「いかに無駄な時間を楽しむのか」 ~『今日、誰のために生きる?』その1
4月に入ってからの忙しさは怒涛のようで、昨日は久しぶりにブログ公開ができずでした。
先日も書きましたが、心を亡くしそうになります。
だいたい毎日、予定していたこと以外のことが、起こります。
「こうするはずだったのに、うまくいかなかった!」ということだらけです。
こんなときに、ぜひ読んでおきたい本があります。
『今日、誰のために生きる? 』
(ひすいこたろう・SHOGEN、廣済堂出版、2023/10、税別1600円)
・「ショーゲンは、いつも無駄を省いて、効率よく生きようとしているけれど、無駄とか、しょうもないことの中に、幸せっていうものがあるのに。
もったいないなあ」
・「効率よく考えるのであれば、生まれてすぐ死ねばいい。
人はいかに無駄な時間を楽しむのかっていうテーマで生きてるんだよ」
(p7より)
いきなり冒頭から、引用させていただきました。
どうですか?
ガツンと、やられませんでしたか?
僕は、目の前のことを効率よくどんどんやっていくことだけに気を取られていた自分を、原点に引き戻してくれる言葉だと思いました。
ショーゲンさんというのは、日本人なのですが、アフリカのタンザニアに行かれた方です。
#タンザニアは、キリマンジャロで有名です。
先ほど引用したところは、アフリカでショーゲンさんが現地の村人に言われた言葉。
その村こそ、そこに住む人たちの幸せがずっと続いている村だったのです。(p6)
本書は、アフリカのある村での教えを日本人に紹介するものです。
驚くべきことに、その教えも、もとをたどれば、昔の日本人がしていたことだったそうです。
あなたにも、きっと、効率よりももっと幸せを大事にする感性が宿っていることと思います。
それを思い出すためにも、忙しいときこそ、この本の教えにふれて、原点を思い出すことをおすすめします!
この本は本当に大感動した本なので、明日以降も、読書メモを綴っていきますね。
それでは、また!
▼小林正観『悟りは3秒あればいい』 『なぜ、神さまを信じる人は幸せなのか?』
(2016/04/02の日記)