月: 2024年6月

  • 参加者がインタラクティブに参加できるワーク(楽しい双方向型授業が実現!)

    ​​​​先日受講した、​海老沢先生のオンライン講座​。
    参加者がインタラクティブに参加できるワークを取り入れられており、とても面白かったです。
    具体的には「Mentimeter」と「Kahoot!」という2つのWebサービスを使いました。
    どちらも無料で使えて、設問に対して誰がどんな答えを出したかを瞬時に集約し、まとめた結果をババーンと一画面に表示することができます。
    参加者として回答するだけならどちらもカンタンです。
    双方向型の授業や研修会をするなら覚えておきたいツールです!
    「Mentimeter」については、さっそく今日実施した自主研修会でも取り入れてみました。
    自分で試してみて初めて分かったことも多いです。
    今日はその2種類のWebサービスについて、皆さんと情報共有したいと思います。


    ​■「Mentimeter」​
    リアルタイムで投票やアンケートを実施&結果をみることができるサービス。
    先生が用意した設問に、生徒が答える→すぐに答えを全員でシェアできます。
    回答者のアクセス先は、こちら↓
      https://www.menti.com/
     (問題作成者にPINを教えてもらって、回答者が打ち込む必要があります。
      PINを打ち込まずに直接回答サイトにリンクをはるやり方もあります。)
    ↓実際に試しにやってみた例です。

    〇 インタラクティブにいろいろ分かる!
    ​〇 同じ回答が集まると、その分、文字サイズが大きくなる!​
    後で紹介するカフートと違って、時間差で回答を送信してもよく、回答した順に次々に回答が追加されていきます。ウィンク
    ・Mentimeterをつくるときは、こちらから↓  
      ​https://www.mentimeter.com/
     実際に作ろうとしてみました。
     説明が英語なので戸惑いましたが、
     初級の英語が理解できれば、なんとなく推測できる範囲でした。
     僕の場合は、Google連携でアカウントを作りました。
     その後、「教育」>「Engagement」を選びました。
     すると、次のような作成イメージが出てきました。

     どんな用途で使うかによって、いろんな表示イメージが選べるようです。
    設問の作り方は、画面の右側に表示されるところに入力して作ります。
     ↓たとえば、こんな風に、入れます。
     
      「Your question」が、回答入力時に上に表示される文です。
      「Entries per participant」は、回答欄の数です。
      「Extras」を「ON」にすると、同じ人が何度でも回答を送信できます。
    ・回答者は、以下のような画面から回答します。
     
     たぶん、選択肢から選ぶような回答形式も選べるはずです。
    ・設問は、リアルタイムで追加もできます。
     →設問も即時に反映されます。
    無料だと、設問スライドは2つまでしか作れないのかな?
    検索したら、使い方を説明しているサイトを見つけました。
    ↓参考リンクとして、貼っておきますね。
    その場の雰囲気を可視化しよう!リアルタイム投票サービス「Mentimeter」の紹介
     (Sia(しあ)さんのブログ、2020/4/1記事)
    ▼Mentimeter
     (大阪大学 岩居弘樹先生のサイト「Zoom+a」内記事)


    ​■「Kahoot!」(カフート)​
    ICT 授業に使える。
    全員が同時に参加できるクイズ型アプリ。

    うちの子が習っている動画制作講座で使っているので、僕は経験済みでした。大笑い
    これも、すごくいいWebサービスです。
    ・アプリを最初に起動すると、2つの質問がでますが、適当に答えていいです。
    ・真ん中の「PINを入力」で提示されたPINを入力します。
     →その後、ニックネームを入れて、参加
     →教師の提示している画面では、参加者のニックネームがどんどん出てきます。
      (回答者の画面ではなく、教師の提示画面です。)
    ・教師は全員入るまで待たないといけません。
     (そこがMentimeterとは、違うところです。)
    ・参加者として画面に表示されていなくても、参加はできます。
    ・参加者はランキングに参加できます。
    ○終わった後で間違えた問題だけに再挑戦できます。
     →すると、正解数の記録が上がっていきます。
    ・問題を作るのは、Webで作るより、iPadのアプリのほうが簡単です。​​​​
      
