「サザンの秘密は由子にある」~『ザ・バースデー 365の物語』
昨日、12月11日は、サザンオールスターズの原由子さんの誕生日でした。
『ザ・バースデー 365の物語』という本には、365日すべての日について、その日を誕生日にもつ人の興味深いエピソードが掲載されています。
『ザ・バースデー 365の物語』(7月〜12月)
(ひすいこたろう+ふじさわあゆみ、日本実業出版社)
僕は、原由子さんの名前と曲は知っていますが、そのお人柄までは知りませんでした。
#原由子さんの曲は大好き。
#結婚式のときのプロフィールビデオで「少年時代」とセットで原由子さんの「少女時代」を使いました。
この本には、原さんのエピソードとして、次のようなことが、書かれていました。
・桑田佳祐さんの才能をぞんぶんに引き出したのは、いつも一番近くにいた原由子さんの笑顔だったと思うのです。
(同書p352より)
筆者の主観が入っているかもしれませんが、「笑顔がちからになる」というのは、僕の経験上も、よく分かります。
技術よりも何よりも、そのことが一緒に活動していくうえで、大切なものなのだということを、改めて思いました。
「学校」というところは、特に、それを感じる場所です。
学校の中で能力を発揮している人はたしかにいるでしょう。
でも、そのそばには、笑顔でそれを引き出している人が、いるのです。
そういう人に、僕もなりたいと思っています。
さて、サザンオールスターズとしてプロになる時、不安そうな原さんに、桑田さんはこう言ったそうです。
「うまいやつなんて上を見たらキリがないんだよ。
みんなで一緒にうまくなっていけばいいんだ」
(同書p352より)
僕は以前このブログの中で、「結果」よりも「プロセス」といったことを書きました。
成果主義や能力主義は、ともすればこういった発想を切り捨ててしまいます。
でも、人生で大切な考え方は、「優秀なメンバーを集める」ということではなく、「今いるこのメンバーでやっていくんだ」という考え方ではないでしょうか。
そして、そう、学校というところも、やっぱり、そうなのです。
みんなで、一緒に、うまくなっていけば、いいんです。
▼「これでいいのだ!」 悩んだ時こそ、この言葉を・・・
(2023/09/14の日記)