投稿者: にかとま

  • 「こぐま会」~幼児教育用だが障害児教育にも使える各種教材

    ミクシイのコミュニティで教えてもらった
    こぐま会」のサイトに行ってみました。
    http://www.kogumakai.co.jp/goods/index.html

    小学校入学前の幼児が、基本的な学習をスモールステップですすめていけるよう工夫された教材が各種用意されています。

    サイトでの説明では、以下のように記載されています。

    ==========================
    (上のアドレスのサイトより、引用)
    こぐま会では、幼児期における基礎教育を「教科前基礎教育」としてとらえ、
    子どもたちの発達段階にみあった内容を
    事物教育を中心とした方法で実践してきました。

     幼児期の認識能力は、知識を教え込むことによって育つものではありません。
    私たちがめざす「論理的思考能力」は
    事物に積極的に働きかけることによって育っていくものです。

     「こぐまオリジナル」知育教材は、
    日常授業の経験をふまえ家庭学習用に工夫したものばかりです。

    子どもたちにもきっと楽しく取り組んでもらえるものと思います。
    ==========================

    この会社のことは今まで知らなかったので、教えてもらえてよかったです。
    (もしかすると、うちの学校にも教材としてうもれているような気はしますが・・・。)

    ただ、サイトでは教材の中身が具体的にわかりにくかったので、実物を手にとって見られる書店に行って見てこようと思います。

    僕の家の近くでは
    ジュンク堂 三宮センタープラザ店

    に、この会社の教材がおいてあるようです。

  • 「こういう人だと思って対してると、そういう人になる」

    ​​​最近、またアドラー心理学の本をよく読んでいます。
    アドラーは、自己啓発の源流と言われているそうで、、、
    自己啓発の有名どころと言えば、『人を動かす』や『7つの習慣』でしょうか。
    僕が大事にしているのは、「成長」なので、自己啓発は大好きで、よく読んでいます。
    アドラーを学んでから自己啓発書をもう一度読むと、同じことが書いてあったりして、「やっぱり重なってるなあ」と思います。
    アドラー心理学は「すべては、対人関係」と言っている、かどうかは本によって少し差がありますが、対人関係を重視していることは間違いありません。
    悩みの多くは対人関係によるもの、というのは疑いないところでしょうか。
    多くの自己啓発書が、「人は変えられない。変えられるのは、自分だけ」と言っています。
    まあ、そうなんですが、そうすると、「教育」とは、「人を変えようとする」ものじゃないのか、と矛盾にぶち当たります。
    上司が部下を育成することも、人を変えようとすることではないのか。
    アドラーは、学校教育や、職場での教育を否定するのか?
    この答えは、アドラー心理学の本よりも、むしろ僕は、斎藤一人さんの本に見いだしました。
    一人さんはこんな風に言っています。
    ========================
    ・人はこうなってほしい、じゃないの。
     こういう人だと思って対してると、そういう人になるの。
     (斎藤一人『変な人の書いた世の中のしくみ』p162より)
    ========================
    これは、アドラー心理学で言うところの、相手に対する「尊敬」、
    「7つの習慣」で言うところの、「信頼」を表しているのではないか、と思います。
    全ての人の中に、その人の理想を見る。
    教育とは、その営みなのかもしれませんね。


    変な人の書いた世の中のしくみ (サンマーク文庫) [ 斎藤一人 ]​​​​

  • 「ゲーム」と「きょういく」3~東大教授とCESA会長の対談内容

    このシリーズ、「2」まで書いたのに
    そのあと、しりきれとんぼでした。(^^;)

    今日は、「」の続きです。

    「ゲーム脳」についての
    教育家庭新聞」2008年1月1日号の記事。

    この新聞は、今年の8月の県教育委員会のICT研修の場で
    置いてあったものです。

    県教委主催の研修会場に、「ゲーム擁護論」ととれる
    新聞が置いてあることに、驚きました。
    時代は、確実に変わっていっていますね。

    以下、その新聞からの転載です。

    東大教授とCESA会長の対談を転載しながら、
    あいだに僕のコメントをさしはさみます。

    ===========================
    教育家庭新聞」2008年1月1日号
    #マーク以下緑色文字は僕のコメントです。)

    CESA(社団法人コンピュータエンターテイメント協会)会長和田洋一氏と
    東京大学大学院情報学環教授馬場章氏の対談 より

    ・「ゲーム」には日本人の隠された本質である
     勤勉さや遊び心、ものづくりに対するこだわりがよく現れている
    。(馬場氏) 

    ・日本が世界の家庭用ゲーム産業の発展を牽引してきた。

     これは、日本人が極めてものづくりに長けていることの証明(和田氏)

