エクセルでやりたいことを瞬時にしてくれる「フラッシュフィル」がすごい!

​ある日、ネット上に次のような投稿があり、驚愕しました。
​​
Excelで一番感動したキーボードショートカット「フラッシュフィル」が便利すぎる(togetter記事)
エクセル職人の「かりゆし」さんが、
​​「個人的に一番感動したショートカットキーです。 」
として、​
​「Crl」+「E」​を紹介されていました。
エクセルはずいぶん使ってきましたが、初めて知りました!
どうやらだいぶ前のバージョンのエクセルから実装されていたようです。
これがすごいのが、マクロどころか、数式も入れなくていいところ。
なんと、「Crl」キー +「E」を押すだけで、エクセルが自動判別してくれるのです。
エクセル「この人、たぶんこれがやりたいんじゃないかなー」
と考えて、
エクセル「エイッ!」
と魔法のステッキを一振りするがごとく、一瞬でバーンと結果を出してくれます。
これは、名簿管理でよくありがちな、「空白の前を名字、空白の後を名前として、別々のセルに分けるといった作業でかなり効力を発揮します。

今までは「文字列を分ける関数があったよなー。なんだったかなー。」とそのたびにやりたいことを実現する関数を調べて、それを入力していたのですが、なんと、それがいらないのです。
もう、びっくり。玉手箱。びっくり
さて、これが実際どんなものなのか、
実際にやってみました。
「空白の前を名字、空白の後を名前として、別々のセルに分ける」というのはあっさり実現してしまいそうで面白くありません。
そこで、空白の前後という分かりやすいルールが存在しない、都道府県名でやってみたいと思います。
こんな風に入力してみました。↓

さて、エクセル君は僕がやりたいことを忖度して、空白セルをうまく埋めてくれるでしょうか?
「Crl」キーを押しながら「E」を押すだけで、
一気に、こうなりました! 

おおーーーーっ!!びっくり
ただし、この場合の自動判別ルール、実は「前の2文字をとってくる」という判断をエクセル君がしています。
なので、「和歌山県」を入れると、「和歌」「山県」と分かれてしまいます。
そういう場合は、自動判別するための判断材料を2つにしてやればいいのです。
以下のようにあらかじめ入力しておくと、
エクセル君は上の2つからルールを判断するので、
僕がやりたいことをちゃんとくみ取ってくれます。

      
   「Crl」キー +「E」↓

どうですか?
覚えておくとかなり便利なこの機能。
ぜひぜひ、使ってみてください!
今回の「フラッシュフィル機能」がエクセルで実際に動作するところは動画にも撮ってみたので、よろしければご覧ください。大笑い



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