授業でAI(ChatGPT)を扱う

少し前からこのブログで取り上げているChatGPT
「学校の授業でもこのAIのことを取り上げることになるだろう」と言われています。
というのも、子どもが読書感想文をこのAIを使って数秒で書かせ、それをあたかも自分が書いたかのようにして提出することができるのです。
読書感想文を書かせることはほんの一例で、ほかにもいろんなことをAIに頼むことができます。
(参考ニュース)
▼​小5女子の読書感想文に“違和感”…実は「ChatGPT」が書いていた!?その後の授業で先生が教えた意外なこと
 (Yahooニュース、2023/3/16)
「AIとの付き合い方」を考えさせる授業が必要になってきています。
少し前に東京学芸大学附属小金井小学校の鈴木秀樹先生が、道徳の授業の中でChatGPTを使われています。(正確にはChatGPTではなく、MicrosoftのBingですが。)
道徳科の授業で考えさせたいことを、先生がAIに訊いてみる、という使われ方をされたようです。

(↑Bingの画面。僕のPCで撮影したものです。この画像は授業とは関係ありません。)
鈴木先生の提案授業は先進的な取組であったことから、事前の注目も、反響も大きかったようです。
↓鈴木先生の授業の詳細やその反響は、鈴木先生のnoteをご覧ください。
▼​Bing(ChatGPT)は道徳教育の夢を見るか
 (鈴木秀樹先生のnote)
反響
 (鈴木秀樹先生のnote)
実は僕も、ChatGPTを昨日初めて、授業の中で子どもに使わせました。
小6の子の、小学校生活最後の通級の授業です。
コミュニケーション」に関する課題があるために週に1回だけ通級に来ている子でした。
僕との対話のなかで、話の流れで、「AIにも、きいてみる?」ということになりました。
そこで、iPhoneの「Siriさん」や、タブレット端末の「ChatGPTさん」に質問をする機会を設けました。
その中で
「Siriさんはその質問は”わからない”と言うけど、ChatGPTさんなら応えてくれると思うよ」
「基本的になんでも答えてくれるけど、ウソを言うこともあるから、正しいかどうかは自分で判断してね」
といった助言をしました。
その子は、自分が知っているマニアックな情報をChatGPTに質問し、その回答を読んで、「合っている」と言っていました。大笑い
人間とAIが共存する時代です。
人との付き合い方が大事であるのと同じように、AIとの付き合い方も、また大事ですね。

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