四角大輔『自由であり続けるために』その2~「まず歩く」
前回の続きです。
この本の読書メモです。
『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』【電子書籍】
(四角大輔、サンクチュアリ出版、2017、税別1200円)
いい本でしたので、今回もチェックしたところを読み返しながら、反芻していきたいと思います。
四角大輔『自由であり続けるために』
2
(今回は、CHAPTER2~4:p58~p157まで)
・礼儀正しく丁寧にお願いして、他の人に仕事を渡していく。
(p61より)
なにげない一文ですが、僕は「礼儀正しく丁寧にお願いする」ができていなかったな、と反省しています。
今年の目標の一つに、他の人に伝え、広げていくということがあるのですが・・・。
礼儀正しく丁寧にお願いすれば、誠意は通じますよね。
僕は、損得で人を動かそうとするところがあります。
もっと、気持ちで人に対してお願いをするということを、覚えていかなければいけないと思っています。
・自分自身を思い出すための時間、”アーティストタイム”を週末に作ろう。
・ただ、自分のこころとつながるだけだ。
(p110より)
自分の中の創造性を発揮するために、こういったことは、本当に大事だと思います。
今は情報やモノがあふれている社会なので、求めればいろんなところから得られると思って、探し回ったり、買いまくったりすることがあります。
しかし、ほんとうに必要なもの、ほんとうに欲しいものは、自分の中から出てくる。
自分の中の創造性を、もっと信じてみてもいい、と思っています。
自分の中から出てきたものでないと、本当に心から自分が満足することはないのではないか、と思います。
いろいろ探しまくり、買いまくりしたあげくの、気づきです。
気づくのが遅いかも?(^^;)
・なかなかイライラが収まってくれなかったら、いっそ次の休みにどれくらい遠くまで歩けるか試してみよう。
・もし自分らしいリズムを見失ったなら、まず歩く。
・この地球に生まれたものとして、本来の自分を思い出すために歩くんだ。
(p114より)
そういえば、以前神戸に住んでいた時に、どこまでいけるか夜通し歩いたことがあります。
帰りは電車で帰ってきました。(都会はそれが使えるからいい。)
「歩く」
シンプルだけれど、シンプルだからこそ、クサクサしているときには、それがいいと思います。
今は田舎住まいだけど、歩き続けるってことに、また挑戦してみようかな。
・・・帰りのアシがないけど。
歩くことは、生きているということの基本に帰ること。
迷ったら、基本に帰る。
迷ったら、歩く。
「どれくらい遠くまで行けるか」を頭の中でだけ考えていたって、しかたない。
行動することができないでいるなら、
せめて、単純に、歩いてみること。
一歩を踏み出すことは、人生を前に動かすことに通じる!
・地球はでかい。
もっとワクワクする世界は無限にあるんだ。
(p133より)
実際に世界を旅して、ニュージーランドに引っ越しをされた著者だけに、説得力があります!
・怖いときほど、自分から思いをさらけ出した方が楽だと知った。
(p138より)
・一流のアーティストたちに共通すること。
それは「すべてをさらけ出すこと」に対して、勇気があるだけでなくまったく迷いがないこと。
(p139より)
自分が「一流」になれない理由が、腑に落ちました。
自分をさらけ出すこと。
僕は、怖いと、動けなくなります。
迷いがなくなれば、一流になれるかもしれません。
・隣の芝生は青くない。
自分のテリトリーだけに集中しよう。
(p150より)
・生き方においては、自己満足をめざしたヤツが最強だ。
つねにめざすべきは、勝ち負けではなく、自己ベストだ。
まわりを見るな。向き合うべきは自分の心だ。
(p151より)
いつも、隣の芝生が、青く見えていました。
自分の足元を見ずに、ほかのことだけに気を取られていたような気がします。
集中すべきは、自分のテリトリー。
自己満足でいいんだ、という開き直りが、必要なのかもしれません。
長くなりました。
CHAPTER5「ライフスタイル」については、
次回に回したいと思います。
こういう、正面切って呼びかけてくる自己啓発本は、かなり久しぶりかもしれません。
自分を見つめなおすために、こういう本をたまに読むことは、非常に刺激になっています。
ありがたい。
というわけで、本書の読書メモは、また次回につづきます!