「142857という数字の不思議」 ~喜多川泰『よくがんばりました。』

喜多川泰さんの小説『よくがんばりました。』を少し前に読み終わりました。
喜多川さんの本は、読むたびに毎回、新鮮な感動があります。
今回の小説の設定は特に秋祭りがある今の時期にリンクしていて、タイムリーでした。

よくがんばりました。』/喜多川泰
著者の喜多川さんは、もともと、「教育」と密接に関わってこられた方。
今回は特に主人公が中学校の先生ということで、学校の先生には、とってもおすすめの小説となっています。
ストーリーもとってもよかったのですが、そこに関わってくる教育の話も、とても興味深かったです。
そこで今回は、この本に出てきた雑学をひとつ、ご紹介。
p135に、「印象深かった授業」の例として、次のような数学の話が出てきます。
・『7』がつくり出す142857という数字の不思議
・音を音楽にしたピタゴラス
・ラマヌジャンの知り合いが見舞いに来る時の車のナンバーが1729だった
それぞれ、ネットで調べてみると、どういうことなのかすぐに分かります。
数学の不思議な規則性から、数学という学問に興味を持たせた、この小説の中の「先生」は、スゴイ、と思わざるを得ません。大笑い
(参考リンク)
▼​奇跡の数「142857」に隠された神秘を知っていますか
 (講談社ホームページ内)

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です