昔から古本屋が、大好きです。
いろんな本が、とんでもなく安く買える可能性がある、ワンダーランドです。
最近では安売りの傾向が進んで、わりと新しい本でも100円で売られていることがあります。
冬休みは読書週間でもあるので、この前、いい本がないか、宝探しに行ってきました。
発掘しました!
『リボーンの棋士』
![]()
『リボーンの棋士』(1) (ビッグ コミックス)
(鍋 倉夫、小学館、2018)
※リンク先で、試し読みできます。
なんと、100円でした。![]()
将棋は大好きなので、将棋マンガは、けっこうチェックしています。
この『リボーンの棋士』も将棋マンガですが、タイトルがしゃれています。
手塚治虫の往年の名作をもじっていますが、「リボーン」という語に惹かれました。
「リボーン」には、「生まれ変わる」、「生き直す」という意味があります。
年齢制限のため、プロ目前でプロになれず、一度は将棋を捨てた主人公が、再び立ち上がり、将棋のプロを目指すという話です。
こういうストーリー、いいですね。
ゼロからの、再スタート。
でも、実際は、がんばっていたときの蓄積がまだ残っているので、決してゼロからではないのです。
自分で自分をあきらめていただけ。
やってみれば、意外と復活はカンタンだったりして・・・。
1巻がよかったので、続きも買ってきました。
ストーリーを楽しみながら、自分に重ねながら、読んでいきたいと思います。
こういう本から、「自分の生き方」を改めて考えてみるのも、いいかも!?
あの頃やっていたことをもう一度始めてみる勇気をもらえるかもしれませんよ。![]()
2022年は、個人的に、「あの頃やっていたことをもう一度」の乱れ打ちをする予定です。
僕が昔やっていたことに興味がある方は、ぜひ、お付き合いください。
月: 2024年6月
-
もう一度生き直す、という生き方 ~『リボーンの棋士』
-
タブレット用Scratch学習ゲームの試作品が完成しました。
3日前のブログでも書きましたが、有志の先生方と、Scratchで学習ゲームを作ろうとしています。
すでに、いろいろな先生方が、プログラムや、使用する素材を作成してくださっています。
プログラムの方は、Scratchのことがよく分かっていなかったこともあり、最終形に仕上げるのはなかなか大変・・・。(プログラムのどこが悪くてうまくいかないのかが分からないケースがちらほら出てきました。)
とはいえ、いったん僕が作っていたバージョンが、それ単体でも遊べるくらいに完成したので、ひとまずお知らせします。

【Scratch】(タブレット対応)計算おばけゲーム
https://scratch.mit.edu/projects/621036048
クリック(画面タップ)だけでできるので、スマホでもタブレットでも、動くはずです。
<操作説明>
・クリックでジャンプ
(タッチパネルをタップでも、できます!)
・せいかいおばけにタッチすると、とくてんアップ
・まちがいおばけに2回ぶつかると、ゲームオーバー
<問題編集機能>※リミックス時に、使用可能
・右上の「まちがい」と「せいかい」に問題のリストが隠れています。
右下隅をドラッグすることで広げることができ、問題を編集できます。
「+」マークを押すと、問題を追加できます。
今後は、スーパーマリオのようなステージなど、いろいろなステージで計算ゲームが遊べるようになることを計画しています。
今後の動きにも、ぜひ、ご期待ください!

▼Scratchでの学習ゲーム開発の企画書ができました。
(2021/12/27の日記)
▼「スクラッチ」でプログラミング!
(2021/10/24の日記)
▼野球好きな子が学習用語をいつのまにか覚えるかもしれないゲーム「脳内野球」
(2021/01/23の日記) -
Scratchでゲームを作る教習本!アソビズム『Scratchプログラミングドリル』
大晦日です。
Scratchでゲームを作る教習本を実際にプログラムしながら、最後まで読み終わりました。