     ▼​iOSアプリ「Kahoot! – クイズを作成 & プレイ」
    あなたも、ぜひ、やってみてください!大笑い

  • 子ども向けのYouTube動画視聴設定を徹底解説!「制限付きモード」など


    ※本記事では基本的に、iPadでのYouTube動画の視聴設定について解説しています。

    うちの子が休みになるとずっとYouTubeばかり見ています。号泣
    まあ、休みの日でなくても家に帰ってきたら、ずっと見ていますが・・・。
    すこし前に息子を習わせている動画制作講座の会社から、
    YouTube動画の「​制限付きモード​」について教えてもらいました。
    これが、とっても簡単に設定できるんです。
    簡単、ポンです。大笑い
    YouTubeアプリを表示した状態で、右上のアイコンをタップ
    「設定」
    →「制限付きモード」をON
    これだけです。
    もしかすると、これだけでは不十分かもしれませんが、
    YouTube上には不適切な動画やコメントが見られるので、
    せめてこれぐらいはしておきたいと思いました。
    この設定をすると、それ以降、子どもが見ているYouTubeでは
    「制限付きモードにより、コメントは非表示になっています」と出て、
    コメントは表示されなくなっていました。
    子どもが見たいヒカキンの動画とかは、ふつうに見られるようです。
    今のところ子どもは全く不満に思っていないので、続けてみます。
    設定の時に「ダークモード」というのもあったので、
    ついでに ON にしておきました。
    画面が明るすぎると、目が悪くなるので・・・。

    ついでに、「次の動画を自動再生」というのを、OFF にしました。
    動画を次々見るのを防止するために、少しでも役に立つかもしれません。(^^;)​​​​​

    うちの子の iPad は古いためから、以下の設定はできませんでしたが、
    僕の iPhone では、「視聴時間」という設定項目もありました。
    これがあると、視聴時間の記録が分かるほか、
    「休憩をとるように通知する」
    「おやすみ時間になったら通知する」
    という設定も ON にできます。

    この項目も、もし設定できるようだったら設定しておきたいところです。
    (上の画面写真は僕が使う iPhone の画面なので、設定していません。
     してもいいけど・・・。)
    実は今までは子ども自身のGoogleアカウントでサインインはしていなかったのですが、この機会に、してみました。
    YouTubeアプリ右上のアイコンから、サインインできます。
    すでに親のアカウントで入っている場合は、アカウントを切り替えることになります。
    うちの場合、子どものアカウントはGoogleファミリーリンクで作った、保護者の監督下にあるアカウントです。
    そのため、ここでも保護者が追加の設定を行うことができました。
    ↓こんな画面が出て、何歳向けの動画まで見られるようにするか、選べました。

    さらに、子ども自身のアカウントでサインインした状態だと、
    YouTubeの視聴履歴などのデータも、確認できます。
    子どもがどんな検索ワードを入れて、どんな動画を見ているのか、後でチェックできるわけです。

    禁止にはしたくないが、何をどれくらい見ているのか気になるという場合には、
    以上のような設定は、かなり役に立つのではないでしょうか。
    僕はYouTubeの子ども向け設定はすでにしていた気になっていましたが、
    今回やってみたら、今まで全然設定できていなかったことに気づきました。
    「やった気になっている」というのは、僕の悪いクセです。
    反省しました。しょんぼり
    ちなみにネット上の記事だと、以下のような解説が見られました。
    ご参考まで。
    ▼​YouTube「制限付きモード」とは、その使い方と活用シーン
     (アプリオ編集部、2019-01-11記事)
    ▼​YouTubeを視聴制限する方法 13歳未満の子供に見せる前に必ずやっておきたいこと
     (スーログ様、2016.9.10記事、2021.2.25更新)

    子どものiPadの設定強化! YouTube見過ぎ完全防止へ
     (2020/11/22の日記)
    YouTube視聴時間の保護者による制限の抜け穴 発覚!
     (2020/09/27の日記)
    自作曲をYoutubeで公開♪(「やまなし」と「きらきら星」)
     (2019/01/04の日記)
    【休校期間お役立ち情報】その10 YouTubeでの授業動画の配信について
     (2020/04/29の日記)

