「それしたらダメ!」の次に代替行動を示す
我が家の2歳児と一緒に遊ぶ。
基本的に機嫌がいいが、時にイタイ。(^^)
爪を立てて唇をつかんでくるのだ。
髪の毛をつかんでひっぱることもある。
とにかく痛いし、保育園でお友達にもやってしまうので、
「やめて、いたい」と言って止める。叱る。
こういう風に「それしたらダメ!」と叱ることはよくあるが、
僕としてはその後に必ず「これをしたらいい」というのを
セットで教えるようにしている。
ひっかいたりつかんでひっぱるのに対しては、
「てー パー」(手のひらをパーにする)
とずっと言い続けている。
特に下の子をつかんで泣かせたりするので、
そのたびに「てーパー で よしよししてね」
と声かけする。
もちろんこっちでやって見せて、
本人にもしてあげる。
「ダメ!」と言われて泣いていたのが、
「てーパー」で手のひらマッサージぐりんぐりんとしてあげると
喜ぶ。
今泣いたカラスがもう笑った。
(最近この言葉は使わないなあ(^^;))
もう一つ、2歳の娘の悪い癖は「かむこと」。
保育園でお友達にかまれることもあるようで、
腕についたかまれた跡をよく見せてくれる。
(保育園ではかみ合いがはやっているのか?)
僕も娘とじゃれていると、時に急にかまれて
イタイ思いをする。
もうしっかり歯が生えているので、
こいつはイタイ。
本人は遊びのつもりのようだが、
もしかすると食べ物と思っているのかもしれない。(^。^;)
これもまた、そのときすぐに
「いたい!やめて!」と注意する。
怖い顔で急に怒るので、本人は泣く。
さあ、そうするといつものパターンで、
代替行動を示さなければならない。
とはいえ、急に思いつかない時もある。
とりあえず、「クチ」でおいたをするときは、
その「クチ」でもって他の行動を何でもいいからさせる、というのが
代替行動の基本パターンである。
今回僕が思いついたのは
「フーフーする」だった。
普通にフーフーするだけでは
今泣いたカラスがもう笑う、までには至らなかったので
思いっきり大げさに顔をくしゃくしゃにして最大出力でフーフーしてやった。
ウケた。
やはり代替行動は本人にウケなければならない。(笑)
そうすると、おもしろがってやってくれる。
叱った後の悪い気分もひきずらずに、
すぐに笑顔に切りかえられる。
ちなみに、あとでヨメサンに
「もっといい代替行動ないかなあ」
と言われた。
もっといい代替行動があるかもしれない。
でも、とりあえずは、思いつきで何かしらの代替行動を提案することに
意味がある。
そして、そういう子育ては かなりオモシロイ。
・・・今日は珍しくエッセイ風で書いてみました。
今読んでいる子育てエッセイ漫画「ママぽよ」の影響で。(^。^;)
「ママぽよ」面白いです。子育て中の方はぜひ読んでみてください。
ママはぽよぽよザウルスがお好き 3 (単行本・ムック) / 青沼貴子/著