投稿者: にかとま

  • 「自己紹介は未来を提示する」 ~横川裕之『すごい自己紹介』

    7月から8月にかけて、いくつかの学習会に呼ばれています。
    そこで、自己紹介をどうするか、悩んでいます。
    そういえば、そんなときのために読んでいた本がありました。

    人も仕事もお金も引き寄せる すごい自己紹介』[完全版] [ 横川裕之 ]
    (リンクは「完全版」ですが、僕が読んだのは旧版です。)
    この本には、自己紹介を何のためにするのか、その重要な北極星が、書いてあります。
    自己紹介は、何を語るのか?
    ​​★「自分が関わることによって得られる聞き手の未来」​​
    (旧版p9)
    ★「自己紹介は未来を提示する」
    (旧版p105)
    ★「たったひとつ、これだけは伝えることができたら、悔いはない」というものを決めて伝える
    (旧版p143)
    こういったことが、書いてありました。
    なるほど!
    せっかく話をさせていただく機会をもらったのだから、僕としては「希望」を語りたい、と思っていました。
    本書に書かれてあったのは、まさしく、聞き手の「希望」を重視する考え方です。
    自分が話したいことを話すのではなく、聞き手の未来に資することをめあてに、話をしたいと思います。ぽっ

  • 『耳の聞こえない人、オモロイやん!と思わず言っちゃう本』

    とっても素晴らしい本を読み終えました!
    自分の中でホットなうちに、ご紹介します。大笑い

    『耳の聞こえない人、オモロイやん!と思わず言っちゃう本』
    (手話エンターテイメント発信団oioi、編著:大谷邦郎、 星湖舎、2019、税別1500円)


    内容紹介(「BOOK」データベースより)

    耳の聞こえない人はみんな「電話できない」「音楽を聴かない」「カラオケで歌うなんて無理」「全員手話を使う」…。それって実は思い込み!とっても奥深い「聞こえない人の世界」を一緒にめぐってみましょう!

    (商品リンクのリンク先ページより転載)


    聴覚障害者の本音をインタビューした本。
    この本は、本当に、すべての方にオススメしたい本です。
    知らなかったことを知り、考えさせられることで、本書に出合う前と、出合った後で、きっと何かが変わることでしょう。
    ​​クラウドファンディング​で多数の応援を得てできた本​です。
    この本を出版してくださったことに、感謝です。
    これは、本当に、全ての人に読んでほしい。
    いろんな本音が、赤裸々に、書かれています。
    「まずは、知ることから」
    楽しく、面白く読める本ですが、それだけではありません。
    大切なことが、本当に大切なことが、書いてあります。
    この本には、いっぱい線を引き、いっぱい、ページの端を折りました。
    詳しい本の中身はまた改めてご紹介したいと思います。​ぽっ
    oioiさんの手話パフォーマンスは「とっておきの音楽祭」で体験させていただきました。
    とっても楽しかった!
    楽しいことを入り口に、知ってもらう。
    このコンセプト、僕は好きです!

    楽しくバリアクラッシュ! 手話エンターテイメント発信団oioiさん
     (2023/04/26の日記)

  • 一緒に過ごすから分かる! ~星野ルネ『アフリカ少年が日本で育った結果 ファミリー編』

    以前読んだコミックエッセイがおもしろかったので、続きを買って読みました。
    ​​
    ↓以前買った本のブログ記事は、こちら。
    日本育ちのアフリカ少年のコミックエッセイ! 星野ルネ『アフリカ少年が日本で育った結果』
    上のリンク先記事を読んでいただければ分かるように、
    アフリカ少年が日本で育ち、暮らしてきた実話が、
    読みやすいマンガになっています。
    ↓そして、こちらが、その続編です!大笑い

    まんが アフリカ少年が日本で育った結果 ファミリー編
    (星野ルネ、毎日新聞出版、2019、1100円)
    この本の中に、「インクルーシブ教育」にとっても関連が深いと思えるエピソードが出てきます。
    少し長くなりますが、引用させていただきます。
    p.42「天使が生まれる時」より


    ・小学校に上がった時
     全校生徒が頻繁に僕を見物にやって来た。
     心ない言葉も漏れてきた。
     そんな居心地の悪い状態から守ってくれたのも
     同じ学校の生徒達だった。
     (略)
     僕をかばってくれた守護天使たちの正体は
     保育園で親友になった生徒達だった。
     彼らと保育園で出会った当初は
     彼らも僕を不思議な様子で見ていた。
     よく知らない相手のことを思いやったり優しくするのは難しい。
     直接会って話したり遊んだりして
     初めて同じ人間だと実感できる。


