「かまぼこ先生」になるな! 黒板を子どもたちに開放せよ!
仲島正教(なかじままさのり)先生の研修会で、
「かまぼこ先生」というお話がありました。
(関連記事 ↓
8.1仲島先生の話を受けて書いたブログ記事
その1 子どもたちの目が釘付けになる「マジックブック」
その2 クラスの心を一つにする「拍手を〇回!」)
「かまぼこ先生」というのは、黒板から離れない先生だそうです。
「かまぼこ先生になるな!」というお話でした。
「心の距離は、実際の距離に比例する」ということも、言われていました。
先生が動いて、気になる子のところに行ってやることの大事さを強く感じました。
その翌日、別の学習会で、「黒板を子どもたちに開放する」というお話を聞き、
「同じだ!」
と思いました。
その学習会では、最後にグループワークの結果を各班の代表にホワイトボードに書きに来てもらいました。
まさに「黒板を子どもたちに開放する」というのを模擬授業のように実際に体験したわけです。
学習会の最後にふさわしい、とても楽しい共有・リフレクションができました。
また、そのときに、それまで部屋の前方にばかりいた僕は、受講者の側方や後方に初めて移動しました。
(僕はその学習会では司会の役割だったので、それまでずっと、前にいたのです。)
そうすると、見える景色が、全然違うのです。
教師が教室の前にばかりいると、見える景色が固定されてしまいます。
「学習者」を大事にするのなら、実際に先生が動いて、「学習者の視点」を体験することが重要です。
視点を変えることの重要さにも、気づきました。
先生が前で話すのを子どもたちがただ聞くだけの授業では、面白くありません。
そんな一斉授業の比率は、なるべく少なくしていきたいものです。
子どもたちがライブで書いたものについて、ライブでかかわっていく。
先生が子どもたちと一緒になって、同じ場を共有して、盛り上がる。
このライブ感こそ、「おもしろい授業」「たのしい授業」につながるものだと思います。
予定調和をぶっこわせ!
ライブで子どもたちにかかわろう!
授業は、そのときそのときに、子どもたちと、つくりあげるもの!
夏休み前半の連日の研修会・学習会で、大変元気をいただいております。
ありがとうございます。