「ことば」を教える、関係を作る
今日は県立教育研修所の研修がありました。
障害児教育の研修ですが、
幼児教育などにも応用が効くと思います。
他校の実践は、レポートを回収されたので、
指導助言の先生の言葉のメモを紹介します。
・「みぶり」 は 「ことば」 に つながる
「ことば」を教えたければ、みぶりを交えたほうが効果的
今ことばをどんどん使い出した受け持ちの子も、
そういえば「できた」というときに手を動かしたり、
言葉がみぶりといっしょに出てきているな、ということを思い出しました。
・ご用学習 ご用を頼むことで関係作り
T(教師)←→C(子ども) 1対1の関係になってしまうところを、
T ←→ ○ ←→ C 間に第3者をかます。
「○○先生に聞いてきて」 あえて 1対1の関係で終わらせない。
障害児教育担当が子どもにつきっきり、というのは
メリットもある一方で弊害もあります。
「先生がいると他の子がかかわりにくいというデメリットもあるからね。
安心して任せていいよ」と原担の先生に言われたという先生の報告もありました。
社会性をみにつけるには、あえてそういう場面を設定しないといけませんね。
幼児で母子癒着が強い場合にも使えるかもしれません。
・声の大きさのコントロールを教える =フィードバックがないとわからない
自分の声がどうだったか、1~5のどれだったかを示す
・かんしゃくを起こす場合 → 何もない部屋でクールダウン
=表現手段の一つだから、どうおきかえるかが課題
・見通しがつくことで、自分自身のコントロール・安定が得られる
・周りの理解をうながす。 「こんな風にかかわってね」が要る。