    「インクルーシブ教育」は、障害の有無など、いろいろな違いを包摂して、いろいろな子どもたちが同じ場で共に学ぶ教室をめざしています。
    その対義語は、「エクスクルーシブ」=「排除」になります。
    日本は、同質性社会と言われ、1人だけ違っていることが、排除の対象になりやすいと言われています。
    ただ、人間と人間の相互理解は、幼い頃からずっと一緒にいることで育まれます。
    実は、「インクルーシブ教育」以前に「インクルーシブ保育」というものがあるのです。
    小学校以前の保育園の頃に、どんな子も受け入れて一緒にやっていくという実践のことです。
    こちらのほうが日本では古くから一般的であったかもしれません。
    もうひとつ、本書から特徴的なエピソードを紹介しましょう。
    本書の主人公ルネくんのお母さんについてのエピソードです。
    (本書p68「家族の副音声」)
    アフリカから来たお母さんは、日本語をカタコトでしゃべります。
    ルネくんと、ルネくんの友だちは、そのお母さんの話を一緒に聞いていました。
    しかし、友だちは、後で「半分くらいしかわからんかった」と言います。
    息子であるルネくんは、このことに衝撃を受けます。
    そして、自分が母親の日本語を理解するエキスパートになっていることに気づくのです。
    ルネくんは

    話の理解度は その人と話した時間 共有した時間に比例する!
    ​​​とまとめています。
    「その人と話した時間 共有した時間」の大切さがわかるエピソードです。
    だからこそ、「インクルーシブ教育」では、「普段は別の場所にいる者が部分的に交流する」のではなく、「同じ場で共に過ごすことを基本とする」ことをめざすのです。
    僕が今書いているブログ記事の記事カテゴリは「​共に生き、共に育つ​」ですが、
    意外にも楽しく笑いながら読めるコミックエッセイのなかのエピソードから、
    「共に生き、共に育つ」を考えることができました。
    考えるきっかけは、どこに落ちているかわかりませんね。ぽっ
    最後に、これは「インクルーシブ教育」とは何の関係もないのですが、本書でおまけのように最後に紹介されていた、あるテクニックのことも、書いておきましょう。
    本書はネット上に公開されたマンガがもとになっているのですが、それが人気を呼び、書籍化されたものです。
    人気になった理由はいろいろあると思いますが、著者はネット上で楽しく応援してもらえるように、ある工夫をしていました。
    それが、「ジンクス」をくっつける、というものです。
    例えば、「いいねがつくとたんぽぽの声が聞こえてきます」(p121)というような言葉がネット上のマンガに添えられていたそうです。
    こういう一工夫、いいですね。
    僕は「インクルーシブ教育」を全国に広めたいと思っていますが、そのためにあまりまじめになりすぎるのではなく、こういったユーモアを交えながら、楽しくやっていくことも大切だなあと思いました。
    では。
    このブログ記事に「いいね」をつけると、ひまわりが咲きます。大笑い
    ツイートすると、ツルが飛び立ちます。大笑い

    ▼​『耳の聞こえない人、オモロイやん!と思わず言っちゃう本』
    日本育ちのアフリカ少年のコミックエッセイ! 星野ルネ『アフリカ少年が日本で育った結果』
    5/12(金) オンライン無料「『一緒じゃないとあかんねん』――フルインクルーシブ教育の町大阪府豊中市で生きる」​​​
  • ♪リアルな音で音楽制作体験!音楽教科書会社のWebアプリ「カトカトーン」

    おんがくしてますか?
    イエーー!大笑い
    今日は、音楽の教科書の会社が、とてもすてきなWebアプリを試験公開してくださっているので、それをご紹介します。
    学校の先生向けです。
    その学校が申し込みをすれば、その学校の児童生徒および教職員全員が、使用することができます。
    そのWebアプリというのが、これです。
    教育芸術社の「​カトカトーン​」!

    (画像は公式サイトより)
    ▼​カトカトーン 教育芸術社 公式サイト
     https://www.kyogei.co.jp/katokatone/

    とってもリアルな楽器の音色をタブレットで鳴らせるWebアプリ。
    鳴らすだけでなく、音を並べて作曲活動もできます。
    打楽器音色も豊富で、音楽会の曲をタブレットで合奏とかもできちゃいます。大笑い
    正式リリースは来年度4月からということで、現在は試験公開中のアプリを無料で使わせていただくことができます。
    使ってみると分かるのですが、かなりのハイクオリティ。
    僕は有料の音楽制作ソフトや音源を20年以上使い続けているので、分かります。
    これは、無料のレベルじゃない。(笑)
    そんなハイクオリティなソフトを、今回のように無料で使わせていただけるのは、本当に感動ものでした。
    自分で使うだけでなく、もちろん、子どもたちにも使わせてみました。
    僕は音楽の授業は受け持っていませんが、「パソコンクラブ」というクラブを受け持っています。
    そこの子たちに「パソコンを使ってどんなことをしてみたいか」というアンケートをとったところ、「音楽制作」というのが上位に来ました。
    そこで、このあいだクラブの子どもたちにこのソフトを使わせてみたのです。
    さすが、今の子どもたちはタブレットに慣れています。
    すぐに使いこなせるようになっていきました。
    特に、自主的にプログラミングをして自作のゲームを作っている子は、「あ。そうか。わかった」と言って、仕組みをすぐにつかんで、4パートを駆使した曲を作っていました。
    ううむ。吸収するのが、早い!びっくり
    ここでは「カトカトーン」の細かい使い方は紹介しません。
    ただ、いきなり「カトカトーン」を使わせるとハードルが高いかな、と思ったので、これを使わせる前に「クロームミュージックラボ」を先にさせました。
    順番としては、
    (1)<かんたん音楽制作>てきとうに画面に絵を描くと、それが音楽になる。
       「クロームミュージックラボ Kandinsky」
       https://musiclab.chromeexperiments.com/Kandinsky/
    (2)<かんたん音楽制作>てきとうに音を入力して、メロディをつくる。
       「クロームミュージックラボ Melody Maker」
       https://musiclab.chromeexperiments.com/Melody-Maker/
    (3)読み込みに少し時間がかかります。
       本物そっくりの楽器の音を鳴らすことができます。
      「カトカトーン」
    という順番です。
    これで、子どもたちは操作方法などの必要なことを、自然とつかんでいきました。
    クラブの子どもたちには、以下のような案内画像をつくって、示しました。
    いろいろな保存形式があるので、それがちょっと分かりにくいかな、と思ったからです。

