中1がSDGsの学習の一環で「アップサイクル」について劇発表

昨日はうちの子の中学校の文化祭がありました。
ステージ上では総合的な学習の時間で学んだことを生徒たちがパワーポイントによるプレゼンや劇によって表現していました。
そのなかの、1年生の劇が秀逸でした。
1年生の総合的な学習の時間のテーマは、SDGsです。
劇の冒頭で、ステージ中央に、バッグ。
スポットライトが当たり、バッグがしゃべります。
​「誰が何と言おうと、バッグなんです」​
これがストーリー上の見事な伏線になっていました。
フィリピン土産でもらったバッグ。
なんと、ストーリーが進む中で、フィリピンスモーキーマウンテンのゴミから作られたことが分かります。
それが判明し、「ゴミから作られたものを贈るなんて!」と憤慨する生徒。
しかし、フィリピンの貧困問題を知ることで、変わっていきます。
この話を考えた生徒は、すごいなあ。
会場では実際に生徒が「アップサイクル」した商品を販売していました。
アップサイクルとは、捨てるはずのものを加工して新しい役割を与えて生まれ変わらせること。
学校にあった捨てるはずのものが、見事にアップサイクルされていました。
具体的には、体育祭のスローガンの横断幕と、使わなくなった部活のユニフォームが、バッグやクッションに生まれ変わっていました。
アップサイクルという言葉、僕は初めて知りました。
本来は捨てるものだった素材を、商品にする。
こういう発想が、今こそ、求められているのですね。ぽっ

(AIが「中学校でアップサイクル」とう言葉から生成した画像です。)
(参考サイト)
▼​フィリピンのスモーキーマウンテンとは?私たちができる支援と現状
(World Vision)
▼​アップサイクルとは?リサイクルとの違いやデメリットを簡単解説!
(Spaceship Earth)

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