ルミナリエの代替行事で子どもたちの合唱を聴いてきました!

今日は神戸出張でした。
せっかく神戸に行ったので、ルミナリエの代替行事に行ってから帰りました。

ルミナリエは、阪神淡路大震災後の鎮魂の意味があります。
僕は最初それを知らなくて、ただのイルミネーションイベントだと思っていたのですが、震災の被災校に勤めたとき、ルミナリエと震災の関係を知りました。
今からもう18年くらい前のことです。
それ以来、ルミナリエには特別な思いを寄せるようになりました。
コロナ禍のため、ルミナリエ自体は今年も中止となりました。
でも、代替行事として音楽ステージが開催されるというのが、先週の神戸新聞に出ていました。
代替行事の名前は、「​カッサアルモニカ/音楽の宝箱​」

↑「神戸ルミナリエ」中止で代替行事(神戸経済ニュース)
どこでやっているのか探すのに少し時間がかかりました。
市役所南の東遊園地の中の、一番南側で、やっていました。
しあわせ運べるように」が、まるで僕を呼んでいるかのように響いてきました。
それはまさに、天使の歌声でした。
この音楽イベントは、いろんな団体やアーティストが交代で出演されているのですが、今日の夜7時からの時間に歌っておられたのは、神戸リーヴァ・ナ・ルーチェ。
神戸市立なぎさ小学校OB・OGによる合唱団だそうです。
この合唱団の声は、以前「しあわせ運べるように」の本が出たときに
CDに収録されていたとてもきれいな合唱の声そのものを思い起こさせました。
もちろん、同じ合唱団ではないのですが、その精神が脈々と受け継がれていると感じました。
失礼ながら神戸リーヴァ・ナ・ルーチェという合唱団のことは全く知らなかったのですが、とても高度な歌唱技術と、歌を楽しむ心と、歌を届ける気持ちの、すべてを兼ね備えた素晴らしい名演でした。

『しあわせ運べるように CDブック』 [ 臼井真 ]
僕は今までに著名なアーティストのコンサートも行ったことがありますし、
有名な合唱団のコンサートにも行ったことがありますが、
子どもたちの歌声が一番感動します。
それを、今日の合唱の声を聴いて、再認識しました。
最後の曲「群青」は、「東日本大震災の被災地の南相馬の子どもたちが作った」と紹介されていました。
東日本後に届けとばかりに気持ちの入った歌声が響きました。
子どもたちの表情から、声から、全身から、メッセージを感じました。
指揮者の先生の指揮にも、感動しました。
マスクは外して、思い切りよく口を開けたり、とても気持ちよく歌うお手本のような表情をされたりして、子どもたちに、強烈なメッセージを送られていました。
自分は、これだけのエネルギーをかけているものがあるだろうか、と反省させられました。
すばらしい歌声、すばらしい演奏でした。
行ってよかったです。
やっぱり僕は子どもたちの合唱を聴くのが、どんな歌声よりも、一番好きだな。ぽっ
あまりにも感動したので、いつもはこんな遅い時間にブログを更新したりしないのですが、「これはぜひ書き残しておきたい」という思いに駆られました。
僕も、がんばらなくちゃね。
(関連する動画)

(↑こちらは、神戸市立住吉小学校合唱部さんによる演奏です。スマイル

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