楽しいカタカナの書字指導
今日は1年生の担任がお休みでしたので、4時間目と5時間目は1年生の教室に行って、授業をしました。
カタカナの指導で
「ちょっとずつ坂道をのぼるよー」
「ストップ!」
「あ~、ここでふらふら動いちゃったら、悪の帝王に勝てない!」
などとオーバーに子どもたちに声をかけるのが面白かったです。
(なぜカタカナを書く空書きで悪の帝王と戦っているのかは、不明)
カタカナを書く指導については、僕ではその場で思いつかないことが明白だったので、次の本を教室にもっていきました。
『なぞらずにうまくなる子どものカタカナ練習帳』
(桂聖・永田紗戀、実務教育出版、2015、税別1000円)
通級の部屋に一応おいてあったものですが、近年は全く使っていませんでした。
(支援学級をもっていたときには、わりと使っていました。)
いざというときに「この本の中の小人さんが使える!」と覚えておけたのは、年の功でしょうか。(^^;)
「この本の中の小人さん」というのは、説明するとくどくなるので、公式サイトで試し読みができますので、そちらで見ていただくのが早い!
ぜひ、試し読みをしてきてください。
↓
▼なぞらずにうまくなる子どものカタカナ練習帳
(実務教育出版公式サイト内)
体験してきましたか?
いちおうこれで、僕がこの記事の最初に言っていた声掛けが、どういうイメージで言っていたか、わかってもらえたと思います。
今日は
「がけからおっこちる~~ しゅ~~~~っ」
が特に面白かったです。
みんなでやるのが、みそです。
1年生はこういう小人さんや正義の味方などになりきって遊ぶことにノッてきてくれるので、ほんとに楽しいです。
いちおう補足しておくと、4つのへやに分かれているマス目黒板を使って、一画目の開始点と終了点をチョークで点を打っておき、2画目は色を変えてまた開始点を打って・・・という感じで最初に点つなぎのような点だけの絵(?)を見せるところから始めました。
そしておもむろに、小人さんの冒険物語を始めながら、まずは教師が模範で点と点をつないでいくのです。
こういう楽しい工夫はほかの書字指導でも入れられると思います。
やっぱり遊び要素がないと!というが、僕のポリシーです。
今日は本当に楽しい1日でした。
1年生の皆さん、ありがとう!