「嫌なことは嫌と言っていい」 ~齋藤一人『人は考え方が9割!』その3
昨日の朝は、早朝に目が覚めて、トイレに行こうとして、壁にドンとぶつかりました。
壁ドンです。
まだ、歯が痛いです。
というわけで、またまた後ろ向きな考え方になりそうなところを、一人さんの本を読み返して、前向きになりたいと思います。
この記事が第3回になります。
↓これまでの記事は、こちら。
▼頭の中でのネガティブ・ループをどう脱するか?(齋藤一人『人は考え方が9割!』その1)
▼「子どもたちはそのままでいいんです。」~齋藤一人『人は考え方が9割!』その2
齋藤一人『人は考え方が9割!』
その3
(・太字部分は、本の引用。
顔マークのあとの緑文字は僕の個人的コメントです。)
・夫婦のどちらかに問題があるときって、いっぽうが我慢している間は、問題は解決しません。
お互い嫌な気持ちになって、はじめてわかることがあるんだよね。
それで喧嘩になってもいいの。
喧嘩しながら仲よくなるから(笑)。
夫婦はね、我慢しちゃいけないんです。
・嫌なことは嫌と言っていいんだ。
(p62)
これはまた、僕の苦手な分野です。
「嫌なことを嫌と言う」
このシンプルなことが、なかなかできません。
いや、家族の中ではけっこう言ってるかな・・・。
家族だからこそ、こういうことが大事なのかもしれませんね。
でも、自分が嫌なことを嫌と言われると、嫌なんですよね。
人間は、勝手な生き物かもしれない。
やっぱり家族も、夫婦も、人間関係はすべて修行ですなあ。
・強引な人があなたの人生に出てくるということは、自分が嫌だと言えるようになるための修行なの。
・勇気を出してはっきり「ノー」を言うことだよ。
・嫌なことを嫌だと言えないままだと、一生困っちゃうからね。
(p64)
自分はけっこう強引なくせに、人が強引だと、いらつくんですよね・・・。
ここでも、やっぱり人間関係の修行が課されていると思います。
勇気が足りないのかな。
嫌われる勇気!
あの本は、衝撃でした。
もう一回読み返そうかな。
(オーディオブック版も持っています。)
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』 [ 岸見一郎 ]
・お子さんが「嫌だ」と言えるようになるための練習をさせてあげた方がいいと思います。
・最初は口ごもってもいい。
練習しているうちに、だんだん言えるようになりますよ。
(p64-65)
最後は、子ども向け。
こういう練習って、ほんと、大事です。
通級指導教室でも、することがあります。
むしろ、僕自身に一番、その練習が必要かもしれない。
「言う練習」とか「断る練習」とか、今の学校教育では、軽視されているかもしれない。
でも、やってみることで分かることや身についていくことって、多いです。
僕が演劇的な学びを重視する理由も、そこにあります。
自分自身が、やってみないと分からないたちでしたから。
学校にはいろんな子がいて、今思い返してみれば、「嫌なことが嫌と言えない子」だけでなく、「嫌なことは嫌と言える子」にもたくさん出会ってきました。
よく考えると、その子たちはとても尊敬できる面を持っていたわけです。
僕は、その子たちに教えられて、育ってきたのかもしれません。
担任した子の、「いや、です。」とにこにこしながら言っていた、ゆっくりはっきりした口調を、今でもまざまざと思い出します。
あの子に、学ぼう。
今回は、レッスン2。
「常識を覆して人生に「革命」を起こす!」の章を、読み返しました。
本書のレッスンは全部で5つ。
この本の読書メモ、まだまだ続きます!
いつ終わるかは、僕にも、分かりません。
『人は考え方が9割! 絶対いいことが起こる!!』
(斎藤 一人、PHP研究所、2021、税別1400円)
それでは、また、次回!