カテゴリー: たのしいべんきょう

  • 驚いて後ずさる演出 (^0^)

    先日の1年生の通級指導。
    「すごい!そんなことできるんだ!!」と驚いて後ずさると、非常にウケました。大笑い
    2回やると、
    「また、あとずさっと~」と、鋭いツッコミをいただきました。
    楽しかったです。(笑)

    (個人情報保護のため、ネコの写真に代えています。 提供:写真AC)
    いつもは僕は座ったままで通級指導をしています。
    指導しながら、指導記録にメモを取っているからです。
    ただ、あのときはなぜか逆の位置に立って、子どもが机上で課題をやっているところを、のぞいていたのです。
    そして、素晴らしくよくできることにびっくりして、目を開いて大げさにのけぞって、後ずさったのでした。
    こういう演出、子どももも僕も、非常に楽しいです。
    他の教室でも、使えると思います。
    今日の格言
    座ってないで、アクションしよう大笑い

  • 安住紳一郎さんの授業が「超」面白い

    ネットで偶然見つけた、安住紳一郎さんの授業が「超」面白かったです。
    斎藤孝さんが明治大学に安住紳一郎さんをお呼びして授業をしてもらった時のもののようです。
    太宰治の「走れメロス」を教材とした授業です。

    「話のプロ」がやると、こんな面白い授業ができるのか、と驚愕しました。
    一度観た後、4~5回は再生しました。
    また、折に触れて観たいと思います。
    声に力があります。
    「説明口調」とは全く違います。
    実際は説明をしていても、説明口調ではない。
    リズムと空気を作る、落語家のしゃべりのような、引き込まれる話し方です。
    こういう伝え方ができると、いいですね。大笑い
    斎藤孝さんと安住紳一郎さんは、対談本も出されているようです。
    俄然、こちらにも興味がわいてきました。

    『話すチカラ』
    (齋藤 孝
    ・安住紳一郎、ダイヤモンド社、2020、1540円)

  • ひたすら繰り返す勉強法~『強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話』

    ​​​
    今日は、「​継続は力なり​」という話をしたいと思います。
    一つのことに集中して繰り返す。
    シンプルだけれど、これを続けられる人が、伸びる!
    そういう勉強法を実際に実践された方がいます。
    宝槻泰伸(ほうつき やすのぶ)さんです。
    この方の勉強法は、「事実は小説より面白い」と言える、画期的なものが目白押し。
    詳しくは、下の本に書いてあります。

    強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話』【電子書籍】[ 宝槻泰伸 ]
    (書籍は現在絶版なので、電子書籍にリンク)
    以下は、同書にある、泰伸さんの「オヤジ」による秘伝の勉強法です。
    目的は、兄弟の、京大合格。(笑)大笑い
    自分の子どもたちの勉強を自宅で教えるついでに塾を開いた「オヤジ」さん。
    そのユニークな勉強法の一部が、こちら!↓


    【英語】
    ・素直に信じて狂ったように英文を​音読→暗唱→音読→暗唱​を続けた生徒たちはどんどん学力が伸びていきました。
    【国語】
    ・名文や好きな文章を​ともかく書き写してしまえ​という勉強法
    ・素直に信じてひたすら原稿用紙に文字を埋め尽くす生徒は伸びていきました。
    【数学】
    ・問題集を1つ決めて​同じ問題を何度も繰り返し解きまくれ​
    ・勉強はスポーツと同じで、反復練習がその基本
    (p138-139より)


    学校の場合、これをそのまま実践することは難しいと思いますが、ひとつの参考にはなると思います。
    すなわち、「その教科の本質がどこにあるのか」を見極め、「目的のためにたった1つのシンプルなやり方を徹底するなら、何をすればいいか」を突きつめてあるところです。
    本書のケースは目的が京大合格にあったわけですが、他の目的であっても、基本は同じでしょう。

    模範となるものを、覚えるまで、繰り返し学習する。​

    絵がうまくなりたいなら、模範となる絵をひたすら模写するのが効果的でしょうし、マンガがうまくなりたいならマンガを模写する。
    声優になりたければ、理想の声優のまねを徹底し、歌の上達のためには、理想の歌手を徹底的に真似る。
    お笑い、演劇、講演家・・・あなたがなりたい全てのものに、通じます。
    ただ、引用しておいてアレですが、僕の場合、同じことはできないと感じました。
    なにしろ、無類の新しもの好きなのです。
    あきっぽくて、すぐ他のことに手を出してしまいます。
    同じやり方を続けるなんて、我慢できないのです。しょんぼり
    でも、だからこそ、1つのやり方を続ける、というのを、少しでも取り入れていかないとな、とも思いました。
    一方で、学校教育だと、こういう1人でもできる学習法ではなく、みんなで学ぶからこそできる勉強法を重視したい、という思いもあります。
    受験勉強だと効率が求められますが、学校の場合、効率優先になってはいけないようにも思っています。
    そんなわけで、上の学習法をそのまま真似る、というより、​「なにか、コレと決めたものを続ける」ということこそを真似したい​、と思いました。
    今回紹介した本のマンガ版の紹介を、5年前にしています。
    よろしければ合わせてお読みください。大笑い


    マンガ『とんでもオヤジの「学び革命」』
     (2017/05/05の日記)

