「誰かになりきってやってみる」
うちの子は、サッカーが大好きです。
ごはんの後に、「パパ、サッカーしよう」と言ってきます。
(この画像はAIが描いたものです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。)
1対1で、相手をドリブルで抜いて、相手ゴールにボールを入れる遊びです。
外に出るのではなく、家の中の、少し広いスペースを使ってやります。
向かい合わせになっている、部屋のドアが、ゴールの代わりです。
家を壊したらだめなので、めっちゃ柔らかいボールでやります。
指で押すと5cmくらい指が沈む、ぷにょぷにょのボールです。
#これの色違い↓
あまりにも毎日この遊びが続くので、前回はちょっと趣向を変えてみました。
と言っても、単に、「誰かになりきってやってみる」というのを、やってみただけです。
これだけで、とたんに、楽しくなりました。
#少なくとも、僕は、めっちゃ楽しくなりました。
うちの子は今、歴史の勉強を自主的にがんばっています。
そこで、歴史上の人物に、なりきることにしました。
僕は、「そがのいるか」になりました。
負けました。(笑)
決着がつくと、なりきる人物を変えます。
相手が、なりきる人物を宣言してから、自分がなりきる人物を決めると、効果的です。
あるとき息子は「あけちみつひで」になりました。
そこで僕は、「とよとみひでよし」になりました。
勝ちました。(笑)
その後、サッカー選手の名前でやろうと息子が言うので、サッカー選手の名前バージョンでも、やりました。
「ロナウジーニョ」になったときと、「つばさくん」になったときの僕は、勝ちました。(笑)
最後は息子が「メッシ」になって、僕を圧倒し、息子の勝ちになりました。
「誰かになりきってやってみる」というだけで、またずいぶんおもしろくなるものだな、と思いました。
あなたも、よかったら、やってみてください。
P.S.
もしかしたら、「つまらない仕事」「つまらない勉強」も、「誰かになりきってやってみる」と、めっちゃはかどって楽しくなるかもしれません。
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