テキストデータを読み上げるWebアプリ「音読さん」。写真も読むよ♪
先週末は、オンライン学会でした。
そこで教えていただいたWebアプリ「音読さん」がすごかったので、ご紹介します。
▼日本語音声読み上げソフト|音読さん (ondoku3.com)
「音読さん」は、ネットにアクセスすれば無料で誰でも使えます。
インストール不要なので、個々の判断でインストールができない学校のタブレットにはぴったりです。
テキストデータをボックス内に貼り付ければ、流ちょうな日本語で読み上げます。
(日本語以外も、選択できます。)
なんと、写真を読み込めば、写真の中の文字も、解析して読み上げます。
読み上げたテキストはその場で聞くだけでなく、
音声ファイル(.mp3)としてダウンロードできます。
これは、すごい!
カスタマイズの自由度は抜群で、読み上げ音声や読み上げ速度などを簡単に変更できます。
ちょっと聞いてみた感じでは、読み上げ音声は「アナウンサー(A)」や「たくみ」が聞きやすい感じでした。
登録しなくてもすぐに試せるので、ぜひ、試してみてください。
登録すると利用できる文字数の量が増えます。
有料プランだと、かなり増えます。
無料でも十分使えると思います。
学校で子どもたちがタブレットを使っている場面を見ると、インターネットで調べ学習に使っていることがかなり多いです。
ただ、そうすると、漢字が読めないことに苦戦している姿が、今も昔も変わらず見られます。
漢字をルビうちするサイトもありますが、音声読み上げをさせるというのも一つの方法です。
一応、Edgeだと、選択した部分を右クリックして読み上げさせることは、できます。
↓
この方法はブラウザ上でできるので大変お手軽でいいのですが、読み上げ専用サイトのほうが、正確で自然な読み上げになるようです。
上の例に挙げたのは僕の過去記事ですが、Edgeで読み上げさせると、冒頭の部分を飛ばして「なこにおんせいよみあげ・・・」と読んだので、「あれ?」となりました。
データの転送と再生が追い付いていなくて、冒頭の再生が聞こえなかったようです。
ただ、冒頭以外はちゃんと読みました。
Edgeの読み上げの質も上がっているので、普段使いならこちらでもいいかもしれません。
同じテキストデータを「音読さん」に貼り付けると、冒頭から問題なく読み上げるだけでなく、「たくみ」さんは巧みに助詞の後に適度な間を入れて、意味の取りやすい音読になっていました。
間というのは非常に重要で、句読点やかぎかっこ、助詞に合わせて適度に間をとった読み上げができるのは、専用サイトならではだな、と思います。
息継ぎなしで一気に読み上げられた文は、かなり意味がとりづらいので。
音読さんの「たくみさん」、おすすめです!!
▼Word文書でルビ付き漢字の読み上げをさせる方法
(2021/09/02の日記)
▼音声読み上げソフトがすごい!(「VOICEROID」(ボイスロイド))
(2020/11/21の日記)