投稿者: にかとま

  • キャラクターや世界観をしっかりと作り込むことの大事さ ~『80年代オマケシール大百科』

    今日は、自分が子ども時代に夢中になったものについて語ることで、
    今の子どもたちに、エールを送りたいと思います。大笑い
    オリジナルなものを作りたいと思っている子には、きっと役に立つ話だと思います。
    昔から子どもたちが大好きなものといえば、
    マンガ、ゲーム、お菓子。
    今も、昔も、共通ですね。
    僕が子供のころには、「ビックリマンシール」の大ブームがありました。
    とにかくそのキャラクターデザインや、世界観が、素晴らしかった。
    オマケシールなのに、あまりにも人気が出て、マンガ化され、アニメ化され、ゲーム化もされました。
    30円のビックリマンチョコについていたオマケシールが、日本中の子どもたちの人気を集めたのです。
    「ビックリマン」がはやりすぎたので、他社もオマケシールを出し始めました。
    後発のシールにもそれぞれに特色があり、「オマケシール文化」とでも言うべきものが、花開きました。
    ↓その貴重な資料が、この本です。

    『80年代オマケシール大百科』
    (サデスパー堀野、いそっぷ社、2017、税別1600円)

    懐かしのオマケシールのレア情報が、満載!
    「ドキドキ学園」や「ネクロスの要塞」、「ハリマ王の伝説」、「魔空の迷宮」など、当時ビックリマンのほかにも集めていたものが、かなり収録されていました。
    かなりレアなものも収録されていて、「こんなの、あったな^ー!」と、約35年ぶりの邂逅を果たしました。(笑)
    本の巻末には、広井王子氏のインタビューが掲載されていました。
    「ネクロスの要塞」を作っていた裏話は、大変面白かったです。
    おまけであってもキャラクターや世界観をしっかりと作り込むことの大事さが語られていました。
    ファンをつかむには、やはり作りこみが大事なのです。
    これは、他の仕事すべてに通じます。
    広井王子氏のコメントを少し引用します。


    ・僕は、キャラクターや作品が長く生き続ける土台をどう作るかをずっと考えつづけました。
     それはもう基礎作りしかない。
     しっかりと世界観や設定を固めるんです。

    ・例えばキャラクターに装飾を付ける時、
     「ここに龍を付けるということは、こいつは龍が好きなの?」
     とか考えます。
     そこに意味が必要です。
    (広井王子インタビュー記事、p151より)


    実は、ここにおいて、学校の勉強と、子どもたちの好きなものがつながってきます。
    ​ひとつひとつの意味を考える​、というのは、これはつまり、国語の読解でやっていることなのです。
    プロが書く文章は、どんなに短いものでも、どんなに長いものでも、その一つ一つに意味があります。
    一言一句、考えに考えて、その言葉を選んで、そこに配置しているのです。
    どうしても、その言い方で、その場所になければいけない意味があるのです。
    その裏を読み解くことは、自分で何かを創りだすときに、すごく役立ちます。
    学校の勉強をただ漫然とやっているだけの子は、考えません。
    考えずに、なんとなく、カンみたいなもので学習しています。
    そこに意味を求めていないのです。
    自分の好きなことを仕事にしようと思ったら、「ひとつひとつに意味を与える」ことは、身に着けておいたほうがいいスキルです。
    そのためには既成の人気作品の「ひとつひとつの意味を考える」ことが、必要です。
    なんとなく適当に作ったキャラクターに、魅力など生まれません。
    複数のキャラクターを作ったとき、後付けで適当に考えた設定は、簡単に崩壊します。
    世界は、そう簡単に、作れないのです。
    今、「ゲーム」を作りたい子どもが増えています。
    ゲームクリエイターでも、漫画家でも、小説家でも、画家でも、クリエイティブな仕事に就こうと思ったら、大切なのは、「オマケシール」を作ることと、基本は、一緒です。
    キャラクターや世界観をしっかりと作り込むことです。
    今読んでいる文学作品やマンガ作品、ゲームやオマケシール、カードなどの魅力を、何も考えずにただ消費するだけでなく、生産者側に立って、その意味を読み解いてみませんか?
    そしていつか、今あなたが夢中になっているものと同じような作品を、ぜひ、世に出してほしいと思います。大笑い

