Windows標準搭載のボイスレコーダーで音読や楽器演奏を録音しよう
勤務校は1人1台タブレットとして、Windowsタブレットが配られています。
Windowsの場合、標準アプリとして「ボイスレコーダー」がついています。
今日は、Windowsタブレットで録音するやり方をお知らせします。
(1)まず、パソコンを起動した後の左下、
Windowsマーク(窓のマーク)から、アプリの一覧に行きましょう。
下にスクロールしていくと、あいうえお順で「ほ」の場所に、
「ボイスレコーダー」があるはずです。
(2)ボイスレコーダーを起動すると、下のような画面になります。
録音したり、録音したものを再生したりできます。
(3)Teamsなどで他の人と共有したり、
誰かに録音したファイルを送りたいときは、
ファイルの保存場所にアクセスします。
「…」マークを押すと、「ファイルの場所を開く」というのが、現れます。
録音機というのは、子どもにとってはかなり面白い遊び道具です。
ただ、遊び道具であると同時に、自分の声を自分で聞くということを通して、
「メタ認知」が鍛えられます。
他者から聞こえているはずの声を、他者の耳で聞く体験ができるのです。
自分ではそんなつもりがなかった、ということも、たくさん発見できると思います。
自分の声を聞くのは恥ずかしいですが、とても有意義な勉強になると思います。
教師が学習活動として仕組む場合には、以下のような活用が考えられます。
・音読を練習し、録音を自分でも聞く活動。
(気に入らなかったら録りなおし、最もよくできた録音を提出する)
・複数の子どもの録音をつなげて、音読劇を完成させる活動。
(「ラジオドラマをつくろう」的な・・・)
・リコーダーや鍵盤ハーモニカを学校で吹けないので家で練習して録音する。
・身近な音を集めて、クイズを作る。
(扇風機やインタホンの音などを録音し、「これは何の音?」という問題を作る。)
上のような課題は、全員一律に課題として出すのではなく、「やれる人は挑戦してみよう」といった形で子どもたちに投げかけるといいのでは、と思います。
そうすると、なかには最初に挑戦してみる子も、現れるでしょう。
1人がやってみると、何人か続く、ということが、起きるかもしれません。
教師が強制的にさせるよりは、紹介だけしてチャレンジャーが現れるのを待つ、というほうが、主体的な学びになりそうです。
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