箕輪厚介『死ぬこと以外かすり傷』1 ~「何よりも本人が楽しそうにしていることが大切だ。」
昨日のブログ記事の終わりに紹介した箕輪厚介さんの『死ぬこと以外かすり傷』。
かなりエネルギッシュでパワーにあふれた本です。
今日はその本の内容で僕が覚えておきたいと思ったところをメモに残していきます。
箕輪厚介『死ぬこと以外かすり傷』
その1(p137まで)
(・太字部分は、本の引用。
顔マークのあとの緑文字は僕の個人的コメントです。)
・これからは、その商品にどんなストーリーを乗っけるかが重要になる。
・どんな想いを持ってデザインしたのか、
そこに込められたメッセージは何か。
(p7より)
小学生で起業されたリウォンさんも、熱い想いをもっていました。
何かを打ち出していくとき、人を共感させ、感動させるのは、ストーリーですね。
今読んでいる本にTEDのプレゼンを解説した本がありますが、その本でも感動的なプレゼンにはストーリーがあることが書かれていました。
「想いとメッセージを明確に」
まずは、そこからですね。
・一人の人生が変わるようなものを作る。
・自分の好きなものに情熱をもってひたすら入れ込む。
(p9より)
プレゼンにしても授業にしても歌にしても、
目の前に多数の人がいても、
ただ一人に向けて、という芯の強さが
結局は大多数の心を打つのだということは、よく言われます。
このブログにしても、自分以外にもたった一人でも響く人がいれば、
書いている甲斐があるというものです。
その一人のために、情熱をもって届けることができるか。
僕の場合は日々ブレまくりですが、
情熱を忘れずにいたいと思います。
「やりたいことはたくさんあるんだ」と言いながら
時間がどんどん過ぎていっているので、
有言実行でやっていく情熱を大事にしたいです。
・予定調和を破壊せよ
(p24)
黒地に白文字で、上の言葉がデカデカと書いてありました。
それが、本書第1章のタイトルです。
新しいものを生み出そうとする、とんでもない気概を感じます。
ヤラレマシタ!
・誰も言わないことを言えるようになるために、
誰もやっていないことに挑戦し、
誰もしてない経験をし、
誰も成しえてない実績を作らなければならないのだ。
(p89)
「オリジナリティ」ということを、まざまざと考えさせられます。
オリジナリティとは、本来誰もが持っているものだと思います。
ただ、それに磨きをかけるには、人がやっていることを気にせず、自分だけがやっていることを突き詰めていくことが必要です。
それは言葉にすれば簡単ですが、孤独な作業かもしれません。
ただ、自分にとって本当に大事なことがオリジナリティなのだとしたら、我が道を行く勇気を持たなければならないと思いました!
そうは言っても、最終的に大きなことを成し遂げるには、仲間が必要ですよね。
本書では、仲間とともに大きなことを成し遂げるために必要なこととして、以下のようなことも書かれています。
・何よりも本人が楽しそうにしていることが大切だ。
・目をキラキラさせて「宝がある」と叫べ!
乗組員に夢を見させる愉快な船長であれ。
(p93)
最後のたとえからは、マンガ「ワンピース」のルフィのことを思い浮かべました。
リーダーとは何か、って、めっちゃシンプルなものなのかもしれません。
そうか。「めっちゃ楽しそうな人」に、人はついてくるんだ。
まずは自分が、めっちゃ楽しむこと。
楽しんじゃって、いいんですね。
長くなるので、本書第6章「生き方」以降に書かれている具体的なところは、また次回に参照したいと思います。
本書p36で紹介されていたマンガ。
箕輪さんは『多動力』の本をコミカライズするにあたり、独断でぶっとんだ設定に変えたとのこと。
読んでみます!
↓
『マンガで身につく多動力』 (NewsPicks Comic)
[ 堀江貴文 ]