「すくすくアイデア大賞2014」
昨日の日記で少しふれたNHKのTV番組「すくすくアイデア大賞2014」
なかなかいいアイデアが多かったと思います。
基本的には乳幼児向けの子育て上のテクニックという感じでしたが、
小中学生の学習や生活の支援に、十分通用するものもあったと思います。
「きょういくを楽しく」という、このブログの趣旨にも、合致するものでした。
少し紹介しますね。
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・遊びのメニューをくじ引きにする。
折り紙を開いたら、遊びのメニューが書いてある。
遊び以外にも使えそう。
勉強のメニューも、こういう、ランダム性を取り入れてみると、おもしろい。
・散歩をスタンプラリー形式にする。
散歩から帰ったら、好きなシールを貼ることができる。
スタンプラリーも、応用範囲が広い。
スタンプでもシールでも、それがたまっていくことが目的になると、
地道な努力が長続きしやすいかな。
・子どもの写真をペープサートにして、
絵本の読み聞かせの時に登場させる。
読み聞かせする相手の子どもを、お話の登場人物として登場させるのは僕もやったことがあります。
しかしこのアイデアはそれの上を行った!
その子どもの写真を撮って、人の形に切って、ペープサートにして、絵本の上を動かす。
まいりました。
ここまでやれば子どもは喜びますね!
・片付けや着替えを急いでさせたいとき、
「天国と地獄」のBGMをかける。
これは実際に音楽をかけてみないとわからない。
実際にやってみると、おそらく体が勝手に動き出すはずです。
子どもにさせるだけでなく、大人も、しなくちゃいけないことをさっとやりたいときに、いいかも♪
ちなみにこの曲です。↓
2分で終わる短い曲なので、曲が終わるのと自分がやることを終わらせるの、どっちが早いか、競争だ~!って感じになります。
・シーンとさせる合言葉
「イチ!、ニイ!、サン! シー・・・・」
(1,2,3は大きな声で言う。)
これはアントニオ猪木の「1,2,3、ダアーッ!」の応用!?
ナイスアイデアです。
「1! 2! 3!」で集中させて、思いっきり集中させたところで「シーーーッ」。
効きます。(笑)
・子どもをこっちに来させたいとき、
パントマイムで、見えない糸をひっぱる。
こういう遊び心が大事ですね。
また、大人がどういうことをしてもらいたいかを、身振り手振りで視覚化することで、伝わりやすい、ということも、あるようです。
大人が、楽しむ。
演技する心と体は、特に重要♪
・集中させるアイデア。
わざとちがうことを言う。
たとえば、お箸を使って食べる前に
「スプーンありますか?」と訊く。
「ちゃうわ!」というツッコミが返ってくる。
先生が次に何を言うか、子どもたちが聞くようになる。
保育士さんのアイデア。
学校の授業でも使えそうです。
双方向の授業は、いうなれば、ボケとツッコミです。
一方通行の授業から、子どものツッコミが返ってくる授業へ!(笑)
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いかがでしたでしょうか。
楽しく生き生きと子どもたちとつきあうためのアイデア。
あなたの子育てや教育にも、きっと役に立つと思います。
それでは、また!