  • 『学校アップデート  情報化に対応した整備のための手引き』

    GIGAスクール構想に関する記事を今まで書いてきた中で、2度紹介させていただいた本。
    ​​​『学校アップデート』。

    『学校アップデート  情報化に対応した整備のための手引き』
    (堀田 龍也
    ほか、さくら社、2020、税別1700円)
    発行から1年が経ちましたが、本書の中の情報は未だに古びていません。
    先進的な取組が多く記載されており、しかもその全てが具体的なので、
    「できるところから、少しずつ」
    をめざす多くの学校に、この上ない参考書となっています。
    僕が通級の巡回指導に行っている学校でも、
    「ICT活用の研修に使えるいい本、ないですか?」
    ときかれたら、迷わずこれをオススメしています。
    今回は本書の内容を少し引用し、「ICT活用で学校現場にどんなメリットがあるのか」といったことを再確認していきたいと思います。
    =============================
    『学校アップデート』
    読書メモ ロゴ
    <「学びの個別最適化」の事例>
    ・すべての問題は自動出題
    ・ヒントを表示するボタンなども用意されている
    ・本時の学習内容を早く終えた児童は、アダプティブドリル教材
    ・間違えた問題に合わせて次の問題が出題される

    ​​
    (p21より)​​
    スマイル
    小学校算数での導入事例より、「こんなことができる」という例を抜粋しました。
      具体的な教材名とかは伏せておきますので、本書を直接ご覧ください。
      「​個別最適化​」については、僕は大変期待をしています。
      これって、いわゆる特別支援学級では、できているんですよね。
      子ども一人ひとりは、みんな違うんだから、それに合わせた教材が必要なんです。
      でも、通常学級の一斉授業の中では、そういったことが無視されてきた。
      ところがICTを使うと、実現可能なんです。
      やらない手はないです!
      実際、僕は通級教室で同じようなことを、パソコンを使って長年やってきました。
      ヒントを見るか見ないかを子ども自身が主体的に決められる、というのも、けっこういいのです。
      対人だと、教師が勝手にお節介を焼いて、教え過ぎてしまうことがあります。
      対人でしか学べないことはありますが、「関わりすぎ」が子どもの主体性を奪ってしまうこともあるのです。
      なお、ドリルをICT化することにより、教師側は自動採点で結果だけ見られるのでラクができるということもあります。そちらは副次的な効果ですが・・・。
      ↓本書の最後にもドリルのことが書かれていたので、そちらも引用します。


    ・ドリルや宿題を回収し先生が確認する目的の1つは、児童生徒がどこでつまずいているのか把握し、指導上の手立てを検討することです。
    ・デジタルな方法で課題を提出し、学習履歴を蓄積することで、AI等も活用し、指導方略の目処をつかめるようになります。

    ​​(p126より)​​
    ぽっ非常に重要なキーワードがいくつか出てきました。
      そもそも、学習は何のために行うのか?
      その本質を理解して、ICTを使う方がよければ使っていった方がいいんじゃない?と思います。

      今やっていることをICTで代替するのは、その方がメリットがあるから。
      そのメリットを知らずに今まで通りノート提出をさせて、先生たちが家に持ち帰って夜中までノートを見たりテストの採点をしたりしているようでは、前時代的な働き方と言わざるを得ません。
      先生たちよ、自分たちのためにも、子どもたちのためにも、ICTを使っていきましょう!
      

    ​<「朝ノート」の事例>
    ・「元気です。むしにさされた。」などの朝ノートを書いていきます。
    ・みんなに受けそうな画像や自分の好きな画像を貼り付けている児童もいました。
    ・他の人の朝ノートを読むことで、クラスメイトとの距離が縮まります。
    ・教室での 距離を超えたコミュニケーション が可能になります。​