    #ものづくりの究極としての「ゲーム」。

     これは僕も思います。

     僕はマンガを描いたりするのにも興味がありましたが、
     自己表現欲求の最終的な出口として選んだのは「ゲーム」でした。

     中学校で「ゲームブック」という本型のゲームを作り、
     高校でPCのプログラミングを利用したゲームを作りました。

     ゲームは「ものづくり」の欲求を具体化する最高の場ではあります。

     映像・音楽・シナリオ・企画など、すべての総体としての総合芸術です。

    ●「ゲーム脳」危惧しているのは日本だけ

     ・学問的に見ても間違った表現。

     ・外国で「Game Brain」と表現すると、
      「ゲームをプレイすることで脳が発達する」という意味だと誤解されるくらい。

     ・大学で教えていると、非常に歴史に詳しい学生に出会う。
      彼らの知識は実は、本ではなく、「ゲーム」で知識を習得していることが多い。
      しかも、かなり正確で深い知識。

      (・3点:馬場氏)

    #「歴史オタク」は歴史シミュレーションゲームによって
      多数生まれましたね。(^^;)

     「三国志」「信長の野望」あたりから、
     中国の歴史、日本の歴史にのめりこんでいく可能性は大変高いです。

     興味はさらなる知識へと連なり、おそるべき規模の「学習」に発展します。
     完全な主体性に基づく超大規模な「学習」が始まります。

     おしむらくは、「受験」などでは幅広い知識が要求されるので
     「受験」対策としては非効率ですが。(^^;)

    ・子どもと保護者のコミュニケーションの中で、
     どんな「ゲーム」とどのように付き合えばいいのか、
     ひとりひとりが考えていくことが理想。

     「ゲームは1日に何時間」と決めるのは、
     それほど意味がない
    。(馬場氏)

    ・「ゲーム」と、もっと前向きに知的につきあっていくスキルを
     身につける必要がある
    。(馬場氏)

    ●各国で進む「ゲーム教育」

     (具体例 略)

     #世界では、大学や研究機関を挙げて、
      ゲームクリエイター養成などにつながる教育が、かなり進んでいるようです。

      日本はその点、遅いですね。(^^;)

    ●「ゲーム」でテクノロジーを”学ぶ”

     ・テクノロジーを学ぶ素材として
      「ゲーム」を学校教育の中に位置づけるべき
    。(和田氏)

     ・学校教育に「ゲーム制作」を取り入れることは、
      重要なキーポイント
    。(馬場氏)

     ・「ゲーム制作」は、絵の得意な子、プログラミングの得意な子、
      シナリオ作りの得意な子、そして全体の工程を管理する子など、
      様々な個性が生かされる、協調学習の場ともなる。

      海外では「ゲーム制作」をとおし、
      さまざまな学校教育の可能性が生まれている
    。(馬場氏)

     ・(日本の)今後の課題として、
      問題解決型の情報教育も考えていきたい
    。(馬場氏)

    #「ゲーム制作」は様々な個性が生かされる、というところ、
      本当にそうです。

      実際にゲーム会社で制作にかかわらせていただいた2年間で
      それは本当に実感するところです。

      学校現場でも、みんなで1つの壮大なゲームを作ったり、
      または演劇を作ったり、といったことが、
      それぞれの個性を生かすという面で、かなり有効な教育活動になるだろう
      と思っています。

      こんなことを偉そうに書いている僕の今後の実践が待たれるところです。(笑)
    ===========================

    今回は、ここまで。

    「ゲーム」と「きょういく」、
    たぶん「4」も書きます。

    いつになるかな?(^^;)

     

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  • 「ゲーム」と「きょういく」2~「ゲーム脳」論争についての私信

    「ゲーム」と「きょういく」について 

    もう8年も前のことですが、小学校教師向けのメールマガジンに
    ゲーム擁護論のようなものを投稿して掲載されたことがあります。 
    いわゆる「ゲーム脳」というキーワードで
    ゲームが悪者にされていたことについての反論です。
    僕の「ゲーム」の教育的効果に関する基本的な考え方が書いてあります。

    以下、2002年10月に、「日刊・小学校教師用ニュースマガジン」に掲載された
    僕の文章を転載します。 
    もともとは、メルマガ編集長あてにお送りした私信です。(^^)

    (なお、転載に当たり、リンクアドレスは最新のものに更新しました。)

