「ETV特集 二風谷に生まれて ~アイヌ 家族100年の物語~​」

アイヌのことをブログに書き綴っていたら、それを読まれた方から、こんな番組を紹介していただきました!
▼​「ETV特集 二風谷に生まれて ~アイヌ 家族100年の物語~​」
(NHK+)


北海道平取町の二風谷には、アイヌ民族にルーツを持つ人が多く暮らす。貝澤太一さんもその一人。祖父と父は「二風谷ダム裁判」を提起し、初めてアイヌを先住民族と認める判決を勝ち取った。あれから30年近くがたち、何が変わり、何が変わっていないのか。太一さんは祖父と父が歩んできた過去を振り返ろうとしている。太一さんの視点から3代にわたる家族とアイヌの歴史をひも解き、日本社会とアイヌ民族の現在と未来を見つめる。
(リンク先の番組紹介より)


今日の夜24時までなら、NHK+で無料視聴可能です。
こんなギリギリになって、すみません。
もし間に合えば、ぜひ見てください。
#見られなくなる3時間前に投稿しています。( ゚Д゚)
僕は今日、見ました。
大変貴重な映像でした。
教えてもらってよかったです。
本で読んだ内容を、実際の映像で見ることができました。
アイヌ関連の最後の日記で書いた、次の内容にかなり重なってくる番組でした。
「国とは何だろうか。」 ~カベルナリア吉田『アイヌのことを考えながら北海道を歩いてみた』その2
貝澤太一さんと、父の耕一さん、祖父の正さん。
この3世代の実直な語りと、行動から、それぞれの思いがにじみ出ていました。
番組の最初のほうで言われていた「我々が受けたことをなかったことにはできない」という言葉を、大変重く受け止めました。
番組の最後のほうで、今のアイヌの若者たちは、今の時代であればアイヌだからといって生きづらさは感じないといったことを話していましたが、「何があったか」ということを、忘れてしまってはいけないと思いました。
わざわざアイヌの神聖な場所を選んでダムを造り、当初計画していた工業用水は必要なくなったにもかかわらず工事を続行し、反対運動をしていた貝澤さん一家の家を強制的に所収してまで完成させた「ダム」に対し、貝澤正さんは「文明への怒りがこみあげてくる」と言われていました。
見ていた僕も、同じことを思いました。
貝澤耕一さんは、祖父の正さんから受け継いだダム反対運動などの経緯を、かなり詳しく記録に残されています。

アイヌ民族の復権 先住民族と築く新たな社会』 [ 貝澤耕一 ]
ぜひ読んでおきたいと思いました。

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