    ​​
    (p24-25より)​​
    小学校の朝の健康観察での日常的な活用から、引用しました。
      この取組は、該当校のオンラインセミナーで事前に聞いていたのですが、
      「これは、いい!」と思いました。
      僕の勤務市だと、小学校は「元気です。」とか言うだけなのですが、
      中学校だと、日直が日誌に書くというのをやっています。
      日誌が担任との交換ノートみたいになって、コミュニケーションツールになっているのです。
      ただ、全員が日記や日誌を書くと、40人学級の担任は読むのに時間がかかってしかたないので、普通は「朝ノート」みたいなことを、全員に書かせて毎日提出させるようなことは、しません。
      それが、ICTだと、瞬時に情報共有ができて、後からでも見られるので、非常に手軽に実現できます。
      画像や(^o^)マーク、スタンプなども入れられるので、いいですね。
      そしてこれが素晴らしいのが、コロナ感染で休校になったり、分散登校になった時にも、同じことができることです。
      「距離を超えたコミュニケーション」は、ICTの大きな利点です。
      この夏休みも、子どもによっては持ち帰ったタブレットにせっせとメッセージを書いて、コミュニケーションをとろうとしていた子がいました。(これは僕の勤務校の話)
      子どもは、話したいのです。
      コロナで対面でのコミュニケーションを制止するなら、せめてICTでのコミュニケーションを、代わりに保障してあげたいところです。
      不登校の子どもたちとつながることにも、使えます。
      障害のある子どもや入院している子どもが同じ場所で学べない場合に、つながりを保つためにも、使えます。
      ICT活用の最大のメリットは、コミュニケーションなのです。
      このブログ自体も、そうですね。(^^)
      読んでもらえると思うから、うれしいし、どんどん発信するようになる。
      自発性や意欲につながるICTの使い方は、とてもいいと思っています。
    =============================
    まだまだ引用したり紹介したりしたい内容はあるのですが、これくらいにしておきます。
    とにかく買って読んでみられることをおすすめします。
    公式サイトは、こちら!

    ▼​「学校アップデート――情報化に対応した整備のための手引き」
     (さくら社公式サイト)

    目次や、付録の表「学校アップデートへのステップ」が見られます。

    GIGAスクール構想の1人1台は何のため?何をする? 低学年向けパワーポイント資料を作成しました。
     (2021/01/10の日記)
    コロナ禍での学びと気づきを共有する ~新刊『オンラインとオフラインで考える特別支援教育』
     (2021/07/01の日記)
    GIGA スクール以後の、今後の方向性について
     (2020/07/18の日記)​​
    【休校期間お役立ち情報】その16 学校で使うMicrosoft Teams(教師間やクラスの子と、つながるツール)
     (2020/08/01の日記)
    ​​​​​

  • 1人1台タブレットで音楽会の曲の予習をしよう!※2023/5/7追記

    2学期には例年、大きな行事がたくさん控えています。
    その中でも特に大きな行事。
    それは、​運動会​音楽会です。
    今は特に、コロナ禍での全校行事の開催ですので、大変気をつかいます。
    本番の開催形態もそうですが、それに向けた練習のあり方も悩みの種です。
    しかし、なかには工夫されて取り組まれている学校もたくさんあります。
    下の教育雑誌を発売日に買って読んでいたのですが、とても役に立つ情報が書いてありました。
    (この雑誌は、いつもいいことが書いてあります。大笑い

