Scratchでゲームを作る教習本!アソビズム『Scratchプログラミングドリル』
大晦日です。
Scratchでゲームを作る教習本を実際にプログラムしながら、最後まで読み終わりました。
『ゲームを改造しながら学ぶ Scratchプログラミングドリル
プロのゲームクリエイターが伝授! 考えて遊んで面白くするゲーム作りの思考法』
(アソビズム、誠文堂新光社、2020/7、2970円)
※リンク先「立ち読み」ボタンから試し読みできます!
この本を買おうとしていたときの日記は、10月24日の次の記事で書きました。
▼「スクラッチ」でプログラミング!
あれから、2ヶ月ちょっと。
2ヶ月かけて、ようやく読み終わりました。
プログラミングの難易度としては子ども向けでやさしめなのですが、時間を見つけて進めていくのはちょっと難しかったです。
結論としては、Scratchでゲームを作りたい人になら、子どもだけでなく、大人にもおススメできる良書でした。
本を買わなくても、本書に記載されているプログラミングドリルは、公式サイトからチャレンジすることができます。
▼(スクラッチ)プログラミングドリル - 未来工作ゼミ
https://scratch.futurecraft.jp/
アクションゲームから3Dレースゲーム、シューティングゲームにRPGまで。
「Scratchでこんなこともできるんだ!」とワクワクする内容でした。
差し替え用の素材も公開されており、「改造」して自作ゲームに昇華させていくことも奨励されています。
Scratchは無料でできるビジュアルプログラミングの最大手で、とっつきやすく、他の人にもプレイしてもらいやすいのが、大きな利点です。
「リミックス」機能により、他の人が作ったプログラムにさらに手を加えて「改造」していくことにも向いているため、他の人のアイデアを受け継いでプラスアルファする作り方にも向いています。
Scratchのことはよく分かっていなかったのですが、本書を読んで実際に書かれてあるとおりにやったり、ネットで調べたり、チームで他の人と学習ゲームづくりに取り組んだりして、わりと分かってきたので、よかったです。
具体的には、次のようなことが、特に勉強になりました。
・データを利用して自分で作ったゲームを、Web上やSNSで無償で公開することは、OK
(p24)
・「旗が押されたとき」「ずっと」は 必ずと言っていいほど使う組み合わせ
→ このブロックの組み合わせからプログラミングを始める!
(p79)
・矢やビームが飛んでいくときは、「クローンを作る」
(p81)
・「○○を送る」→「○○を受け取ったとき」で処理を受け渡しする。
(p137)
・「○○を送って待つ」:メッセージを受け取った側の処理が終わるまで、先に進まずに待つ。
(p179)
・入力操作を調べる処理など、同時に行いたい処理がある場合は「旗が押されたとき」を分けて作る。
(p201)
Scratch上のプログラミングのやり方は、ネットで調べれば出ているのでしょうが、本に沿って順を追って学べたのはとても助かりました。
昨日僕が作った学習ゲームの試作品にも、こちらのプログラミングドリルの要素を反映させたところ、一気にクオリティが高いものになりました。
(タブレット対応)計算おばけゲームVer.3
https://scratch.mit.edu/projects/622417760/
※スコアとハイスコアの素材をアソビズムさんのプログラムからいただいています。
なお、この学習ゲームは現在も進化を続けています。
さらにパワーアップしたバージョンもそのうち公開します。お楽しみに!
▼「スクラッチ」でプログラミング!
(2021/10/24の日記)
▼タブレット用Scratch学習ゲームの試作品が完成しました。
(2021/12/30の日記)