「記憶を消す霊薬」のワーク ~『ゆるすということ』その2
体調不良で年越しをしたので、1月4日になってようやく大掃除をしました。
書棚には、本がぎっしり詰まっています。
とても学びになった本でもあっても、本はたまっていく一方なので、ブログにどうしても覚えておきたいことだけを書いて、本自体は処分してしまうことがあります。
今回書棚から取り出した『ゆるすということ』という文庫本もそのひとつです。
『ゆるすということ もう、過去にはとらわれない』
(ジェラルド・G.ジャンポルスキ /大内博、サンマーク文庫、2006、530円)
実は2009年の4月に、いったんこのブログにこの本のことを書いていました。
▼『ゆるすということ』
(2009/04/12の日記)
上の日記では、「どうしても覚えておきたいこと」をブログに書きかけて、途中でやめてしまっていました。
めっちゃ中途半端な日記になっています!
そこで、15年ぶりにその続きを書いて、本自体とはさよならしたいと思います。
本自体の要約とか紹介と言うわけではなく、その本の中の、ある心理的なワークの部分だけを抜粋しての紹介です。
『ゆるすということ』 読書メモ
★「記憶を消す霊薬」のワーク
いやなことを10分間忘れさせてくれる薬を手に入れたとします。
この特別な薬を水に入れて、一気に飲み干します。
薬が効いている10分間は、過去のいやな出来事はすべて忘れて、愛の記憶しか残りません。
愛の記憶だけを意識すると、たいていの人は心が静かになり、いまこの瞬間を100%生きられるようになります。
(同書p116より)
AIに上の説明を絵にしてもらいました。
上のワークで僕がポイントだと思うのは、「10分間だけ」という限定の要素です。
人間だもの。怒ったり、泣いたり、許せなかったりすることも、あります。
でも、ほんの10分間だけ、その感情から自由になり、愛の記憶に身を浸すことができれば、あなたもその身を持ち直すかもしれません。
10分間が、身を救うのです。
人生思い通りにはなりませんが、「ゆるす」「ゆるせない」は、自分で決められることかもしれません。
どうしてもゆるせないとき、上のワークをやって、気持ちを落ち着けるのも、ひとつの方法です。
愛の記憶はいつも、あなたの中にあるのです。
▼『ゆるすということ』
(2009/04/12の日記)