「テスト 電卓 学校 合理的配慮」

一昨日から、テストにおける合理的配慮の話題を続けて書いています。
↓過去記事は、こちら。
その1▼

「漢字50問テスト」で書けない子への支援

その2▼

算数の「テスト」で書けない子への支援

今日は、勤務市内で有志が集まる会がありました。ぽっ
すると、計算ができない子をテストで苦しめている事例が中学校でもあるようで、
​「そういう場合は、電卓を使ってもいいのではないか」​​
というプチ議論が起こりました。
会に参加していた人はおおむね電卓を使うことに賛成でしたが、
「校内の他の先生は、なんていうかな」
というのが気になるようでした。しょんぼり
僕の場合、小学校高学年以上で基礎的な計算ができない子の場合、さらに高次の算数の学習に向かわせる際には、電卓は使わせていることが多いです。
そうでないと、今の単元の学習が、進まないからです。
それは、学びの権利保障の一環ではないかと思います。
さきほど、「テスト 電卓 学校 合理的配慮」というキーワードでGoogle検索をかけると、非常に興味深い資料がヒットしました。
東京学芸大学の増田謙太郎先生のスライド資料です。
非常に分かりやすく整理されたスライドで、こんないいスライドを一般公開してくださるなんて!と、感激しました。ぽっ
▼(スライドPDF)「学校における合理的配慮」
 (東京学芸大学 教職大学院 准教授 増田謙太郎 先生)
上のリンク先のスライド資料の中には、
「数学の定期考査で電卓を使用することを認める」ことへの反対意見が、
4つの論点で整理されています。
そして、その反対意見に対して説得するようなスライドが、後に続きます。
すばらしい~!大笑い
ぜひ、皆さんにも読んでいただきたいです。

また、今回の記事タイトルにした
テスト 電卓 学校 合理的配慮
のキーワード検索ですが、これは、オススメの検索ワードです!
この検索結果には、ほかにも興味深いネット上の情報やQ&Aがヒットしてきました。
ぜひ、このキーワードをコピペして、ご自身でも検索にかけてみてください
ウィンク


(この画像はAIが生成したものです。実在の人物や学校とは関係ありません。)
もうひとつ情報提供をさせていただくと、受験の合理的配慮に関するセミナーを先日視聴しました。
そのセミナーが、現在、録画の閲覧申し込みを追加で受付されています。
こちらも、関心がある方は観ていただけるといいのではないかと思います。
(但し、有料です。詳しくはリンク先をご覧下さい。締め切りが2~3日後と迫っています。)
▼​(あとから配信のあとから申し込み)「高校入試における合理的配慮の誤解を解きたいセミナー〜子どもの学ぶ権利を守るために周りの大人に知ってほしいこと〜
 (学びプラネット様)
以下は、蛇足です。言い訳です。
最近いろんなところで口頭では報告しているのですが、僕はほかにも「漢字テスト」の具体的な支援として、
「紙で配られるテストを、子どもがその場でデジタル化して、手書きの代わりにタブレットで文字入力で回答して提出する」
というのを、今年度、ようやく実現にこぎつけました。
このことについては「そのうちブログ記事に書きます」と予告したのに、まだ書いていません。しょんぼり
明日は、そのことを、書くかもしれません。。。
​​#そうやって、引き延ばすクセが付いています。。。
#明日も、書かないかもしれません。



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 (2021/12/22の日記)​​​​​​
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