【続報】ミュージカル「えんとつ町のプペル」オンライン公演
11月17日の日記で書いた、ミュージカル「プペル」のオンライン公演。
そのときは「公演の映像はYouTube等で部分公開されたりはしていません」と書いたのですが・・・
なんと、本日、冒頭の映像が、YouTubeで無料公開されました!
それが、コチラ。
【冒頭シーン大公開】ミュージカル『えんとつ町のプペル』
(株式会社CHIMNEY TOWN公式動画、約3分)
オンライン配信用の特別なカメラワーク、主役お二人の演技力、迫力の音楽と照明がお分かりいただけると思います。
ミュージカルの美味しいところがギュッと詰まった作品ですので、多くの方に鑑賞してもらえればと思います。
このブログは「きょういくユースフル」ですが、2回も同じミュージカルの宣伝をしてしまいました。
ただ、「教育」と「演劇」には大きな関係があります。
というか、大きな関係を持たせないといけないと思っています。
というのも、既存の日本の教育は、音声言語と文字言語に重点が置かれすぎているからです。
人の一生を支える人間力をまんべんなく育てるというより、言語理解力に偏っています。
近年は「対話」を重視する方針が示され、知識偏重の学習が見直されてきました。
が、それでも偏っています。
社会に出たときに最も必要な他者と対話しながら目的を達成していく力は、「演劇」などにみんなで取り組むことで、より一層伸ばすことができると思います。
演劇は、単に「言葉」だけでは成立しない世界です。
声の出し方、目線、立ち方、表情、身振り手振りなど・・・。
社会で生きて働く力として、もしかしたら「言葉の力」よりももっと大事かもしれないものがたくさんありますよね。
演劇はそれらに気づかせ、はぐくんでくれます。
しかも、台本があるので、自分で考えてその場で臨機応変にふるまえるようになる前のステップとして、最適なのです。
特に、僕のように他者とのかかわりに自信がなく、どうふるまっていいかわからないタイプの人間には、とても有効な「ふるまい」のトレーニングになります。
大学4年の時に初めて演劇を体験して以来、僕はそのことを実感してきました。
諸外国では演劇が教育の中に取り入れられている国が多いです。
僕は、「演劇」はとても大事だと思います。
教育に関心のある方にこそ、演劇を観ていただき、演劇にかかわっていただきたいと思います。
過去記事の中では他の演劇をオンラインで安く見る方法も書いていますので、よかったらお読みください。
▼税所篤快『未来の学校のつくりかた』
▼コロナ禍の中こそ、自宅で演劇鑑賞!「観劇三昧」