オンラインビデオ会議では、チャットを並行して使おう!!


勤務市の各学校をつないだオンラインのビデオ会議がここ数日開催されています。
僕もそのうちの1回に参加させていただきました。
大多数の教職員にとって、ビデオ会議はまだまだなじみが薄い存在です。

​ビデオ会議の経験のない教職員も、まだわりといらっしゃるのではないかと思います。
ビデオ会議でありがちなことが、意見を求めても沈黙が続くことです。
雑音をシャットアウトして話者の話をしっかり聞くために、他の人は基本的にマイクミュートにしているからです。
マイクのミュートを外して、マイクに向かって発言するというのが、ハードルなのです。
面と向かって会議をしていたら、挙手して発言をしたり、だしぬけに発言したりすることもあるかと思います。
しかし、ビデオ会議だと、ビデオ会議自体に慣れないこともあり、発言のしにくさがさらに増してしまいます。
では、どうしたらいいのでしょう?
オンライン授業でもそうなのですが、対面式と全く同じようにしようという意識を、まず捨てなければいけません。
オンラインにはオンラインに合ったやり方というのがあるのです。
対面式でやっていることをオンラインでも同じようにやろうとしても、無理があります。
「やっぱり、オンラインより、対面式のほうがいいね」となるのも、当然です。
同じことをやるなら、顔を合わせて集まる、従来の対面式のほうがいいのです。
オンラインならではのやり方を取り入れないと、いけません。
オンライン会議の場合は、「平行チャット」だと思います。
マイクミュートを切って発言するのは、ハードルが高いです。
最初に、全員でチャットの練習をしておくのです。
「よろしくお願いします。」だけでもいいので、とりあえず入れておき、会議と並行してチャットが使えることを確認しておくのです
藤原和博さんとかだと、会議のつかみで、「僕はある歌手に似ています。誰でしょう?」というクイズ(?)で反応を促しておられます。あんな感じで、アイスブレイクもかねて遊びがてら投稿できると一番いいです。

​↑藤原和博さんのつかみの例です。冒頭の3分だけでも、見てみてください。大笑い
ビデオ会議と並行してチャットが使えると、何がいいのか?

気が付いたときに、すぐに投稿できることです。
​気づきをすぐに、文字でシェアできるのです。​

これは、ビデオ会議でないとできません。
文字ではなく音声で発言すると、今の話の流れを、切ってしまいます。
チャットなら、そのときの話の流れを邪魔してしまうことが、ありません。
チャットを見るのは、後でいいのです。
その内容を会議で取り上げるにしろ、後回しでいいのです。
そのうえで、会議が止まったときに、「チャットで〇〇さんが、~~~と書いていましたが、これについて・・・」と、新しい話題にすぐに持っていけるのです。
講演会なら、講師への質問はチャットに書いてもらえれば、質問コーナーで無言の沈黙を過ごす前に、「チャットに来ていた質問について、これから講師の先生に答えてもらいますね」と、質疑応答に秒速でチェンジできます。
ビデオ会議で並行してチャットをするのは、全く難しくありません。
Teamsの場合だけ、やり方のリンクをはっておきます。
▼​会議でチャットTeamsする
 (Microsoft Teamsの公式サイト内)​
他のビデオ会議ツールもおおむね同じようなやり方だと思います。

チャットは基本的に、残りますので、会議の後で見返すことも容易です。
「会議が終わると同時に議事録もできている」というのは、オンライン会議をしっかりされているところでは当たり前にされていることです。
そこまでいくとオンライン会議のメリットがはっきりします。
対面式の会議でも、誰かがパソコンをカチャカチャ操作して議事録を同時並行で打っている場合がありますよね?
しかし、オンライン会議の議事録なら、チャットのコピペも使えるし、自動字幕も使えるし、スクリーンショットも挿入できるし、会議の録画を後から見返すこともできます。
議事録作成は、格段に簡単になるのです。
オンライン会議は、自動記録を残す仕組みに結び付きやすく、議事録作成の仕事を軽減したり、なくしたりしてくれるのです。
そういうわけで、慣れてくると、オンライン会議もなかなかいいもの・・・のはずです。
なかなか、現状では、通常の会議ばかりで、オンライン会議自体の回数が少ないのですが、慣れていった上で、必要に応じて、「これは対面式がよい」「これはオンラインがよい」と選んでいけたら一番よいと思います。
そんなわけで、
オンライン会議では、とりあえずチャットも使いましょう!大笑い

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