キングコング西野さんが著書の中で紹介されていた次の本を、図書館で借りて読みました。
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『ファンベースなひとたち ファンと共に歩んだ企業10の成功ストーリー』
(佐藤尚之・津田匡保、日経BP、2020/11、税別1700円)
共感できることがたくさん書いてありました。
↓下のが、僕のメモです。

汚い字なので読みにくくてすみません・・・。
「見ている未来」=「社会的意義」
「論理より感情」=「まず自分の思いを語ることから」
「感情ある人間と向き合う」
「イイトコロを伸ばす」→「類友」
といったことが書いてあります。
(本書の中の言葉だけでなく、それに触発されて思い浮かんだ言葉もミックスされています。)
本書の中では、その人や企業の大事にしている価値を支持している人たちのことを「ファン」と定義。
ほんとうのファンを獲得していくには、自分がほんとうに大事にしていることを、しっかりと発信していかなければなりませんね。
本書では具体的な事業における「ファンベース」の取組をマンガをまじえて紹介してあります。
個人的にすごく惹かれたのが、
「ADDress」です。
月4万でどこでも住める!
テレワークで仕事をしたい人に居場所を提供し、しかも、空き家問題の解決にもなるという素晴らしい取組です。![]()
▼「ADDress」公式サイト
https://address.love/
テレビの「がっちりマンデー!!」でも紹介されたみたいですよ。
▼月4万円で全国住み放題のサービス「ADDress」って?
(2021.1.28 TBS Topics)
P.S.「レタスクラブ」の
「企画は「1行」! 短くピリッと!」
も印象に残りました。![]()
(本書p105)
カテゴリー: 考え方
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佐藤尚之・津田匡保『ファンベースなひとたち』
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「申し訳ないけど、あなたは能力に依存しているだけだよ」

非常に自分にとって衝撃を与えた本があります。
このブログで本を紹介するのは、基本的には全部読み終わってからなのですが・・・
まだ3分の2を読んだだけですが、紹介します。
ただ、本の中の言葉は、今回全く引用しません。
すべて、本から影響を受けて、自分の中で出てきた言葉だけ、書きます。
『テトラポッドに札束を』

『テトラポッドに札束を すべては絶望から始まる』
【※絶版。リンク先は電子書籍】(和佐大輔、幻冬舎、2013(電子書籍は2014)、約1000円)
リンク先の商品説明より
====================内容紹介
12歳、テトラポッドに激突、首から下の運動機能をすべて失う。
17歳、机上のパソコン上で起業、くわえたわりばし一本で年商1億円を達成。
25歳の現在、ネットビジネスのカリスマと呼ばれる。
伝説のブロガー・アフィリエイターの70億分の1の成功法則!====================
上で読んでもらっただけで分かるとおり、
10代で重い障害を負った後、高校生の時にビジネスで成功するという数奇な人生。
そこから発せられるメッセージは、非常に遠慮のないものでした。
だからこそ、グサッと刺さるものがありました。
3日ほどかけて読んだ後、寝ながら自分のことを振り返ってみました。
本気で自分のことを問い直してみました。
ちょうど僕の所属する教育系SNSグループで「哲学対話」へのお誘いが来たこともあって、自分と自分で、「てつがく」をしてみました。
本書の著者の和佐さんに乗り移ったみたいになって(笑)、
自分で自分に対して説教してみました。
「自分をさらけださないで、うわべだけつくろったって、だめ」
「経験値をためれば、社会で必要な仕事はできる。
でも、歯車の1つになるのが嫌で、個性的な仕事がしたいなら、自分をさらけ出して突き抜けないと、社会に必要とされない」
「あなたは器用だから、本気を出さないでも、とりあえずとりつくろって、なんとなくできたように装うことはできる。
でも、それでは人に好かれないし、本当に必要にされない」
「申し訳ないけど、あなたは能力に依存しているだけだよ」
能力があると本気を出さずにできてしまうので、漫然と生きて、充実感のない日常を過ごしてしまうのではないか。
人生で本当に大切なことは、できるか・できないかではなくて、本気で自分をさらけ出すことではないか。
そんなふうに思いました。
自分と向き合って自分と対話するきっかけになりました。
本というのは、ただ情報を吸収するだけではなく、著者の生き方や考え方に影響され、自分が生まれ変わるきっかけともなるものだ、と改めて感じました。
「みんチャレ」でこの本の著者を紹介してくださった「とみー」さんに深く感謝します。

