【動く楽譜】「スタジオジブリメドレー」弦楽四重奏♪
先月から、カワイの「スコアメーカー」を有料契約しています。
サブスクなので、1ヶ月ごとに、使い続けるかどうか決められます。
とりあえず楽譜認識したい楽譜がまだあるので、あと1ヶ月は使い続けることにしました。
今日で、2ヶ月目に突入です。
このソフトは合唱譜の楽譜認識がすばらしいのですが、今回は弦楽4重奏を演奏させてみました。
弦楽器には、弓で弾く奏法(アルコ:arco)と、弦をはじく奏法(ピチカート:pizzicato)の、大きく2つの奏法があります。
この奏法の使い分けが、楽譜上でちゃんと反映され、通しで聴くと、感動しました!
▼ピチカートとアルコ
(カワイ「スコアメーカー」公式「スコメスタイル」2019年12月19日記事)
楽譜に「arco」と書いてあるときと「pizz」と書いてあるときで、ちゃんと音色が切り替わるなんて!
曲は、久石譲さんの
「スタジオ・ジブリ・メドレー」
言わずと知れた、大名曲のオンパレードです。
前々から、久石譲さんのオーケストレーションはとんでもなくスゴイと感動していました。
#フルオーケストラの譜面を買ったりしていました。
『となりのトトロ オーケストラストーリーズ』 [ 久石譲 ]
(全音楽譜出版社、2002、税込3080円)
今回の動画は、その久石譲さんのオーケストレーションの神髄を、大変見やすい弦楽四部の譜面で確認できます!
arcoとpizzicatoの使い分けの巧さにも、唸ります。
それぞれのパートに役割があり、それぞれのパートが躍動しています。
「さすが、久石譲さん!」と思わずにはいられない、見事な編曲です。
弦楽四重奏は、「カルテット」とも言います。
パートは4パートに分かれています。
第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの4つです。
オーケストラの花形であるヴァイオリンは、第1と第2の2パートに分かれているのが通例です。
#オーケストラや曲によっては、第3や第4もある。
ヴィオラはあまり主旋律を割り当てられることのない楽器ですが、今回の弦楽四重奏では主旋律も回ってきて、大活躍!
チェロも、低音を担当しつつ、ここぞというときにはメロディも弾いていて、とても聴きどころの多いアレンジとなっています。
ホンモノの楽器を鳴らした演奏ではないのですが、それでも弦楽器の多彩な表現力の幅広さにふれて、感嘆していまいます。
弦楽器に興味のある方、オーケストラに興味のある方は、ぜひ通して視聴してみてください。
▼カワイ「スコアメーカー」で音楽会の曲練習用動画をラクラク作成!
(2023/07/10の日記)