『ゲームを改造しながら学ぶ Scratchプログラミングドリル
プロのゲームクリエイターが伝授! 考えて遊んで面白くするゲーム作りの思考法』
(アソビズム、誠文堂新光社、2020/7、2970円)
※リンク先「立ち読み」ボタンから試し読みできます!
この本を買おうとしていたときの日記は、10月24日の次の記事で書きました。
▼「スクラッチ」でプログラミング!
あれから、2ヶ月ちょっと。
2ヶ月かけて、ようやく読み終わりました。
プログラミングの難易度としては子ども向けでやさしめなのですが、時間を見つけて進めていくのはちょっと難しかったです。
結論としては、Scratchでゲームを作りたい人になら、子どもだけでなく、大人にもおススメできる良書でした。
本を買わなくても、本書に記載されているプログラミングドリルは、公式サイトからチャレンジすることができます。
▼(スクラッチ)プログラミングドリル – 未来工作ゼミ
https://scratch.futurecraft.jp/
アクションゲームから3Dレースゲーム、シューティングゲームにRPGまで。
「Scratchでこんなこともできるんだ!」とワクワクする内容でした。
差し替え用の素材も公開されており、「改造」して自作ゲームに昇華させていくことも奨励されています。
Scratchは無料でできるビジュアルプログラミングの最大手で、とっつきやすく、他の人にもプレイしてもらいやすいのが、大きな利点です。
「リミックス」機能により、他の人が作ったプログラムにさらに手を加えて「改造」していくことにも向いているため、他の人のアイデアを受け継いでプラスアルファする作り方にも向いています。
Scratchのことはよく分かっていなかったのですが、本書を読んで実際に書かれてあるとおりにやったり、ネットで調べたり、チームで他の人と学習ゲームづくりに取り組んだりして、わりと分かってきたので、よかったです。
具体的には、次のようなことが、特に勉強になりました。
・データを利用して自分で作ったゲームを、Web上やSNSで無償で公開することは、OK
(p24)
・「旗が押されたとき」「ずっと」は 必ずと言っていいほど使う組み合わせ
→ このブロックの組み合わせからプログラミングを始める!
(p79)
・矢やビームが飛んでいくときは、「クローンを作る」
(p81)
・「○○を送る」→「○○を受け取ったとき」で処理を受け渡しする。
(p137)
・「○○を送って待つ」:メッセージを受け取った側の処理が終わるまで、先に進まずに待つ。
(p179)
・入力操作を調べる処理など、同時に行いたい処理がある場合は「旗が押されたとき」を分けて作る。
(p201)
Scratch上のプログラミングのやり方は、ネットで調べれば出ているのでしょうが、本に沿って順を追って学べたのはとても助かりました。

昨日僕が作った学習ゲームの試作品にも、こちらのプログラミングドリルの要素を反映させたところ、一気にクオリティが高いものになりました。
(タブレット対応)計算おばけゲームVer.3
https://scratch.mit.edu/projects/622417760/
※スコアとハイスコアの素材をアソビズムさんのプログラムからいただいています。
なお、この学習ゲームは現在も進化を続けています。
さらにパワーアップしたバージョンもそのうち公開します。お楽しみに!

▼「スクラッチ」でプログラミング!
(2021/10/24の日記)
▼タブレット用Scratch学習ゲームの試作品が完成しました。
(2021/12/30の日記) -
2022年 あけましておめでとうございます。
2022年になりました。
今年もよろしくお願いします。

昨年使った写真を今年にも流用。
フクロウの目は何を見つめているのか?
今年は運気に乗って飛躍しそうな予感がしています。
昨年末から本格的に着手していたScratchの学習ゲームは思ったよりもよいものができそうで、こうなったら世間にドカンと広めていきたいと思っています。
Scratchの学習ゲームの次は、将棋の新企画「軍師将棋」の具現化をやっていきます。
これは既存の将棋に「軍師」の駒を導入することで、天才軍師の神算鬼謀を実現するという画期的な新案で、企画としては10年前から固まっているのですが、そろそろ日の目を見させてあげたいところです。
オンラインが追い風になりそうです。
「やりたいこと」はおかげさまでわりと叶っていっている状況ですので、幸運に感謝しつつ、さらに運気に乗って、いけるところまでいってみたいと思います。
ゲーム×ICT×特別支援教育の3つのかけ算で前人未踏の高みを目指したいと思っています。
コラボレーションもどんどん進めていきたい。
何をするにしても、1人では限界があります。応援いただければ、幸いです。

-
中村健一『策略 ブラック学級づくり 子どもの心を奪う!クラス担任術』その1
勤務校では長期休業中、オススメの本を持ち寄って貸し合っています。
「現場の先生」のニーズを一番分かっているのは、「現場の先生」。
「これは他の先生方の役に立つだろう」と思って持ってこられる本は、本当に役に立つ本が多いです。
僕がお借りしたのは、中村健一先生著の、次の本です。