▼”仕事をしに行く”んじゃなくて”知恵を出しに行く” ~『マンガでわかる!トヨタの仕事哲学』
(2016/04/29の日記)
▼幸せになる『マスターの教え』~抵抗も行動も、両方必要!
(2008/01/21の日記)
(※冒頭のアイキャッチ画像はフリー画像サイトイラストACより) -
『眠れなくなるほど面白い哲学の話』
『眠れなくなるほど面白い哲学の話』

『眠れなくなるほど面白い哲学の話 大人の教養書シリーズ』
(中谷彰宏、リベラル社/星雲社、2020、1400円)
====================内容紹介(「BOOK」データベースより)
哲学とは、青春論だ。 正解のないことを、自分に問い続けよう。
2500年分の哲学者の思想をイッキに解説。目次(「BOOK」データベースより)
序章 どうして、哲学が気になるのかな。
/第1章 やっぱり、幸せがいいね。-古代ギリシャ
/第2章 「リーダー」がいれば、困難を乗り越えられる。-宗教
/第3章 「自分が動くこと」で、世界を変えられる。-ルネサンス
/第4章 「学ぶこと」で、人は成長できる。-産業革命
/第5章 「面白がること」が、未来をつくる。-現代
====================生き方に影響を与えるのは、良書です。
本書は、そんな良書の集積を再構成!
生き方を考えるヒントがあふれています。
時系列に哲学者の思想が分かりやすく紹介されています。
中谷彰宏流の現代の身近な例での例え話が添えてあります。
その個性的表現が、光っています。
現代の哲学者に近くなるほど、直接的な学びになりました。
後半は線をひきまくり、ページの端を折りまくり。
前半はもしかすると少々退屈かも?
↓自分に言われているような気がしたのは、たとえば次のところです。
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『眠れなくなるほど面白い哲学の話』

・「いいこと」と「悪いこと」、「正しいこと」と「間違っていること」を気にし過ぎなのです。
(p67)
・「すべてのことを説明してもらわないと心が落ちつかない」というのは、その人の弱さです。
(p101)
・すべての人が愛されています。
それに気づいていないだけです。
愛とは、もらうものではありません。
「こんなにしてもらっている」と、気づくことです。
(p106)
・あらゆる人は、学ぶことで昨日と違う自分になります。
・単に知識をのせていくことではありません。
学ぶ前の自分とまったく別人になれるのです。
(p147)
・ハイデッガーは、「不安が人間のエネルギーだ」と言ったのです。
(p177)
・プレッシャーが、最高の幸福だ。
(p182)
・ロマン・ロランは「人間はどん底で成長する」と定義しました。
・人間は、上り坂で成長するのではなく、どん底で生まれ変わります。
(p186)
・与えられた材料でなんとかつくり上げていくのは、「ブリコラージュ」という考え方です。
これが幸せをつくる上で大切なことです。
(p208)
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実は、中古で買いました。
古本屋には、いい本がいっぱいある。(^^;)

『眠れなくなるほど面白い哲学の話』 (大人の教養書シリーズ)
【中古】
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「本気」 ~鴨頭嘉人『私の働き方改革』
鴨頭さんの「私は自分の仕事が大好き」シリーズ第3巻、『私の働き方改革』を読みました。

