AI総動員で昔作った曲に歌をつけて公開!「待ってる時間」(歌:めろう)

3月中に完成させたかったオリジナル曲「待ってる時間」の歌版を、昨日、ついに完成させて公開しました。
やったー!!大笑い
もともとは歌詞なしの、曲のみできていたものです。
歌をつけて動画にしてYouTubeに公開するまでに、AIを総動員しました。
その過程で、今の無料で利用できるAI技術のすごさに、感嘆しました。
すごい、すごすぎる・・・。
できあがったYouTube動画は、自分が作ったのじゃないみたいでした。
それが、これです!

3/25のブログで、すでに1番だけをAIの「めろう」に歌ってもらったことを書きました。
無料での「​NEUTRINO​」で歌声を生成! 自然な歌声に超びっくり!!
そこから、さらに紆余曲折がありました。
まずは、音域の問題。
もともとは僕が自分で歌いやすい音域でメロディを書いていたので、男声にちょうどいい音域だったのです。
だから、3/25の段階では、女声音域にぴたりと合うように、半音6つ分上げていたのですが・・・
そうなると、すでに作っていた伴奏を移調した際に、伴奏楽器の音域が合わなくなることが判明。
#当たり前
伴奏はすでに出来上がっており、結局はこのキーのまま演奏を通さないと、曲として聴けたものじゃないことが分かりました。
#半音2つ分くらいまでだったら、わりといい感じで鳴ります。
3月中に公開したいという思惑もあり、伴奏に手を入れだすとキリがないので、今回はAIに低めの音域で歌ってもらうことに。
#高めも試しましたが、そっちは変になりました。
#低いソまでの音域は、なんとか歌ってくれました。さすがAI
AIに歌わせるまでは、女の人の声でメロディを歌ってもらう際にはココナラで依頼していたりしたのですが、たぶん、今回の依頼を人間にしていたら、「そんな低い声、出ません!」とブチギレされていたかもしれません。
#AIで、よかった。
ボーカルを結局もともとのハ長調でAIに歌いなおしてもらい、それを音楽制作ソフト(DAW)に取り込みました。
ドラムスとベースとボーカルが楽曲のキモなので、この3者のみで鳴らして楽譜を少しいじりましたが、あまり変えてはいません。
ただ、この時減らせる音符は減らしました。
#音がありすぎると、ごちゃごちゃするので。
#ベースを1オクターブ下げたりもしました。

3/24のブログ記事​で、オーケストラ音源のMusio1に感動した話を書いていたのですが、この曲はいっぺんはMusio1のオケ音源に差し替えて鳴らしていたものの、伴奏の中心はやっぱりサックスでないと!と思いなおして、以前のサックス音源に戻して、MIXしています。
サックス隊の中には、民族楽器のバンブーサックスも混じっています。
#ソプラノサックスの代わりで使っています。
#民族楽器音源は、World Suite。これもお気に入りです。
#アルトサックス・テナーサックス・バリトンサックスは、SaxLabという無料の音源です。

音楽が完成しても、動画にするには、もうひと手間いります。
動画のサムネイルや、映像の「絵」がいるのです。
これも、AIに活躍してもらいました。

Canva
の画像生成!
無料でも使えます。
試しにやってみたら、わりといい絵を出してくれたので、そのまま使いました。ウィンク

Canvaの左にある「マジック生成」を押すと、キーワードに従ってAIが画像や動画を生成してくれます。
#ただ、動画はあまりにも注文した言葉とかけ離れていて、唖然としました。
Bing AIとかだと、作ってくれた絵に対して対話しながらブラッシュアップを頼めるのですが、Canvaは対話型ではなかったので、一部分を修正してもらう注文はできず、そのまま使っています。
#なので、後でよく見ると、下の部分は、かなり変でした。大笑い
ここまでAIにやってもらえたら、あとは、くっつけて動画にするだけです。
動画にするのは、一番単純に素材を合わせていける、ムービーメーカーを使用しました。
歌詞をムービーメーカーのキャプションではなく、Canvaで書いて、画像を並べるだけにしたので、歌詞の見せ方も今風になりました。
ムービーメーカーだとタイミングの切り替えを任意の場所にもっていくことができないのですが、アバウトな性格なので、画像の表示秒数の数字を切り替えて、だいたい合っていればOKとしました。
ムービーメーカーも画像切り替え時の視覚効果はわりと選べるので、ちょっとした効果を持たせるだけなら、これで十分です。
もとの曲の演奏も捨てがたいので、ついでに原曲版のハイライトも動画にして先ほど公開しました。
一度作ったCanvaやムービーメーカーのファイルが再利用できるので、これを作るのは楽ちんでした。大笑い

​​​​​​​​原曲と聴き比べてみると、上の原曲版のほうがドラムスがしっかり聴こえていて、特にタンバリンはとてもいい鳴りをしているので、「ああ、こっちのほうが、いいなあ」と思いました。ショック
ファミコン音源の曲をオーケストラ演奏に差し替えたりしたときにも感じることですが、昔の音源のほうが、その曲の最も本質的な部分を飾らずにガツンと主張してくるところがあって、これはこれで、捨てがたいんですよね。
直したいところを挙げればまだまだキリがありませんが・・・
時間も有限ですので、とりあえずこの曲にかかるのは、これで一区切りとします。
まだまだ、公開したい未完成の曲が、控えているのです。
最近はAIが作曲までできるようになって、人がつくるオリジナル曲への需要がどんどん減っているようですが、自分が作った曲を聴いてもらえるのは格別の喜びなので、もしよかったら今後とも聴いていただければ幸いです。ぽっ
ご意見、ご感想、お待ちしています!

オリジナル曲「ねこ!だいすき。」の動画ができました。
 (2022/07/09の日記)
ファミコン音源をオーケストラ楽器で演奏!「この道わが旅」
 (2023/12/04の日記)

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です