「こういう人だと思って対してると、そういう人になる」

​​​最近、またアドラー心理学の本をよく読んでいます。
アドラーは、自己啓発の源流と言われているそうで、、、
自己啓発の有名どころと言えば、『人を動かす』や『7つの習慣』でしょうか。
僕が大事にしているのは、「成長」なので、自己啓発は大好きで、よく読んでいます。
アドラーを学んでから自己啓発書をもう一度読むと、同じことが書いてあったりして、「やっぱり重なってるなあ」と思います。
アドラー心理学は「すべては、対人関係」と言っている、かどうかは本によって少し差がありますが、対人関係を重視していることは間違いありません。
悩みの多くは対人関係によるもの、というのは疑いないところでしょうか。
多くの自己啓発書が、「人は変えられない。変えられるのは、自分だけ」と言っています。
まあ、そうなんですが、そうすると、「教育」とは、「人を変えようとする」ものじゃないのか、と矛盾にぶち当たります。
上司が部下を育成することも、人を変えようとすることではないのか。
アドラーは、学校教育や、職場での教育を否定するのか?
この答えは、アドラー心理学の本よりも、むしろ僕は、斎藤一人さんの本に見いだしました。
一人さんはこんな風に言っています。
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・人はこうなってほしい、じゃないの。
 こういう人だと思って対してると、そういう人になるの。
 (斎藤一人『変な人の書いた世の中のしくみ』p162より)
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これは、アドラー心理学で言うところの、相手に対する「尊敬」、
「7つの習慣」で言うところの、「信頼」を表しているのではないか、と思います。
全ての人の中に、その人の理想を見る。
教育とは、その営みなのかもしれませんね。


変な人の書いた世の中のしくみ (サンマーク文庫) [ 斎藤一人 ]​​​​

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