    ===============================
    日刊・小学校教師用ニュースマガジン 編集長様
    いつも楽しく読ませていただいております。
    にかとまと申します。
    少し前の号で時間がたっていて申し訳ないのですが、
    981号で森竹先生がゲームのことを扱われていた件について、
    私は2年間のゲーム会社勤務経験がありますので、
    > テレビゲームの会社の見解も聞きたいと思いました。
    という編集長様のお言葉にお答えすべく、メールいたしました。
    おそらく、他にはそんな読者はいないだろうとおもいますので(^^;)
    ゲームに関しては悪者といわれることが
    多うございますが、
    特に最近のゲームジャンルは幅広いものがあり、
    それら全般はTVを使うのは共通しているので
    「目が悪くなる」というのは納得できるにせよ、
    「頭が悪くなる」という、内容悪に関することは
    一概にはいえない
    と思います。
    例えば、将棋・オセロに類するような思考を要するゲーム内容もあります。
    歴史物のシミュレーションなど、事実を模した題材のゲーム内容もあります。
    反射神経を要するゲーム内容もあります。
    そういった具合に、ソフトによって全く変わってきます
    「ゲームは体を使わない」ということですら今は一概に言えない状況です。
    (特殊コントローラにより、TVの前で楽器型コントローラを演奏する、
     ダンスを踊る、ラケットを振る、体操をする、といったゲーム操作が可能です。)
    単純に考えて「ソフト」は無数にあるので、
    そのソフトに応じて使う脳の部分も変わってくる
    と思います。

    ただ、TVゲームの中のある「ソフト」を取り上げて、
    これをしたときの脳の状態がどうこう、ということは言えるでしょう。
    ソフト内容によってはプレイ時間中緊張が持続するものもあり、
    ベータ波を誘発するかもしれません。
    一方で、じゃあ逆のソフト内容はないかと探してみれば、
    クラシック音楽を指揮するゲームなどでは、
    あんがいアルファ波が出ているかもしれません。
    (ちょっと強引すぎますが)
    参考にされていた「ゲーム脳の恐怖」(森昭雄著)ですが、
    ゲームに詳しい人間からすると、
    うそを書いていないにしても
    最初からゲーム脳の悪い面ばかり強調しようとした意図があるようで
    気になります。
    この本のレビューをインターネットで検索しますと
    例えば次のようなものがありました。
    ●ネット書店「アマゾン」のサイトより
    ・最初に仮定ではなく結論ありきですね。自己の用意した結論に都合のよいデ
    ータを組み合わせただけの著書に思えます。
    ・一口に「テレビゲームをする」といっても,ソフトも多様であれば,その遊び方も人によって千差万別であるはずだが,そうした多様性を考慮した実験データがない
    「アマゾン」のレビューは以下のアドレスで見れますので、
    ご参考までにご覧いただければと思います。
    レビューは本を評価するものより批判するものの方が件数は多いようです。
    (ネットをしている人の層にゲーム擁護派が多いという理由はあると思いますが)
    http://www.amazon.co.jp/gp/product/4140880368/ref=cm_rdp_product
    私はTVゲームを完全に擁護するわけではありませんが、
    基本的には、たとえば「TV番組を見る」というような、
    ただぼけっと見ていても成り立つような行為とちがって
    少なくともユーザーが主体的な判断でゲームに関わらなければならない
    という点で、創造力や思考力は育ちうる
    と思います。

    また、選択肢を選びながら小説を読み進めていくゲームのように
    主体的な読書」と呼べるような内容のものは、
    いわゆる読書の効用とされる情意面の発達等は同じく発生するものと考えます。
    私が心配するのは、脳を使う使わないといったことより、
    やはり子供時代は昔ながらの「友だちと外で遊ぶ」というのが
    精神的な成長と肉体的な成長のバランスをとるために
    必要
    だろうということです。
    友だちと外でも遊ぶが、中でもTVゲームをして遊ぶ、
    というのであれば、さほど心配することはない
    のでは
    と思っています。
    ===============================

    あなたは「ゲーム」が子どもに与える影響について、
    どう思われますか?

     

    なお、「ゲーム脳」についての論争の詳細については
    Wikipediaにある程度まとまった情報が載っています。
    ご参考までに覗いてみては、いかがでしょうか。(^^)

    ゲーム – Wikipedia 

     

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  • 「ゲーム」と「きょういく」1

    さて、突然ですが今日から数回にわたって、
    「ゲーム」と「きょういく」
    というテーマで記事を書きます。

    きっかけは、8月18日発売の
    雑誌「プレジデントファミリー」10月号の特集記事に向けて
    先月取材を受けたこと。

    それ以降、それについて考え続けていたからです。

    僕は教員にしては珍しく、ゲーム会社の勤務経験があり、
    このあいだもネット上の「ゲーム企画」コンテストで入賞し、
    1万円をもらいました。(^^)

    「ゲーム」にくわしいことが、小学校教師としてのキャラとして生かせるのならば、
    それを生かして子どもたちにメリットを与えたい、と考えています。

    一昔前は「ゲームは悪者」「ゲームをすると頭が悪くなる」という風潮でしたが、
    今はどうでしょうか。
    今もあまり変わらないかもしれません。
    でも、それは本当でしょうか。

    実は、調べてみると「ゲーム脳について科学的に調べた事例」とかも出てきて
    大変興味深かったです。

    これから何回かにわたって、そういったテーマで書いていきます。

    しばらく、おつきあいください。

     

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