驚異の「​Voice Studio​」音声変換!「空は今」KATE NIKATOMA 歌唱版を公開!!

ほかにやることがいっぱいあるのに、音楽系Webアプリ「Moises」でおもしろそうな機能を見つけたので、それを使って新しい動画を作ってしまいました。
はっきり言って、すごい動画ができています!!びっくり
僕の大好きな合唱曲​「空は今」​を歌った動画です。ぽっ
この曲、あまりに好きなので、以前僕がスマホをマイクにして録音した歌声が、PCのハードディスクに取り込んであって、残っていました。
それを、「Moises」の機能で他の歌手の声(女の人の歌声)に置き換えて、動画にして公開しました。
#どういうことかは、後で説明します。
とりあえずその動画を先に聴いてもらいましょう。

2バージョンありますが、そのうちの1つめが、上の動画です。ぽっ
おばあさんが祈りながら歌っているような雰囲気があり、この曲には合っているのではないかと思います。
※この曲はもともと、原爆の被爆地のことを思って作られたという経緯があります。
では、
>「Moises」の機能で他の歌手の声(女の人の歌声)に置き換えて、動画にして公開
というのの説明を、以下に書いていきます。大笑い
「Moises」については以前このブログで紹介しました。
音楽ファイルを読み込んで楽器の音で分離させて個別再生できるようにする神アプリです。
▼​「Moises」楽曲のボーカルだけでなくドラムなどの楽器音も分離して個別に再生!
そのときの紹介内容だけでも神なのですが、さらにさらに驚くべき機能がこのアプリには搭載されていたのです。
期間限定お試し無料の有料会員になったのを機会に、試してみました。
​Voice Studio​」という機能です。

↑「トラックを分割」というメニューの下に、ありました。大笑い
#ほかにもすごそうな機能がありますが、それはまだ未体験。
この機能は、ボーカルのみの音声ファイルをアップロードすると、違う人の声での歌声に変えてくれるという、信じられないような機能を使うことができます。
機械的な、いかにもボーカロイドといった歌声ではありません。
はっきり言って、本当にその歌手に頼んで、歌ってもらったのと、同じです。
入力もとの歌声を人間くさく歌えば、どこまでも人間くさく歌ってくれるという、スグレモノです。
数年前、紅白歌合戦で美空ひばりのAI歌唱が披露されたことがありましたが、
あのクオリティは、こんなふうにして仮歌を読み込ませて声質だけを美空ひばりのものに変更したのだと思います。
僕はほかの動画で、ボーカロイドに楽譜を歌わせる系統の動画も公開していますが、そういったものとは段違いで、本当にその歌手が歌っているとしか思えない歌声に仕上がります。
びっくりです。びっくり
「Moises」では、いろんな歌手が選べるのですが、最初から選べるのは、
女性歌手のKateさんと、男性歌手のRyanさんだけでした。
もちろん、Kateさんの声に変換すると、男声である僕の声が、自然な女声に変換されるのです。
ただ、Kateさんの本来の音域は僕の音域よりも半音6つ分高い。
そのため、自然な音声変換にする場合、自動で半音6つ分高めにピッチ変更がされます。
ただ、そうすると今度は伴奏と音の高さが合わなくなってきます。
今回はそちら(=Pitch 6)も聴いた上で、ピッチ変更なし(=Pitch 0)のバージョンと、1オクターブ高くする(=Pitch 12)バージョンの2種類も、追加で出力しました。

上の画面写真で最初に書いてある「車内録音ボーカルのみ」というのが、読み込んだ元ファイルです。
気分が乗ってきていい声が出そうな時に、クルマの中で歌った歌声です。
​​#クルマは止めて人気のないところで歌いました。
#僕は通勤中にクルマの中でよく歌っているので、帰りの車の中でいい声で歌えた時は「これは試しに録音してみないと!」と思って、クルマを止めて録音します。
ここで、ボーカルのみファイルの用意の仕方について、書いておきます。
今はスマホとかでも簡単に自分の歌の録音ができますよね。
ただ、そうやって録音したファイルには雑音もかなり入っているので、そのままではボーカルのみのファイルとしては使えません。
ところが、「Moises」のボーカル分離機能を使うと、ボーカルだけ雑音からきれいに切り離すことができるのです!​

完全に雑音が取り切れるわけではないですが、無音のはずのところに入っているノイズを音声ファイルの途中を無音化できるソフトで微修正すれば、かなり使えるボーカルファイルになります。
僕の場合は、「Ability4」という愛用している音楽制作ソフトでボーカルファイルを読み込ませて、本来無音のはずのところを完全に無音にしてノイズを取る作業をしていきました。

また、最終的にピアノと合わせるときに、いちおう「リバーブ」(残響)のエフェクトを入れています。
今回は最終のアウトプット(いわゆるミックスダウン後の出力)に、「Reverb2」の「Vocal」というエフェクトをかけています。

動画編集ソフトは久しぶりに「ムービーメーカー」を使用。
キャプション機能で歌詞を入れていきました。
動画素材はCanvaで作ったものを使用。
「ムービーメーカー」の「視覚効果」をいろいろ変更することで、同じ映像素材を少しずつ違う見せ方をしています。
それでは、2つつくったバージョンのうち、2つめも、聴いていただきましょう。

歌唱者の「KATE NIKATOMA HIGH TONE」は、「にかとま」の声を「ケイト」の声にピッチ変更12で置き換えた、という意味です。
1つめのバージョンよりも1オクターブ高い、ハイトーンボイスによる歌声になっています。
あなたは、どちらのバージョンのほうが、好きですか?
なお、一部歌詞を間違えて歌っているところがあります。
気持ちを込めて歌っていたら、歌詞を間違えてしまったのです。
ごめんなさい。
僕はプロの歌手とちがって、同じ歌声でもう1回歌うことができないので、そのまま使うことにしました。
ご了承ください。しょんぼり
↓この曲は、合唱版の「動く楽譜」バージョンも制作しています。
 それについては、こちらの過去記事をご覧下さい。
合唱曲「空は今」+「どこでもドア」
 (2023/10/04の日記)

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