「自分はバカでいい」ということにOKが出せるかどうか ~『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』その5
今日で、5回目です。
いちおう、少しは楽しみにしていただいている方がいるようです。
その人のために、書きます!
『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』
(本田 晃一、SBクリエイティブ、2017、1540円)
(これまでの記事)
▼第1回: 「人は長所で尊敬され、短所で愛される」
▼第2回:「そもそも・・・」
▼第3回:ステキなビジョンを描いてみせよう!
▼第4回:「この人は素晴らしい」と思って、相手に共感する
第2章「運も幸せもみんな『人』がつれてくる」の続きからです。
前回最後の次回予告で書いていた、
「相手の『悲しかったフォルダー』がパカッと開いたとき」
「女は共感してほしい生き物、男は認めてほしい生き物」
の話に入っていきます。
本田 晃一『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』
その5 ~第2章の途中のp148から最後まで~
(・太字部分は、本の引用。
顔マークのあとの緑文字は僕の個人的コメントです。)
・相手の『悲しかったフォルダー』がパカッと開いたときは、深くうなずいて聞いてあげればいい
・「そっか、それは悲しかったよね」
・くれぐれも、ジャッジやアドバイスをしてはいけません。
(p150より)
相手の悲しみを自分のことのように悲しんでくれたら、それだけで癒えていきそうですね。
ただ、自分のことを振り返ってみると、やはり感情的な共感というのが苦手で、ついつい余計なことを言ってしまっているなあ、と思います。
ジャッジやアドバイス・・・してしまってますねー。
男性と女性で比べてみたとき、特に男性はジャッジやアドバイスをしてしまう傾向にあるようです。
・女は共感してほしい生き物、男は認めてほしい生き物
(p150より)
・女性はただ話を聞いてほしかっただけなんです。
(p151より)
これがなかなか、わからない。
同じようなことは、他の本でも読んだり、人から聞いたり、妻から意見されたり(笑)もするんですけどね。
同じことを繰り返しているような気がします。
ここまでが第2章の内容。
このまま一気に第3章に入ります!
・「自己重要感」を「与える」
・それができるようになるには、「自己重要感」がなくてもいい、と思えるかどうか
・満たされていないと「自己重要感」に執着します。
・セルフイメージが高くて、自分が満たされていれば、「僕、バカなんです」さえ堂々と言える
(p197より)
ここの話、すごく深いと思いました!
自分自身が自己重要感にこだわっていないからこそ、他人に自己重要感をあげられるんですね!
自分を下げて、人を上げることができる。
だから、物事の順序として、まずは自分が満たされること。
「もう十分満たされた」と思えること。
社会全体がこういった好循環に入っていけるといいのにな、と切に思います。
この逆は、結構あるような気がするのです。
自分のセルフイメージが低くて、他人の自己重要感を奪っちゃうことが。
このまま、最終章の4章に書かれている内容にも、つなげていきます。
・うまくいっている人は、周囲と楽しくつながれる人
・人の力を借りて苦手なところをやってもらうとうまくいく
(p229より)
・「自分への評価なんて、どうでもいい」と思っている点です・
(p235より)
僕は、なかなかここまで思えないでいます。
アクセス数も、すごく気にしてるし、人の目も、すごく気にしています。
結局、ここなんだなあ。
まだまだ、自分が満たされたりていないのかな・・・。
人間、得手不得手があって、当然。
完璧な人間なんて、いないんです。
それなのに完璧であろうとすると、苦しくなる。
自分の苦手をあからさまにさらして、
苦手なことは、人に助けてもらえばいい。
それが、協力ということなんでしょうね。
自分の場合、まだまだ「自分が」「自分が」になってしまっているなあ、と思いました。
「自分はバカでいい」って、何度も唱えるといいのかな。
バカなことはいっぱいやっているのに、自分はバカでいいとはなかなか思えない、バカな自分です。
さあ、長らく同じ本の読書メモを続けてきましたが、これで終わりです。
いかがだったでしょうか?
僕はいろいろと反省させられました。
この本の著者の本田晃一さんは、ホームページでセミナー動画を公開されています。
本書の内容に興味を持った方は、みてみるといいかもしれません。
▼本田晃一オフィシャルサイト
https://hondakochan.com/
それでは、次回からは全く別の内容で!
(今回を踏まえた内容になる可能性は、大です。)