昨日は「高校通級」の研究会で実践発表をしてきました。
高校で通級指導が開始されて、5年になるそうです。
少しずつ広がってきた感があります。
僕は、「通級」は、少なくとも現状の日本では必要だと思っています。
それは、困っている子どもたちを助けるものになると同時に、通常学級の教師のあり方や授業のあり方に影響を与えるものだと思っているからです。
僕の発表は、
「少なくとも兵庫県のLD通級担当者は、『学校生活支援教員』という名前であるのだから、当初より児童生徒の学校生活全体を支援する立場にある。
学級担任への助言や提案も、積極的に行う。
その教室に入っていき、ティームティーチングを行うこともある」
というものでした。
通級指導は児童生徒一人あたり週1時間だけのことが多く、その時間に該当の子どもに個別で指導するだけで状態が改善するといったことはなかなか難しいのが実情です。
だからこそ、その子どもが普段学び生活している通常学級の教室のことを常に念頭に置き、その教室にかかわっていき、担任とともに普段の授業・普段の学校生活の改善を図っていかなければなりません。
そのことは以前雑誌に寄稿した際にも書かせていただきました。
昨日の発表のスライドのうち何枚かは表に出してもいいと思えるので、ここに掲載します。
多様な子どもたちが安心して学び生活できる教室になるよう、通級担当者がどれだけのことができるのか。
通級担当者がどんどん増えていっている現在だからこそ、大事にしていってほしい視点です。










投稿者: にかとま
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通級担当による「支援体制」に関する発表「つながる つうきゅう」
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「かまぼこ先生」になるな! 黒板を子どもたちに開放せよ!
仲島正教(なかじままさのり)先生の研修会で、
「かまぼこ先生」というお話がありました。

(関連記事 ↓
8.1仲島先生の話を受けて書いたブログ記事
その1 子どもたちの目が釘付けになる「マジックブック」
その2 クラスの心を一つにする「拍手を〇回!」)
「かまぼこ先生」というのは、黒板から離れない先生だそうです。
「かまぼこ先生になるな!」というお話でした。
「心の距離は、実際の距離に比例する」ということも、言われていました。
先生が動いて、気になる子のところに行ってやることの大事さを強く感じました。
その翌日、別の学習会で、「黒板を子どもたちに開放する」というお話を聞き、
「同じだ!」
と思いました。
その学習会では、最後にグループワークの結果を各班の代表にホワイトボードに書きに来てもらいました。
まさに「黒板を子どもたちに開放する」というのを模擬授業のように実際に体験したわけです。
学習会の最後にふさわしい、とても楽しい共有・リフレクションができました。
また、そのときに、それまで部屋の前方にばかりいた僕は、受講者の側方や後方に初めて移動しました。
(僕はその学習会では司会の役割だったので、それまでずっと、前にいたのです。)
そうすると、見える景色が、全然違うのです。
教師が教室の前にばかりいると、見える景色が固定されてしまいます。
「学習者」を大事にするのなら、実際に先生が動いて、「学習者の視点」を体験することが重要です。
視点を変えることの重要さにも、気づきました。
先生が前で話すのを子どもたちがただ聞くだけの授業では、面白くありません。
そんな一斉授業の比率は、なるべく少なくしていきたいものです。
子どもたちがライブで書いたものについて、ライブでかかわっていく。
先生が子どもたちと一緒になって、同じ場を共有して、盛り上がる。
このライブ感こそ、「おもしろい授業」「たのしい授業」につながるものだと思います。
予定調和をぶっこわせ!
ライブで子どもたちにかかわろう!
授業は、そのときそのときに、子どもたちと、つくりあげるもの!
夏休み前半の連日の研修会・学習会で、大変元気をいただいております。
ありがとうございます。
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「カナダの学校に学ぶインクルーシブ教育」(8/11オンライン学習会の案内を含む)

昨日の8/6に、「カナダのインクルーシブ教育」に関する学習会がありました。
主催は、「インクルーシブ教育・社会を目指す会」。
「インクルーシブ教育は、世界の潮流」と言われますが、
カナダもインクルーシブ教育が進んでいる国の一つです。
8/6の会では、カナダの実際の教育の様子や、日本とカナダの比較などが、複数の報告者から報告されました。
これが、とってもよかったのです。
特に、最後の参加者とのやり取りの中で、今目の前で起こっていたことをインクルーシブ教育の観点で捉えなおしをしていただき、ご説明いただいたのが、とても印象に残っています。
ご説明いただいたのは、東洋大学人間科学総合研究所客員研究員の一木玲子さん。
カナダのBC州には2015年にインクルーシブ教育の視察に行かれており、その時の報告を他の方との共著として、本にして出版されています。
(絶版なのが、残念!)