  • いまさら知った「ウインドウの最大化→元に戻す」のお手軽実現方法

    今日は、Windowsパソコンの、ちょっとしたストレス解消テクニックです。
    子ども向けのパソコンの使い方の本を読んでいると、けっこう知らなかったことが書いてあったりして、勉強になります。
    今日は、「ウインドウの最大化→元に戻す」のお手軽実現方法を知りました。
    僕が今までにやっていたのは、
    ウインドウの右上隅にある □ を押す方法です。
    _ を押すと、最小化です。
            下のタスクバーに、隠れます。
    □ を押すと、最大化です。
            画面全体に表示します。
    これは、知ってますよね?大笑い
    実は、
    なんと!
    タイトルバーをダブルクリックするだけで、最大化とウインドウ化が、交互に実現できるのです!

    知っている人には、「何を今さら・・・」という情報だと思いますが、
    僕は知りませんでした。
    いやあ~勉強になったなあ。
    右上隅にある _ や □ を押すのは、標的がちっちゃいので、ストレスだったのです。
    これからは標的がでかくなったので、確実にストレスが減りそうです。
    よかった、よかった。ウィンク

    Windows標準搭載のボイスレコーダーで音読や楽器演奏を録音しよう

    ​デイジー教科書​をWindowsタブレットでインストールせずに使う方法

    タブレットPCを使いこなそう その1「Windowsキーの便利な使い方」

    Windows標準の「ペイント」で図形をキャラクター化
    WordやExcelには、専用のスクリーンショット挿入機能がある。
    Windowsの画面上の操作を録画する無料ソフト3選!

  • 電子書籍で読もう!(細貝駿『小学校教師を辞めて、世界の学校を回ってみた』)

    ​​​​​1年間かけて世界の教育機関をまわられた小学校の先生の本が電子書籍化されました。
    [細貝駿]の小学校教師を辞めて、世界の学校を回ってみた【電子版】
    『小学校教師を辞めて、世界の学校を回ってみた』【電子版】 Kindle版
    (細貝駿、セルバ出版、2021、1870円)

    スマホで少し見てみましたが、かなり読みやすいと感じました。
    電子書籍のいいところは、読み手が読みやすいフォントや文字サイズを選べることです。
    こちらの本は、もしかしたら電子書籍版のほうが見やすくなっているかもしれません。
    紙の本の場合、当然ですが、挿絵や写真がないページは、文字だらけです。
    普通の本の場合、1ページ当たりの文字の量はわりと多いかもしれませんね。
    読書に慣れていない人にとっては、文字が多いと読む気がしない、という人もおられるでしょう。
    電子書籍の場合、リフロー型電子書籍というタイプなら、1ページ当たりの文字数が、紙の場合よりも少なくなり、一番読みやすい文字量で読んでいけます。
    (文字主体の書籍は、だいたいリフロー型です。)
    1ページに表示できる文字サイズと文字の量が最適化されるので、文字が大量に目に入るのがいやな人には、特におすすめです。
    今回の本は紙の本のほうを一度読んでいたのですが、
    紙の本か電子書籍かで、読む印象がわりと変わるなーと思いました。ウィンク
    ◇以下、参考情報です。


    ​​ リフロー型で制作された電子書籍は、文字の拡大縮小や行間の変更により、最も読みやすい状態で表示することが可能で、読者にとってカスタマイズの自由度が高い方式である。たとえば、スマートフォンなど比較的小さな画面のデバイスであっても、文字を拡大することで読みやすくなる。​​

     (日本電子出版協会、2015.08.21記事「​リフロー型電子書籍​」より)


