「この人は素晴らしい」と思って、相手に共感する ~『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』その4

3日前から以下の本の読書メモを書き始めました。
言いたいことが多すぎて、なかなか終わりません。
今日で、もう4回目です。

『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』
(本田 晃一
、SBクリエイティブ、2017、1540円)
(これまでの記事)
​▼第1回: 「人は長所で尊敬され、短所で愛される」 ~『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』その1
▼第2回:「そもそも・・・」 ~『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』その2
▼第3回:ステキなビジョンを描いてみせよう! ~『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』その3
第2章「運も幸せもみんな『人』がつれてくる」の続きからです。
前回最後の次回予告で書いていた、「相手の『喜びフォルダー』をポコポコ開けよう」の話に入っていきます。
そろそろペースをあげて、飛ばしていきたいところです。


本田 晃一『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』
読書メモ ロゴその ~第2章の途中のp112からp147まで~
(・太字部分は、本の引用。
  顔マークのあとの緑文字は僕の個人的コメントです。)
​​​​​「こいつはダメなやつだ」という目で見ると、
 相手はどんどんダメになっていく。​

 「この人は素晴らしい人だ」と思っていると、
 どんどん素晴らしくなっていきます。

・「俺がいないと、この会社はダメになる」
 →本当にその会社はどんどんダメになっていく​​

(p115より)
  しょんぼり​「こいつはダメなやつだ」というフレーズで思い出すことがあります。
  僕が子どもの頃に大好きだった、マンガ。
  「奇面組」です。
​  

  超個性的で、世間的には「ダメ」な人間の集合である5人組。
  その存在を通して、ぶっとんだ笑いの中にも、「ダメなことじゃない」ということを訴えてくる伝説のギャグマンガです。
  個性とかキャラクターとかいうものの重要性をこれほどまでに訴えてきたマンガを、僕はほかに知りません。
  このマンガがアニメ化されるにあたって、主題歌の中にある歌詞が採用されました。
  「あいつはだめなやつと レッテル貼られたって
  曲名・歌手名は「うしろゆびさされ組」。作詞は秋元康です。
  「レッテル貼り」というものを強烈に否定していたのが、
「奇面組」ではなかったかと思います。
  僕は、強烈に、影響を受けました。
  このマンガの全巻を何度も読み返しながら、僕は中高生時代を過ごしました。(笑)
  世間の
「レッテル貼り」に強烈に反発していたつもりが、気づけば僕も大人になり、親になり、いつのまにか子どもたちを、レッテル貼りしてしまってるかもしれません。
  
  「ダメだと思うから、ダメになる」
  最近ますますわが子を叱ることが増えてきています。
  (反抗期なので・・・)
  自分勝手でわがままなところばかり、目についてしまいます。しょんぼり
  (「スマホ依存」のところとか・・・)
  でも、ほんとうによくしようと思ったら、叱るにしても「あなたは素晴らしい」と思って叱ることが必要なんだと思います。
  ほんとうは、それが、背景に隠れているはずなのです。
  それなのに、それを忘れて、目の前の現象だけを、「ダメだ」と叱ってしまいます。
  短絡的で、目の前の現象に振り回されている自分を反省します。
  いや、自分のことも、「ダメだ」と思わない方がいいですね。
  自分も、人も、「素晴らしい」を前提に。
  そういった前提を大事にしていきたいです。ぽっ  

  
  
​​​​・​目をキラキラさせて​​「すごーい!」​​と言う習慣を身につけてください。
​​
(p116より)
 ぽっ昨日は出張先で、勤務先の学校の子どもに会いました。
  1年生の子どもたちは、どこで会っても、目をキラキラさせて、笑ってくれます。
  目をキラキラさせた人は、最強です。
  小さい子どもたちの、その習慣から学びたいです。
  そして、「おめめキラキラ」を伝染させて、世界中がおめめキラキラになる世の中にして、楽しく暮らしたいです。大笑い
  本書p123には、裁判で争う相手に最初に花を贈る弁護士の話も、出てきます。
  「戦うんじゃなくて、ともに幸せになるために」という話に、じんときました。
  戦っているように見えても、ともに幸せになるために対峙している。
  他の人間関係でも、そういった気持ちで対峙できれば、自分の中のいやな気持ちも消えて、気持ちよく戦えるようになるのでは、と思いました。
  将棋のプロやスポーツのプロは、きっとそういう気持ちで戦っています。
  たとえ戦うように見えても、戦うことは、目的じゃない。
  ともに幸せになるために。
  もう少し本書を読んでいくと、対人関係で一言不満をこぼしたいときには、その相手に「どうしましょう?」と訊くといいらしいです。(本書p123-131)
  そうすると、「二人で問題を共有しながら、建設的な解決に向かって」いけるそうです。(p128)
  問題を相手に見るのではなく、相手とともに、問題を見る。
  相手が問題だと思っている自分が問題だ、と言えるかもしれません。
  
​​​​・​​​説得するよりも共感する​
・相手の話をひと通り、全部聞いたあと、「だからこそ!」と言うんです。
​​
(p130より)
 号泣僕が一番苦手とするところです。
  共感なくして、説得なし。
  わが子が中学生になって言うことを聞かなくなってきたからこそ、頭ごなしの言い方は絶対に聞かなくなってきています。
  共感、苦手だけど、やってみます。



無理くり飛ばしてきましたが、やっぱりまだ第2章の途中です。(笑)
次回は、
相手の『悲しかったフォルダー』がパカッと開いたとき
​女は共感してほしい生き物、男は認めてほしい生き物​」の話です。
なんだか「サザエさん」の次回予告みたいになってきました。
この本の読書メモが長寿番組になってきて、年内に終わるかどうか、心配です。
ま、いいや。
それでは、また、明日!大笑い
(関連する過去記事)
平田オリザ『わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か』
 (2022/12/04の日記)

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