ちょっとした豆知識ですが、上の本のような絶版の本を読みたい時、図書館の蔵書を網羅的に検索してくれるWebサービスを使用すると、借りられる図書館が見つかるかもしれません。
▼「カーリル」で上の本を探す
https://calil.jp/book/4864460256
※カーリルは複数の図書館からまとめて蔵書検索ができるサービスです。
上の本の場合、「兵庫教育大学」の図書館にあることが判明しました。
教育大学の図書館だったら、ほかの図書館にもありそうです。
ちなみに買うとプレミアがついて、とんでもない価格になっています。
(定価は税別700円。)
小ぶりの本で、すぐに読めます。それでいて、とてもおもしろい内容です。
ぜひこちらのブログでもそのうち中身を紹介したいと思います。
このブログ記事を読んで、「カナダのインクルーシブ教育」に興味を持たれた方は、今度、8/11にも、別の主催団体による「カナダの学校に学ぶインクルーシブ教育」のオンライン学習会があります。
そちらを申し込まれてみては、いかがでしょうか。
無料の学習会で、その時間帯に都合が悪くても、事後の録画配信もあるようです。
8/6のときにも報告された池野絵美さんが報告されます。
自由に宣伝していいようですので、宣伝します。
以下、主催者団体からのメールの転載です。
題目:カナダの学校に学ぶインクルーシブ教育(オンライン・無料)
特別支援学校の元教員が留学・就労して学んだこと
ー東京大学・インクルーシブ教育定例研究会
日時:8月11日 午前10時から12時
講師:池野絵美
申し込み先:https://select-type.com/ev/?ev=57EEvwwWiU0
今回、ご登壇いただくのは、特別支援学校に6年間勤務した経験を持つ池野絵美さんです。
池野さんは、インクルーシブ教育の実際を体験したいと思い、2020年に特別支援学校を退職し、カナダに渡り、2年近く、インクルーシブ教育の先進地であるブリティッシュコロンビア州に滞在しました。現地で半年間、「教育アシスタント」の養成コースで学んだ後、ノースバンクーバー学区の公立学校で勤務されました。
現地では、インクルーシブ教育をすべての子どもにとっての当然の権利として捉え、誰もが参加できるよう環境を整えたり、子ども同士の関わりをサポートしたりすることに力が入れられており、大変感銘を受けたのだそうです。同時に、1クラスの学級規模やカリキュラムなど、制度に根本的な違いがあるとはいえ、カナダもかつて分離教育だった過去から変わってきたことから、日本でもできることがあると信じ、現在は日本の地域の学校で、特別支援学級の担任として勤務されています。
当日は、池野さんから、カナダの教員養成や学校現場の実際について具体的にお話をしていただくとともに、カナダのインクルーシブ教育への変遷を支えてきた発想の仕方や教育技術について教えていただく予定です。インクルーシブ教育にご関心をお持ちの市民の方、日本にどうやってインクルーシブ教育を広めていけば良いのかと考えていらっしゃる方、さらに、多様なクラスの中でどのように教えていけばいいのかと悩んでいらっしゃる現場の先生などにぜひご参加いただきたい内容となっています。
カメラオフ、マイクオフでご参加いただけます。また、お申し込みの方には、後日、録画を配信しますので、当日ご都合が悪いという方も安心してお申し込みいただけます。
皆様のお申し込みをお待ちしています。また、近くにご関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご紹介いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。
申し込み先:https://select-type.com/ev/?ev=57EEvwwWiU0
東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター
インクルーシブ教育関連のオンライン学習会は、ほんとうに充実しています。
「一気に波が来た!」と感じています。
カナダのように、日本でほんとうの「インクルーシブ教育」が実現されていく日も、近い!?

