「手は、たまごふうせん」(リコーダー指導の言葉かけ)
金曜日に川西市でしてきた「インクルーシブ教育」の話の中で、意外にも「音楽」の授業に関する支援の話が喜ばれました。
音楽専科が校内におらず、自分たちで音楽の授業をしないといけないからのようです。
専科教員は音楽専科ではなく図工専科がおられるのだとか。
たしかに、僕が前に勤務していたA市でも、図工専科の方がおられました。
阪神間の小学校は、音楽会と図工の作品展を隔年で交互に開催される学校が多く、図工の授業を重視する割合が高いようです。
こういった状況も、地域によっていろいろと違いますね。
地域によって「当たり前」がちょっとずつ違うので、他地域の方と話をすると、ほんとうに勉強になります。
僕は「音楽」の授業が大好きなので、そういう話ならするのも好きですし、聞くのも大好きです。
少し前に、「音楽」の授業の支援の具体的実践をお聞きする機会がありました。
その先生は、子どもたちへの言葉かけの中で「たまごふうせん」という言葉を使われているそうです。
「手は、たまごふうせん」
「脇の下に、たまごをはさんでいるように」
「リコーダーとおなかのあいだに 風船をはさんでいるように」
「それ、いいな」と思ったので、メモしていました。
子どもによってはリコーダーの指導を通級でしていることもあり、僕もその言葉かけを使ってみようと思います。
イメージ化が大事だと思うので、下のサイト様の画像を使わせていただいて、写真付きの言葉カードを作って、子どもに提示してみようかな。
▼たまご型ボール https://japanplus.jp/view/item/000000000001
(カサクラ商店様)
イラストイメージ様の「卵の無料イラスト素材集」より
イラストAC内の風船イラスト素材より
子ども同士の対話も大事ですが、教職員同士の対話も、大事です。
その中から気づかされることがたくさんあります。
「対話型学び」って、新しい時代の学び方のキーワードだと思うのですが、学校の先生どうしも、違う学校を含めてどんどん対話していって、自らの教え方を改善していけると、いいですね。
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