  • 漢字や言葉の指導のついでに、実際に使うシーンも演じてみよう♪

    ​学習指導案を書かないといけないので、今日の午後は自分が授業する内容を整理して書いていました。
    午前中は全く書く気が起きず、午後になってようやく書き始め、やっと集中できたころに、はっと気づきました。16時から用事があるのを、あやうく忘れるところでした。やばいやばい。
    さて、漢字や言葉の指導についてですが、僕は最近、これらの指導にくっつけて、​「言葉の使い方を実際にやってみる」​という、ロールプレイのような、即興演劇のようなことをやっています。
    その場の思いつきが99%なのですが、そのときその場で子どもと一緒につくる授業になっている感じがして楽しいです。
    くわしく書いていきますね。
    いちおう、こういう活動的なことをする場合は、カードになっているほうが望ましいです。
    言葉カードや、漢字カードですね。
    カードを使うことで、ゲーム的なやりとりに発展していきやすいと思います。
    もちろん、漢字ドリルで新出漢字をやって、その中の漢字の使い方からひろげていっても、いいとは思います。
    その場合は、板書か電子黒板で、該当の漢字や言葉を焦点化して目立たせておくといいんじゃないか、と思います。
    先日は、「ことばカードを子どもが自由につなげて文を作り、その文を後で実演する」というのをやりました。
    かっこよく言うと、​「子どもがつくった文に、いのちを吹き込む」​といったところでしょうか。
    たとえば「おじいさんにおみやげを買う」という文を子どもが作ったとすると、
    そのシチュエーションを演じることで、おみやげは何を買ったかとか、もらったおじいさんがどんなリアクションをしたかとかを即座に考えて、表現することになります。

    学校の授業って、「考えて、わかったら手を挙げる」という手法ばかりがとられがちな気がします。
    たまには、「考える」よりも「感じる」を重視する時間もあっても、いいと思うんですよね。
    そのためには、即興演劇っぽいのをちょっとはさむと、おもしろいですよ。大笑い

  • 子どもの心を動かす言葉がけの具体例 ~岩下修『AさせたいならBと言え』

    教育書の中でも伝説的な1冊があります。
    岩下修先生の、『​AさせたいならBと言え​​』。
    タイトルにも、内容にも、「教育者として覚えておきたいこと」の本質が、ここに、ギュッと凝縮されています。
    すでに発刊からかなりの年数が経っていますが、今の若い先生方にも、ぜひ読んでほしいと思います。

    『AさせたいならBと言え 心を動かす言葉の原則』
    (岩下 修、明治図書出版、1988、1386円)

    ▼​出版社公式サイト​(現在も継続販売中!!)
    若い先生にありがちなのが、Aさせたいときに、Aしなさいと言ってしまうことです。
    「勉強しなさい」「姿勢を正しなさい」「掃除をしなさい」「やる気を出しなさい」などなど・・・。
    そこには、工夫が何も、ありません。
    工夫がなく、直接的な命令で子どもたちを動かそうとすると、先生も子どもたちも、楽しくありません。
    言い方を工夫して、やり方を工夫して、楽しく学習することが肝要です。
    岩下修先生は、書かれています。


    ・子どもを動かすとは、「子どもの心を前向きに動かす」ということなのである。
     これだけは、常に心しておきたい。
    (p204)


    子どもたちのやる気がないとなげいているそこのあなた!
    (僕も、その一人ですが・・・。)
    やる気がない子のやる気を引き出すのが、僕たちの腕の見せどころなのです。
    子どものせいにしている場合ではありません。
    では、この本の中の記述から、印象的なところを少しご紹介します。
    僕は音楽が好きなので、音楽の授業で、先生の指揮に注目させたい時の言葉がけを少し引用してみます。
    なお、指揮の事例では、岩下先生は、北岡隆行先生の事例を紹介されています。
    (本書には、岩下先生ご自身の事例だけでなく、全国のたくさんの先生方の事例が具体的に紹介されています。)


    ・(タクトの代わりをしている)先生の人さし指の爪を見なさい。
     ここに、みんなの声をぶつけてください。

    (p128)


    この指示は、​「小さな特異点」を示す​という原則に基づいています。
    子どもの視線というのは、あっちこっちに飛びます。
    30人いれば、30人があっちこっち見ているのが、普通です。
    その視線を集め、みんなで同じところを見るようにさせるには、
    「前を見なさい」では、漠然としすぎているのです。
    少し言い方を工夫される先生なら、「先生の手を見なさい」と、見るところを限定されます。
    しかし、それでも足りないのです。
    本書で紹介されているのは、「人さし指」の、しかも、その「爪」です!
    そこまで小さな特異点を示すから、子どもたちはかえってその難しいことに挑戦しようとするのです。
    そこまで具体的だから、「やってみよう」という気になるのです。
    さて、このブログ記事を書くにあたり、この本の書名でネット検索をすると、なんと、今年になって、この本の「イラスト図解版」が出ていることが、分かりました。

    『イラスト図解AさせたいならBと言え 子どもが動く指示の言葉』
    (岩下修
    ​、明治図書出版、2022/5、2310円)
    この本が紹介されていたAmazonでの「出版社からのコメント」が、大変シンプルでした。


    教師になったら必ず読みたい!


    説明不要の名著だからこその、出版社コメントですね。
    ​​
    さあ、あなたも、「Aさせたいなら、Bと言え」を実践して、
    楽しい教師生活を、送っていきましょう!ウィンク

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