    「教育音楽 中学・高校版」2021年 09 月号
    (音楽之友社、2021/8/18発売、2000円、合唱曲ベストセレクションCD付き)
    音楽の先生向けの専門的な教育雑誌ですので、現場の先生が今まさに悩んでいることに対する情報提供がされています。
    本誌の中では、とある中学校の音楽の先生が、合唱曲の譜読みを1人1台タブレットでするということを書かれていました。
    「なるほど!」と思いました。
    ほかにも幾人かの先生が1人1台タブレットの有効活用について書かれていて、そのどれもがうなずけるものでした。
    「おお!コロナ禍での味方として、タブレットは使えるなあ」
    と思った次第です。大笑い
    ちなみに「譜読み」というのは楽譜を見るだけで音が分かる人向けの表現なので、通常の小中学生であれば「音取り」がこれにあたります。
    ​音取り​というのは音の高さを確かめて、どんな旋律を自分が演奏するのか、把握することです。
    音取りは普通、楽譜を見ながら音を確かめます。
    楽譜を見ても音が分からない人は、ピアノとかCDとかで音を聴く必要があります。
    音楽の授業時間内にこれをすると、これだけでかなり時間をとるだけでなく、理解には個人差があるので、授業時間内だけでは自分の演奏する音が分かるようにならない子が、一定数います。
    合唱や合奏で子どもたちがよく知っている曲をする場合を考えてみましょう。
    子どもたちは、主旋律(メロディ)なら、よく分かっています。
    ところが、ハモリのパートや伴奏パートになると、とたんにどんな音で演奏するのか分からなくなることが、非常にありがちです。
    合唱の下のパートとかは、音が分からないので主旋律を歌っちゃったり、音が分からないので黙っちゃったりすることが、「あるある」です。しょんぼり
    1人1台端末で音取りをさせるというのは、つまり合唱の下のパートだけの音源を聴かせたり、鍵盤ハーモニカの演奏でどこをどの指で押さえてどう動かすのかを動画で見させたりすることを想定しています。
    楽譜の読めない子供にとっては、これが自分の手元のタブレットでいつでも確認できるのはすごくありがたいはずです。
    なにしろ分かりにくいところは巻き戻して、そこだけ何回も部分再生をすることができますからね。
    音源の用意は、楽譜を元に教師が音楽ソフトで打ち込んで作成するとか、教師が演奏した録音を使用することが多いでしょうか。
    教師の準備の手間は要りますが、子どもたちにとっての有効性を考えると、これは、非常に有効な手立てだと思います。
    早速僕も音楽会の曲のパートの音取りが各自でできるよう、準備をしてみました。
    小学2年生向けの鍵盤ハーモニカ2重奏「おどるポンポコリン」です。
    (作曲:織田哲郎  編曲:松田昌)

    上の動画は一般公開用バージョンですが、学校の子どもたちに向けては、楽譜を表示させて、「ドレミ」などの階名もつけて、お手本演奏がより分かりやすいように用意しました。
    そちらは限定公開にしているので一般の方は見られません
     2023/5/7 一般用にも公開しました!
     


    演奏の音は、音楽ソフトで僕が打ち込んだものを鳴らしています。
    YouTubeの場合、JASRACと包括的使用契約を結んでおり、JASRAC登録曲の演奏を公開する場合の著作権料は、YouTubeの会社が代わりに払ってくれることになっています。音楽制作ソフトでの「打ち込み音楽」も自ら演奏しているとみなされます。
    市販のCD音源をそのまま使ったりするのは、基本的にNGです。
    (参考サイト)
    ▼​YouTube等の動画投稿サービスでの音楽利用について
     (JASRAC、2020.9.15、2021.3.31更新)
    1人1台端末で児童生徒のみが視聴する場合、「授業での使用」として著作権法第35条の例外規定が適用される場合も、あります。
    以前から、音楽会の曲の模範演奏を事前に子どもたちに聴かせることについては、「おうちでCDを聴いて練習してきてね」といったことをすることはありました。
    僕の場合、特別支援学級の子が音楽会に参加するにあたり、
    「その子が演奏しやすいように、簡単バージョンにパート譜を直す」
    「その演奏を自宅で何度も聴いて覚えられるように、CDにして渡す」
    ということを、よくしていました。
    これについては著作権の取り扱いが気になるところではありますが、以前音楽の教科書の教科書会社に問い合わせをしたところ、基本的には著作権法上の例外規定が適用されるとうかがったことがあります。
    もちろん、著作権者の利益を損ねるような営利目的を含む利用はNGですが、学校で子どもたちのためにおこなうことについては、ある程度許容されているのが実情です。
    ただ、僕も著作権の専門家ではありませんので、微妙な場合は専門的な判断ができるところに問い合わせをされることをおすすめします。
    1人1台タブレット端末での視聴に限っては、不特定多数への公開ではないため、基本的には