【中古】 『私は自分の仕事が大好き(3) 私の働き方改革』
(鴨頭嘉人)
「働き方改革」と言えば、仕事の合理化とか時短といったイメージですが、本書は「考え方」の本。
なぜか「働き方」=「働く時間の捉え方」というイメージが世間には根付いていますが、まっさらな気持ちで改めて考えると、「働き方」=「どう働くのかという、考え方」とみなしたほうが、素直な捉え方だと言えます。
本書には、仕事に本気で向き合う中から生まれてきた、名言・至言がいっぱいです。
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『私の働き方改革』

・仕事の価値は 自己評価がすべてです。
自分の仕事の価値は 他人が決めているんじゃない。
(p34)
本書冒頭の中の言葉ですが、これが本当に重要だと思います。
子どもの勉強についてもまったく同じ。
評価されるためにやっているとしたら、やらされ仕事なわけです。
それは、本来の姿ではありません。
学校でも企業でも、「言われたからやっている」というのが蔓延していますが、それが一番いけません。
本書は、それに真っ向から立ち向かう書なのです。
僕の尊敬する生き方は、坂本龍馬の生き方です。
世の中の人がどう言おうと、自分の信じる道を行く。
ひとに、左右されない。
<チンドン屋 宮田わかなさん の言葉>
・私が売っているのは物ではなく、
空気感、縁起良さ、人を笑顔と元気にすること
(p153)
本書にはたくさんの人のお仕事レポートが掲載されています。
世の中を明るくするチンドン屋のお仕事も、それを誇りに思うわかなさんも、本当に素敵です。
こういう考え方は、チンドン屋ならずとも、すべての職業に通ずるものだと思います。
<高校教師 岩永光弘さん の勤務先の 奥田理事長の言葉>
・先生の言うことを聞かない生徒を、「まず、喜ばせろ!」
(p251)
・「生徒が一生懸命になのに、
何で先生たちが一生懸命になれないのだ!」
(p252)
岩永さんの報告の中にある、奥田理事長の「非常識な改革」の中の言葉。
これを聞いて岩永さんは、大きな衝撃を受けたそうです。
改革の根底には「教育はサービス業だ」という言葉がありました。
徹底した改革の結果、荒れた教育困難校から、
「生徒の”やりたい”をとことん応援する学校」へと変貌を遂げたそうです。
僕は昔、現役の先生から「教育はサービス業じゃないんだ」という声を聞いたことがあります。
ただ、僕の考えは当初から「教育はサービス業」という考えに近かったです。
ただ、サービスとは言っても、子どもが望むものを与えるということではありません。
将来の投資に向けてのサービス業です。
サービスとは、個々のニーズにこたえ、ニーズに合ったものを提供することです。
「特別支援教育」は「スペシャルニーズ・エデュケーション」ですが、通常の教育だって、ニーズにこたえてやっていかないといけないと思っています。
とはいえ、世の中は「教育はサービス業じゃない」と考える人のほうが主流のようです。
このテーマで教育論議をすると、面白くなりそうです。
<高校教師 岩永光弘さん の言葉>
・「本気」
理事長と出会って12年、私はこの「本気」という言葉を何回、何百回、何千回と聞かされたのでしょうか?
・本気という言葉の持つ本当の意味は、絶対に、頭で考えてもわからない
(p254)
・毎日学校に行くときに、本気スイッチが入るのがわかるのです。
すると、何をやっても楽しい。
・本気で働くって楽しいんです。
(p255)
この理事長のすごさが伝わってきました。
学校の先生を変えるだけの熱量をもって、粘り強く「本気」という言葉を言い続けてこられたのですね。
くだんの理事長は2年後に校長になり、本も書かれています。