『策略ーブラック学級づくり 子どもの心を奪う!クラス担任術』
(中村健一、明治図書出版、2015、1870円)
非常に中身が具体的で、理想よりも「現実」に即応した本でした。
僕も一応小学校教員を20年やっていますので、「現実」は理想通りに行かないということも、よく分かっています。
とにかく学級崩壊を起こさせないように、策略を持って学級経営にあたることを説くこの本は、「現場で役立つ」最たる本だと思います。
歯に衣着せない、ホンネの名言が、多数。
僕が思い描く「理想」の教育とは真逆のことを説かれていることも多いですが、
現場の大変さ・苦労を思うと、それもまた必要だと思わざるを得ません。
絵に描いた餅を負うよりも、現実における安心・安定が、まずは必要です。
学級経営に苦労されている先生は、ぜひ読まれることをオススメします。
中村健一『策略 ブラック学級づくり 子どもの心を奪う!クラス担任術』
その1
(今回は第1章「集団統率術」まで。)
・熱意だけで クラスはまわせない!
・そのクラスでは4月、いかにも楽しげにミニゲームが数多く行われる。
なぜか?
―子どもたちにゲームを通じて
ルールと教師に従うことを教えるためだ!
(カバー裏より)

のっけから、ゲームの思わぬ効用が書かれています。
これ、すごく重要な指摘だと思うんです。
ゲームというのは、野球でもサッカーでも、ルールを守らないと楽しくありません。
ゲームを通じて、ルールを教える。
これは、教える方にとっても、教わる方にとっても、楽しいやり方です。
スポーツ好きな担任の先生なら、スポーツを通じて学級を作るのもいいですね。
僕が「学習」と「ゲーム」の掛け合わせにこだわるのも、
こういったWin-Winの関係が背後に隠れているからです。
・私は常に「策略」を巡らせて教育を行っている。
「感情」の入る余地はない。
(p3より)
・思いつきのその場しのぎの教育が通用する訳がない。
(p19より)

1人で進める仕事なら自分のペースでできますが、人間相手の仕事ですので、感情的になってしまいそうなときが、多々あります。ただ、感情的になってプラスになることより、マイナスになることの方が多いです。冷静に策略として感情的になるならまだしも・・・。
昨日のブログで将棋ゲームの新企画の具現化を考えていることを書きましたが、将棋をするようなアタマで仕事に向かうのは、非常に重要な考え方です。
将棋では感情的になったら、負けます。
何も考えずに突っ込んでいっても、負けます。
先を読むことが、重要です。
教育もまた同じ。
「教育で大切なことはみんな将棋から学んだ」という本でも書こうかと思うぐらいです。
中村健一先生のこの本は、表紙にでっかく「策略」というハンコがポンと押してあるデザインなのが、すごくいいです。
策略を持って当たるのは、「負けない」ために、特に重要です。
・「上條理論」を使えば、教師自身が面白いことをする必要はない。
私のような真面目な普通の教師でも教室に笑いが起こせる。
(p47より)

上條先生の本は一時期、愛読していました。
上條先生の「フリ」→「オチ」→「フォロー」の理論は、かなり面白い理論です。
子どもを主役にし、教師は脇役に徹するという教育哲学とも相性がいいです。
ファシリテーションの考え方とも、近いと思います。
・厳しさを先にする。この順番を間違ってはいけない。
(p51より)

僕はよく順番を間違えるので、気をつけたいと思います。
・発達障害をもつ子は絶対に怒鳴らない。
発達障害をもつ子が問題行動を起こしても上手に「流す」。
周りの子も、そして、本人も 何となくできているようなイメージしにしてしまうのだ。
(p55より)
・女子もみんなの前で怒鳴ってはダメだ。
女子はレディとして接する。
その子の好きな男子が教室にいるかも知れない。
恥をかかせたら、その子は教師に背を向けるに決まっている。
・いわゆる「やんちゃ君」も、相手にしない方がいい。
彼らは、怒鳴るとスネて、反抗的になる恐れがある。
・叱るべきは、「やんちゃ君」の周りの子たちである。
「やんちゃ君・予備軍」と呼んでもいい。
(p56より)

厳しくすると言っても、発達障害をもつ子も、女子も、やんちゃ君も、怒鳴らない、ということを書かれています。僕は、これは非常に実践的な内容だ、と感動しました。
策略をもって叱るという哲学ともつながってきます。
教室の将来像を見据えて、その将来像に近づけるために、叱る。
そうすると、「Aということをした子は平等に同じように叱る」ということにはならないのです。
それでいいのです。
・褒めるために叱る
ということを意識すると、指導が非常に楽しくなる。
また、叱ることにも余裕が出る。
(p63より)

教室の将来像を見据えるということと共通する部分です。
マイナス転じてプラスとなす。
そのために叱るのです。
逆を言えば、プラスになる見通しがないのに叱っても、マイナスの上塗りをするだけで、理想的な将来像からどんどん遠のいてしまいます。
叱るときは、「この次はこの子を褒められる」とニヤニヤしながら叱るといいですね。
第2章以降の僕が大事だと思ったところは、また次回のブログでご紹介します。
ちなみに第2章のタイトルは、「個別対応術」。
神算鬼謀てんこもりです。