    上に書いてあることに加えて、電子書籍の場合、アレクサなどのAIが読み上げてくれる、というのも、大きな特徴です。
    僕はたまに、アレクサにkindle本を読み上げさせています。
    (アレクサは、買わなくても、無料のアプリになっています。)
    大量の文字を読むのが苦手な人には、拡大少量表示や、読み上げ機能などが使える電子書籍版をおすすめします!
    今回の本に限らず、今は様々な本が電子書籍に対応していますよ。
    [細貝駿]の小学校教師を辞めて、世界の学校を回ってみた【電子版】
    『小学校教師を辞めて、世界の学校を回ってみた』【電子版】 Kindle版
    (細貝駿、セルバ出版、2021、1870円)
    なお、この本の紙版を読んだときの感想は、8月16日の日記の後半で書いています。
    興味を持たれた方は、ぜひ、ご一読を。↓大笑い
    細貝駿『小学校教師を辞めて、世界の学校を回ってみた』
     (2021/08/16の日記)
    多様な子供たちに接する小学校の先生は、多様な教育について知っておくことが大事だと思います。
    全国の小学校の先生に、読んでいただきたい1冊です。

    55人の世界一周体験を集めた自主製作本『ROUTE55』
     (2021/08/17の日記)
    Kindleの電子書籍読み上げのクオリティをアップ↑
     (2021/01/28の日記)
    音声読み上げソフトがすごい!(「VOICEROID」(ボイスロイド))
    ​ (2020/11/21の日記)
    【Excelプログラミング講座】kindle電子書籍化しました。
    ​ (2019/02/03の日記)

  • Windowsタブレットで、「ペイント3D」を使ってみよう!

    ​​このあいだから、子ども向けのパソコンの使い方の本を読んでいます。

    『6さいからつかえるパソコン
    (たにぐちまこと
    、技術評論社、2021/8、1628円)
    この本は、かなり分かりやすくて、おすすめです!
    「6さいから」と銘打たれていますが、ちょっと難しめの言葉は使わざるをえないため、実際には小学校中学年以上に最適かと思います。
    1人1台端末を使いこなすために、学級文庫として教室においてみてもいいのではないでしょうか。
    僕はこの本をもとに、「ペイント3D」の使い方のサンプルを作ってみました。
    パソコンクラブの子どもたち向けです。
    実は僕は「ペイント」はよく使いますが、2D人間なので、「ペイント3D」は全然使いこなせていなかったのです。
    この本を読んで、やっと使い方がわかりました。ぽっ
    せっかく作ったのでこちらでも公開しますね。


    ★「ペイント3D」を使ってみよう!
    ・「3Dライブラリ」をもとにすると、立体的なキャラクター絵が簡単にできます。
    ・作った絵は、ワード文書や、パワーポイント、「スクラッチ」などのプログラミングの中で使用できます。
    (1)まどのマークのアプリのリストから、
     あいうえお順で「ペイント3D」を見つけて起動しましょう。

     ↓

    (2)上部メニューバーから「3D図形」→「3Dライブラリを開く
      →好きな3D画像を選びましょう。
      (いろいろあります。)
      ※ネット接続が必要です。
     ↓コレ!

    ★「3Dライブラリ」
    動物や乗り物など、いろいろな3D画像が入っています。
    ③上下方向や左右方向に 自由に回転して、
     好きな向きにして表示しよう!

    ④上部メニューバーから「ステッカー
     →3D画像の表面に合うように貼りつきます。

    (↑口のところに持っていくと、口のステッカーが貼りついたところ)
    (5)「Mixed Reality」を押すと・・・
      →3D画像が現実のカメラ画像と合成されます。
       人が動くと、3D画像も動きます!

    いろいろ、やってみよう!

