏に簡単パートを追加♪
(2023/10/21の日記)
▼漢字を非常に苦手にしている子のクラスでの漢字の授業実践
(2023/10/24の日記)
▼1人1台タブレットでできる「わりざんの筆算」の基礎トレーニング
(2023/09/20の日記) -
中1がSDGsの学習の一環で「アップサイクル」について劇発表
昨日はうちの子の中学校の文化祭がありました。
ステージ上では総合的な学習の時間で学んだことを生徒たちがパワーポイントによるプレゼンや劇によって表現していました。
そのなかの、1年生の劇が秀逸でした。
1年生の総合的な学習の時間のテーマは、SDGsです。
劇の冒頭で、ステージ中央に、バッグ。
スポットライトが当たり、バッグがしゃべります。
「誰が何と言おうと、バッグなんです」
これがストーリー上の見事な伏線になっていました。
フィリピン土産でもらったバッグ。
なんと、ストーリーが進む中で、フィリピンのスモーキーマウンテンのゴミから作られたことが分かります。
それが判明し、「ゴミから作られたものを贈るなんて!」と憤慨する生徒。
しかし、フィリピンの貧困問題を知ることで、変わっていきます。
この話を考えた生徒は、すごいなあ。
会場では実際に生徒が「アップサイクル」した商品を販売していました。
アップサイクルとは、捨てるはずのものを加工して新しい役割を与えて生まれ変わらせること。
学校にあった捨てるはずのものが、見事にアップサイクルされていました。
具体的には、体育祭のスローガンの横断幕と、使わなくなった部活のユニフォームが、バッグやクッションに生まれ変わっていました。
アップサイクルという言葉、僕は初めて知りました。
本来は捨てるものだった素材を、商品にする。
こういう発想が、今こそ、求められているのですね。

(AIが「中学校でアップサイクル」とう言葉から生成した画像です。)
(参考サイト)
▼フィリピンのスモーキーマウンテンとは?私たちができる支援と現状
(World Vision)
▼アップサイクルとは?リサイクルとの違いやデメリットを簡単解説!
(Spaceship Earth)

▼SDGsに取り組む小学生社長!
(2023/10/22の日記)
▼『あなたの夢はなんですか? 私の夢は大人になるまで生きることです。』1 ~ゴミの山で一生懸命に生きる子どもたち
(2012/08/15の日記)
▼荒川祐二『半ケツとゴミ拾い』
(2011/09/03の日記)
▼世界の子どもたち ~『トットちゃんとトットちゃんたち』
(2010/07/03の日記)