▼3/26(日) オンライン無料「東京大学・インクルーシブ教育定例研究会」豊中のフルインクルーシブ小学校!
▼7/22の豊中のフルインクルーシブ教育に関する学習会を視聴して
▼2月12日「イタリアのフルインクルーシブ教育」無料オンラインセミナー
▼TBS報道特集「インクルーシブ教育が変えるもの」
▼【紹介】「日本型インクルーシブ教育への挑戦 ― 大阪の「原学級保障」と特別支援教育の間で生じる葛藤とその超克 ―」(ネットで無料で読める論文) -
【合唱音取り用動画公開】「地球星歌」2部合唱アルト(下のパート)強調版
2週間前の「大切なもの」に続き、合唱の下のパートの音取り用動画を作りました。
今度の曲は、「地球星歌」(ちきゅうせいか)です。学校の歌は、「校歌」。国の歌は、「国歌」。
だから、地球というひとつの星の歌は、「星歌」になるのだとか。
素晴らしいタイトルです。
地球という星を旅して回られたミマスさんだからこそ作れたのではないかと思える歌。
富澤裕さんによるピアノ伴奏付の合唱編曲も、とても素敵です。
僕も大好きな歌です。
下のパートって、覚えるのがとっても難しいんですよね。
少しでも、この曲を歌う子どもたちの助けになるようなら、幸いです。
活用法等は、2週間前の「大切なもの」のブログ記事に書きましたので、そちらを参照ください。
記事全文を読まなくても、太字のところだけを読めば、活用法は分かると思います。
この後の記述は、今回の苦労話です。
#別に読まなくてもいいです。
今回の「地球星歌」は、作成にかなり手間取りました。
カワイの「スコアメーカー」で作成しているのですが、最初の楽譜認識で、うまく認識しないところが数か所。
PDFではきちんと音符が分かる状態だったのですが、楽譜認識後に真っ黒になってしまうところがあり、あせりました。
また、もともとの楽譜にパートの省略(部分的な非表示)があり、パートの認識が途中でうまくいかなくなりました。
そこで、MIDIで書きだしたものを別のDAW(音楽編集ソフト)で修正したものを再読み込みさせ、そのMIDI譜からの部分コピーで元楽譜の修正を試みましたが・・・これは、うまくいかず。
「スコアメーカー」の楽譜認識はかなり特殊なようで、後からの修正がDAW感覚ではなかなかうまくいかないのが、分かりました。
結局、「スコアメーカー」が作成した楽譜を、非表示の楽譜もすべて表示させる「マスク解除」というやり方でとりあえず「見える化」し、レイアウトから設定をし直しました。
なんとか完成にこぎつけることができて、ほっとしています。
とりあえず、これで歌のお手本動画は、一区切りです。
別に合奏譜のほうもあるのですが・・・これがまた、修正箇所がてんこもりで、盆休みに何とかなるかどうか、微妙なところです。

▼【合唱音取り用動画公開】「大切なもの」2部合唱アルト(下のパート)強調版
▼【合唱】【動く楽譜】「ここは友だちせいさくじょ」※ハ長調ハモリなし版
▼【運指動画】小2鍵盤ハーモニカ奏「ミッキーマウスマーチ」
▼【練習用動画】小1鍵盤ハーモニカ奏「きらきら星」「~タンギング変奏曲」
▼富澤裕の合唱曲「地球星歌~笑顔のために~」
▼コスモス ~群れあった個々が、別の色~
▼合唱新曲「青の記念日」が素晴らしい ~『教育音楽』小学版10月号 -
【動く楽譜】「明日の空へ」ミマス(歌付き) 公開!
昨日の「地球星歌」に続いて、同じくミマスさんの「明日の空へ」(あしたのそらへ)の音取り用動画を作成しました。
「地球星歌」はソプラノパートとアルトパートが同じ段に書かれているところをわざわざ2パートに分離してアルトパートを独立させて表示させていましたが、今回はそこまでしていません。
タイトルも、アルト強調版ではなく、音取り用の「動く楽譜」(歌付き)としています。
「スコアメーカー」が歌う声はかなりはっきりしているので、十分音取り用として使えると思います。
楽譜認識はある程度うまくいきました。
それでも、歌詞や音符の部分的な手直しは、10~20か所程度必要でした。
やはり、1番と2番で微妙に歌い方が違うところの修正が一番大変でした。
動く楽譜上で「1x」とか「2x」とか出てくるところが、それです。
「1x」は1番のみの音符で、「2x」は2番のみの音符です。
そういう設定に対応しているところが、すごいところではあります。
#「x」は「バツ」じゃない。
少しずつ、手直しのコツをつかんできました。
「スコアメーカー」については、今後も、使い続けていきたいと思います。

▼【合唱音取り用動画公開】「地球星歌」2部合唱アルト(下のパート)強調版
▼【合唱音取り用動画公開】「大切なもの」2部合唱アルト(下のパート)強調版
▼【合唱】【動く楽譜】「ここは友だちせいさくじょ」※ハ長調ハモリなし版
▼【運指動画】小2鍵盤ハーモニカ奏「ミッキーマウスマーチ」
▼【練習用動画】小1鍵盤ハーモニカ奏「きらきら星」「~タンギング変奏曲」
▼富澤裕の合唱曲「地球星歌~笑顔のために~」
▼コスモス ~群れあった個々が、別の色~