    ★おわりかた
    (6)アプリ左上の「メニュー」から、保存します。
     ・「画像」なら、他のアプリでも使えます。
     ・3Dプロジェクトとして保存すると、「ペイント3D」でもう一度読み込んで、編集しなおせます。


    以上のマニュアルを、PDF形式にもしてみました。
    ブログとは別の場所の、僕のホームページに保存しています。
    ▼​「ペイント3D」を使ってみよう(「にかとま情報局」内)
     ※PDFへの直リンクはできないので、いったん僕のホームページが表示されます。
      該当のリンクはすぐ見つかると思いますので、クリックしてください。
    パワーポイントで作ってPDFにすると、Web上でかなり見やすくて、いい感じです!大笑い
    1人1台端末なので、教師がつくったPDFファイルをTeamsなどで共有しておけば、みんなが自分のタブレットから見れるのがいいですね。

    いまさら知った「ウインドウの最大化→元に戻す」のお手軽実現方法
    Windows標準搭載のボイスレコーダーで音読や楽器演奏を録音しよう

    ​デイジー教科書​をWindowsタブレットでインストールせずに使う方法

    タブレットPCを使いこなそう その1「Windowsキーの便利な使い方」

    Windows標準の「ペイント」で図形をキャラクター化
    WordやExcelには、専用のスクリーンショット挿入機能がある。
    ​​

  • 「広島県の小学5年生の合理的配慮への道!」

    ​秋といえば、研修の季節です。
    オンライン上でも、実際上でも、10月は多くの研修会に参加しています。
    そのどれもが学びに満ちていて、とても刺激的です。

    今日は、特別支援教育に関わる内容で、皆さんにぜひ知ってもらいたいことをシェアさせていただきます。
    広島大学の氏間先生のホームページに、非常に詳しく報告されている内容です。
    ▼​広島県の小学5年生の合理的配慮への道!
     (広島大学氏間研究室「うじらぼ」ブログ、2020/11/28記事)
    合理的配慮を受けている小学生のお子さん自身が、自分に関することを積極的に情報発信されているというのが、素晴らしいです。
    一般的に小学生の時分は、まだ自分の言葉で伝えることが難しかったり、たくさんのことを頭の中で整理することが難しかったりします。
    そのため、当事者の声を直接的に明確に知ることは難しく、多くの場合、大人が「こういうことかな?」と慮ることをしていると思います。
    が、この事例は違います。
    たくさんの情報発信の中に「自分研究」というパワーポイントがあるのですが、自分のことを客観的に分析しておられて、とても小学生とは思えない内容です。
    これだけ詳しく自分の困り感に伝えられる小学生は、ほかにいないのではないか、と思います。
    このお子さんが「自分研究」の最後に書かれていることを引用します。


    なぜこのレポートを書いたかと言うと、
    大人の自閉症の人がこのレポートを書いて提出しても
    あまり大人は理解してくれなさそうだから
    子供である僕がレポートを書いて伝えようと思いました。
    今の日本は、自分の努力や力ではどうにもできない事を
    限界まで頑張らなければいけない。
    その結果、心の病気になり、不登校の子が増える。
    その原因を僕が自分研究して、発表することにより
    世の中の大人に知ってもらって、僕みたいに困っている人を救える
    きっかけになると思って調べました。
    (「自分研究」最終スライドより)


    素晴らしいと思いませんか?びっくり
    このお子さんが書かれたものはほかにもたくさんありますが、特に「苦手な漢字を好きになる実験」は面白かったです。
    漢字を覚えるのが苦手な子どもたちの思いに寄り添うために、ぜひこちらも併せてご覧ください。
    特別支援教育に長く関わってきた者として、​当事者の思いを知り、それをふまえることが最も大切なことである​と感じています。
    合理的配慮についての理解を広げるためにも、ぜひ、こういった当事者からの発信を、多くの方に見ていただきたいです。

    読み書き障害についての福井県の冊子(無料閲覧可)がすごすぎる!2
     (2021/05/22の日記)
    12.12(土)デイジー教科書事例報告会のご案内
     (2020/11/20の日記)
    GIGA スクール以後の、今後の方向性について
     (2020/07/18の日記)
    小学校市販テストの合理的配慮等(正進社のパンフレットより)
     (2019/05/19の日記)
    業者テストの「ルビうち」が標準対応に!
     (2017/06/10の日記)​

トップへ戻る