【紹介】片桐健司『障害があるからこそ普通学級がいい』全記事リンク集
昨日までの3連休。
僕の所属している「障害児を普通学校へ・全国連絡会」の全国交流集会がありました。
今年は広島での開催でした。
遠隔中継をしていただいたので、自宅からオンラインで参加しました。
僕は大学が広島だったので、広島弁が懐かしかったです。
「たちまち」とか、久しぶりに聞きました!
#標準語での使い方とは違う使い方をします。
今回もいっぱい勉強になった2日間でした!
1日目のパネルディスカッションの最後に、フロアの方が、次の言葉を言われました。
「『できる』ということを基準にしないところが、
すべての人にとって、居心地がいいところ」と。
このことは、教育現場の者として、もっと考えていかなあかんのちゃうかなあ、と思いました。
学校現場が、「できる」ことを目指すこと一辺倒になって、息苦しい場、一部の子どもたちにとって居心地が悪い場所になったらあかんのちゃうかな、という思いを新たにしました。
2日目の分科会は「小・中学校」の分科会に参加しました。
そこで、僕も以前連絡を取らせていただいたことがある片桐さんの名前が何度か出ました。
ちょうど片桐さんは、その分科会の運営担当者として、その場におられ、何度か発言されました。
片桐さんの本、ずいぶん前に読んで、たくさん学びと気づきをいただいたなあ、と思い出しました。
記録をたどると、なんと12年も前でした。
そういえば今所属しているこの会を知ったのも、片桐さんの本がきっかけでした。
『障害があるからこそ普通学級がいい 「障害」児を普通学級で受け入れてきた一教師の記録』
(片桐健司、千書房、2009)
いい機会なので、本書に関わる過去の一連の全投稿へのリンクを下にまとめました。
「インクルーシブ教育」への関心が高まってきた今だからこそ、読んでほしいです。
ブログでは僕のやってきたことや思ってきたことを絡めて、全6回にわたって本の中の内容を引用しつつ、読書メモを書いていました。
本書を読む入り口として、インクルーシブ教育を考える入り口として、ぜひ、読んでいただけたらと思います。
▼障害児を普通学校へ・全国連絡会~「校区の普通学級には誰でも入れます」
(2011/10/04の日記)
▼『障害があるからこそ普通学級がいい』1
(2011/10/05の日記)
▼『障害があるからこそ普通学級がいい』2~まずは、いっしょにやってみることから始まる。
(2011/10/09の日記)
▼『障害があるからこそ普通学級がいい』3~ 「専門性」よりもその子を受け入れる姿勢が、その子を変えていく。
(2011/10/10の日記)
▼『障害があるからこそ普通学級がいい』4~「我々の予期しないところに 彼の可能性はあった。」
(2011/10/19の日記)
▼『障害があるからこそ普通学級がいい』5~声をかけることで、関係がつながっていく
(2011/10/24の日記)
▼『障害があるからこそ普通学級がいい』6~「いろいろな子たちとの出会いから」
(2011/10/28の日記)