    上の画像にもあるとおり、実はこのソフト、楽譜出力機能までついています。
    こういう機能があると、音楽の先生が、楽譜を楽譜作成用の専用ソフトを使わなくても、これひとつでできちゃいそうです。
    (ただ、学校の音楽の先生用の楽譜作成専用ソフトの中には、階名のドレミを自動で表示されるものもあったりするので、用途によってはもちろん専用ソフトの方がいいかも。
     ちなみにこういうやつです。 →▼​スコアメーカー 学校版 12.1​ )
    ちなみに、「カトカトーン」で試しに楽譜を出力してみると、以下のような感じになりました。

    打楽器の音符の一部分が、4分音符で入れたつもりなのに64分音符(?)になっているところがあり、「あれ?」と思いました。
    今は試用版なので、正式リリースの時には改善されているかもしれません。
    もちろん、無料でお試しをさせてもらっているので、教科書会社にはちゃんと「こんな現象が出ましたよー」とお知らせしましたよ。ぽっ
    上の画像のような「打楽器の音符が64分音符より短い音の音符で出る」という現象は、実は一般の音楽制作ソフトにおまけのようについている楽譜表示機能だと、よくあることです。
    打楽器の音データというのはそれ自体に音の長さのデータを含まないことがあるので、こういうことが起こります。
    まあ、ある程度のことは許容範囲ということで・・・。
    とにかくおすすめのWebアプリです。
    学校の代表者がお試し利用を申し込めばすぐに使えるようになります。
    あなたが音楽の先生じゃなかったとしても、校内で同意をとりつけて、校長の許可のもと、申請してみましょう。
    申請自体はカンタンですし、無料でデメリットもないですから、申し込むだけ申し込んでみるといいですよ。大笑い

    1人1台タブレットで音楽会の曲の予習をしよう!※2023/5/7追記

  • 坂本龍一「TONG POO Tiro Version」

    坂本龍一さんが亡くなられて、明日で3か月経ちます。
    僕の住んでいる市の映画館では、坂本龍一さんを偲んで、「戦場のメリークリスマス」が上映されています。
    この映画は未見ですが、音楽はもちろん何度も聴いています。
    音楽史上に残る名曲だと思います。
    しかも、ピアノの素人でも、ちょっと練習すれば弾けるようになりそうな単旋律の繰り返しで始まるのが、すごい。
    僕は光るキーボードで次に弾くキーを教えてくれるカシオのキーボードで、よく練習したものです。
    坂本龍一さんの曲で一番好きなのは、実は、僕の場合、「戦場のメリークリスマス」ではありません。
    それは、「TONG POO Tiro Version」(トンプーのトリオバージョン)です!
    本当に大好きで、この曲の音源は当初これを知ったときには入手困難だったのですが、手を尽くしてなんとか手に入れた覚えがあります。
    CD化されていなくて、DVDでしか聴けない演奏だったのです。
    その演奏が、なんと、今ならYouTubeで、すぐに聴けます。ぽっ

    この曲のMIDIデータが、YAMAHAの音楽データサイトにあって、これがまたすごくいい出来でした。
    MIDIデータだと、音楽ソフトで読み込むと楽譜が表示できるので、「この曲の楽譜は、こうなっているんだ~」と、勉強になったものです。ウィンク
    そのMIDIデータ、今でも入手可能です。
    音楽ソフトを持っている方は、ぜひ、こちらも聴いてみてください。
    ヤマハのプロの方が打ち込んだだけあって、原曲の再現度が、ハンパないです。
    PCにヤマハのMidRadioプレイヤー(無料)をインストールして、再生してみてください。
    ▼東風(Trio Version) ヤマハミュージックデータ
     ​https://yamahamusicdata.jp/data/4208
    え?ソフトをインストールするのが、面倒くさい?
    この曲は、どんなに面倒くさくても聴く価値あります!
    騙されたと思って、聴いてみてください。大笑い
    ▼MidRadioプレイヤー ダウンロード
     ​https://download.music-eclub.com/

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