『眠れなくなるほど面白い哲学の話』
『眠れなくなるほど面白い哲学の話』
『眠れなくなるほど面白い哲学の話 大人の教養書シリーズ』
(中谷彰宏、リベラル社/星雲社、2020、1400円)
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内容紹介(「BOOK」データベースより)
哲学とは、青春論だ。 正解のないことを、自分に問い続けよう。
2500年分の哲学者の思想をイッキに解説。
目次(「BOOK」データベースより)
序章 どうして、哲学が気になるのかな。
/第1章 やっぱり、幸せがいいね。-古代ギリシャ
/第2章 「リーダー」がいれば、困難を乗り越えられる。-宗教
/第3章 「自分が動くこと」で、世界を変えられる。-ルネサンス
/第4章 「学ぶこと」で、人は成長できる。-産業革命
/第5章 「面白がること」が、未来をつくる。-現代
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生き方に影響を与えるのは、良書です。
本書は、そんな良書の集積を再構成!
生き方を考えるヒントがあふれています。
時系列に哲学者の思想が分かりやすく紹介されています。
中谷彰宏流の現代の身近な例での例え話が添えてあります。
その個性的表現が、光っています。
現代の哲学者に近くなるほど、直接的な学びになりました。
後半は線をひきまくり、ページの端を折りまくり。
前半はもしかすると少々退屈かも?
↓自分に言われているような気がしたのは、たとえば次のところです。
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『眠れなくなるほど面白い哲学の話』
・「いいこと」と「悪いこと」、「正しいこと」と「間違っていること」を気にし過ぎなのです。
(p67)
・「すべてのことを説明してもらわないと心が落ちつかない」というのは、その人の弱さです。
(p101)
・すべての人が愛されています。
それに気づいていないだけです。
愛とは、もらうものではありません。
「こんなにしてもらっている」と、気づくことです。
(p106)
・あらゆる人は、学ぶことで昨日と違う自分になります。
・単に知識をのせていくことではありません。
学ぶ前の自分とまったく別人になれるのです。
(p147)
・ハイデッガーは、「不安が人間のエネルギーだ」と言ったのです。
(p177)
・プレッシャーが、最高の幸福だ。
(p182)
・ロマン・ロランは「人間はどん底で成長する」と定義しました。
・人間は、上り坂で成長するのではなく、どん底で生まれ変わります。
(p186)
・与えられた材料でなんとかつくり上げていくのは、「ブリコラージュ」という考え方です。
これが幸せをつくる上で大切なことです。
(p208)
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実は、中古で買いました。
古本屋には、いい本がいっぱいある。(^^;)
『眠れなくなるほど面白い哲学の話』 (大人の教養書シリーズ)
【中古】