ベンジャミン・ザンダー「音楽と情熱」 ~『TEDトーク 世界最高のプレゼン術【実践編】』その1
『TEDトーク』(基礎編)に続いて、「実践編」を読み終わりました。
と言っても、基礎編を読み終わったのは約1年も前ですが。
こんなふうに、前に読んだ本の続編をとりあえず買っておいて、長い時間をかけて思い出したように読んでいくクセが、僕にはあります。
「実践編」というのは、この赤い表紙の本のことです。
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『TEDトーク 世界最高のプレゼン術【実践編】』
(ジェレミー・ドノバン)
基礎編を読み終わったときの感想などは3ヶ月前にブログに書いたので、そちらをお読みください。
▼『TEDトーク 世界最高のプレゼン術』その1
▼TEDトークの具体例に見る、そのすごさ ~『TEDトーク 世界最高のプレゼン術』 その2
▼あなたのスライドの改善法 ~『TEDトーク 世界最高のプレゼン術』 その3
さて、「実践編」には、「基礎編」よりももっとたくさんのTEDトークの実例が、かなり詳細に分析されて、紹介されていました。
本を読んでいるときには読書に集中していたので動画をチェックするのは後回しにしていたのですが、読み終わったので、ようやく動画の方を見てみることにしました。
そして、僕が最初に本の中でチェックしていた動画が、これです。
↓
▼ベンジャミン・ザンダー: 音楽と情熱
https://digitalcast.jp/v/17822
※楽天ブログの不具合でリンクに余計な情報が足されて表示できないケースがあるようです。
リンク先が表示できない場合、「17822」の後の余計な文字列をURL欄から削除してから再度表示させてください。
本書の中では、以下のように紹介されていました。
・ショパンの「前奏曲ホ短調」のなかで「C(の音)がどうやってB(の音)を悲しげに聞こえさせるか」を演奏とともに説明してくれています。
(本書p50より)
「演奏とともに説明」という手法に、びっくりしました。
ちなみに、Cはドの音で、Bはシの音です。
動画を視聴すると、その演奏の提示の仕方にも工夫があり、演奏を聴かせることがメインではなく、あくまでも演奏を聴かせることで実感を伴って聴衆に理解してもらうことを追求した結果がこういう形になったのだということが分かりました。
動画を再生してすぐにひきこまれました。
これは本当に感動的でした!!!!
音楽の持つすばらしさ、音楽によって提供するものの素晴らしさに、心から感銘を受けました。
英語のスピーチですが日本語字幕があり、英語字幕と一緒に表示されるので、英語の勉強にもなりました。(笑)
僕は長い動画は時間の節約のために少し速く再生するか、途中をスキップして視聴することが多いのですが、これは最初から最後まで等速で視聴しました。
TEDスピーチって、ピアノ演奏を取り入れてスピーチするのもありなんですね。
スピーチの可能性も、音楽の可能性も、両方感じさせてくれました。
YouTubeにも動画が上がっていましたので、そちらも貼っておきます。
ただ、TED公式サイトのほうは英語字幕と日本語字幕の両方が出ますが、こちらは日本語字幕のみです。
字幕が出ていないときは、歯車マークの横の字幕ボタンを押してください。
いちおう、「基礎編」のリンクも、貼っておきます。
『TEDトーク 世界最高のプレゼン術』
[ ジェレミー・ドノバン ]
ほかにもチェックしたTEDトークのタイトルがいくつかあるので、これから見ていきたいと思います。