    「お手本の演奏を事前に聴いて、予習する」

    「自分たちの録音を仲間内で共有して、セルフチェックする」

    「家での録音を教師に送って、教師にチェックしてもらう」

    といった使い方は、多くの場合、著作権的にはセーフだと思います。
    せっかく1人1台端末が入ったのですから、著作権侵害に配慮しつつ、子どもたちにとって有効な使い方は積極的におこなっていきたいものです。ウィンク
    P.S.
    今回拝読した雑誌の著作権特集によると、既存のYouTubeへのリンクをはることも、基本的にはOKのようです。
    ただ、たくさんあるYouTube動画の中には市販音源をそのままアップしているなど、著作権を侵害しているものも混ざっているので、その点はご注意ください。

    音楽会!
     (2020/11/07の日記)
    『教育音楽 小学版』10月号は、付録付きでおすすめ♪
     (2019/09/18の日記)
    【休校期間お役立ち情報】その10 YouTubeでの授業動画の配信について​​
     (2020/04/29の日記)

  • 鍵盤ハーモニカ奏の「指の動きの見本動画」を作りました♪


    ​お盆近辺は時間的余裕があってブログを毎日更新できていました。
    それも終わり、5日ぶりの更新です。
    5日空いたので、前回・前々回の話をおさらいしておきましょう。
    (前々回)
    1人1台タブレットで音楽会の曲の予習をしよう!
    (前回)
    「お手本」をスロー再生しておぼえよう!
    コロナ禍で制約が強くなってきた中、1人1台タブレットを活用しよう、という話でした。
    ​お手本動画を各自で視聴​」というのが、前回・前々回の要点です。
    詳しくはリンク先の過去記事をお読みください。
    今日は、その続きです。
    あれから、勤務校の低学年のために、音楽会演奏予定曲のお手本動画をいくつか作りました。
    その中で、「鍵盤のどこをおさえるか」をピクチャ・イン・ピクチャで示す、ということもやりました。
    ピクチャ・イン・ピクチャとは、動画の中に動画や写真を埋め込むことです。
    ゲーム実況動画とかで、ゲーム画面の中に□囲みがあって、しゃべっている実況者の顔が出ているものがありますよね? あんな感じです。
    学校の子ども向けの動画をそのままお見せすることはできないのですが、写真だけお見せします。

    ↑※限定公開なので、リンクされていません。写真だけです。
    鍵盤ハーモニカの画像は、フリー画像サイトのものを切り抜いて、1オクターブの範囲だけにして表示させています。
    「動く楽譜」の動画は音楽制作ソフトの画面録画です。
    その際に、画像ソフトで鍵盤ハーモニカの画像が常に上に表示されるようにして、録画しています。
    ただし、通常の画像ソフトであれば、周りにウインドウ枠も表示されてしまいます。
    そこで、作成にあたっては、周囲の枠なしで画像のみを表示させるアプリを使いました。

    Alkett MultiView
     https://report.hot-cafe.net/alkett-multiview-5253
     (↑Report Hot Cafe様のソフト解説記事、2018.05.25
     「ウィンドウ枠の非表示が可能な画像ビューア…編集アプリ不要のクイック加工!」)
    上のフリーソフトを使えば、見事!周囲に何のウインドウ枠も表示されずに、
    その画像のみがポツンとデスクトップ上に表示されます。
    どこでも任意の場所に動かせます。
    おお!これぞ、求めていたものだ!びっくり
    制作者の方、ありがとう!
    画面録画後の作業は今まで同様、ムービーメーカーで行いました。
    ​​鍵盤画像上の は、ムービーメーカーでテキストの を置いて、いちいち移動させました。ちょっと大変でした・・・。
    (WindowsよりもAppleのiPadのほうが、標準で使える動画制作ソフトでピクチャ・イン・ピクチャがやりやすいようです。今回僕がやったやり方は擬似的なピクチャ・イン・ピクチャと言えるもので、本来は動画編集ソフトでやるべき内容です。「ムービーメーカー」では基本的にピクチャ・イン・ピクチャはできないのです。)
    その後、自宅で作業をして、一般公開もできる以下の動画も作成しました。
    今度は、楽譜を表示させない代わりに、●の色を5色に色分けして、どの指で押さえるのかを視覚的に明示しました。​​

    他校の1ねんせいにとっても、もしお役に立つようであれば、ぜひご活用ください!大笑い

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