『ヤンチャ校長、学校を変える』
(奥田 修史、宝島社、2013)
<農家 渡部佳菜子さん の言葉>
・イメージが作り物ならば、
「私が作ったっていい」
「そうだ! 私が作ろう」
(p264)
・よーし!本物のイメージガールになってやる!!
恥ずかしがったり、気後れしている場合じゃないんだ。
だって、未来の福島の農業を作っていくのは、この私なんだから。
(p265)
原発事故による風評被害でマイナスイメージから手に取ってもらえなくなった福島の野菜。
そんな状況を「イメージは作り物なのだから、変えられる!」と前向きにとらえて頑張られた渡部さんの姿に感動します。
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いかがでしたか?
世間一般の「働き方改革」とは違った内容ですが、こういった本も世の中には必要だと思います。
働くことについての、夢や希望をいただきました。
いくつになっても、夢や希望は大事にしたい。

▼「イメージが伝わっているんです。」 ~鴨頭 嘉人『夢を叶える5つの力』
(2021/08/05の日記)
▼鴨頭 嘉人(さんの子どもの、)『自己肯定力』
(2021/07/04の日記) -
「仲間にならずにいられなくなるということ」~上田薫『人が人に教えるとは』
教育界の先人から学ぶところは非常に大きいです。
もうずいぶん前ですが、上田薫先生の著書を読んだときの読書メモを書いておきます。

『人が人に教えるとは 21世紀はあなたに変革を求める』 / 上田 薫 / 医学書院
(古本)
僕がいたく共感した部分だけを、特に抜粋して引用します。
上田薫『人が人に教えるとは』

・画一目標によって子どもを画一化することこそ最悪なのである。
個性を殺すことはその人間のいのちを奪うことにほかならない。
(p139より)
僕は、得意と不得意の差が大きい方です。
また、職業柄、得意と不得意の差が大きい子どもたちを応援しているところが、少なからず、あります。
自分の個性を認めてもらいたい、という思いが、人一倍強いですし、子どもたちの個性についても、同様です。
ですから、上田先生の言葉からは、自分の考え方の後押しをしてもらったような気がして、大変心強く感じました。
教育界で「個性尊重」が叫ばれて久しいですが、今こそ、本当にそれが必要な時代が来ていると思います。
AIができることをみんなができても、あまり意味がないのです。
その人らしさを発揮して生きていく時代です。
一人ひとりが、換えが効かない存在にならなければなりません。
というか、最初から、換えが効かない存在なのですが。
それを教育が規格的な工業製品にしてしまってはならないのです。
・教師が成長するとは、現秩序に忠実な優等生への、教室のまんなかを占領して教師の都合に合わせる子どもたちへの愛着を、はっきり絶つことができるようになるということである。
つまずきがちな隅っこの子を大事にできる、いや愛することができるということである。
・はずれの子どもたちに救いの手を伸ばすというのではなく、教師が彼らに身を寄せていくということなのである。仲間にならずにいられなくなるということなのである。
(p183-184より)
厳しいなかに、愛を感じる言葉です。
だれに向けて授業をするのか?
教師人生の最初の頃は、優等生に向けて授業をしていたような気がします。
しかし、最初の2つの勤務校で、しんどい子に合わせる、ということを教わりました。
「愛することができる」とか「仲間にならずにいられなくなる」というのは、その子どもにしたら、とてもうれしいことではないでしょうか。
教えてやるんだという傲慢な気持ちからは生まれない感情です。
教師は、教えなくてもいいのかもしれません。
ただ、愛すればいいのかも、しれません。
金言の多い本ですが、自分にとってもっとも響いたところだけ、引用させてもらいました。
皆さんにとっても、影響力のある言葉だったのでは、と思います。
僕はよく知らなかったのですが、戦後の教育を牽引した先生のお一人だそうです。
そういった先生方の言葉は、生き方がにじみ出ているような迫力がこもっていることが多いです。
現代の流行りの教育書だけではなく、たまにはこういった先人の教育書も読んでおきたいものです。

▼『学力‐子どもからはじまる教育』~教育の原点から教育の方向性を問い直す
(2009/01/15の日記)
▼東井義雄先生
(2018/08/09の日記)