低学年でもネット検索がカンタンにできる方法!
GIGAスクール構想による1人1台タブレット端末。
「小学校低学年では、使いにくい。」
そういう声を、ちらほら聞きます。
その理由のひとつは、ローマ字入力ができないこと。
ローマ字は3年生の途中で習うので、それ以前に教えてもいいのですが、担任の先生の中には「ローマ字入力を早めに教える」ということに、イマイチ気乗りしない人も多いようです。
(1年生でも「A」「I」「U」「E」「O」を教えたら一所懸命探して入力していますよ、という声も聞いています。)
だからといって「かな入力」というのも、キーボード上で探しにくいので、「かな入力派」も少数派のようです。
(かな入力の方が速い、という人がたくさんいることは、もちろん存じています。)
文字を全く知らなくても入力できる第3の方法は「音声入力」です。
これは、僕はけっこう周りに勧めたりしているのですが、これも広がりません。
誤認識があることや、他の人がいるところで声を出すのが恥ずかしい、ということが、主な要因でしょうか。
ちなみに、僕が先ほど音声入力を使ってみたら、こんな感じになりました。
■にかとまの 音声入力レポート
2021/10/21
(1)Google検索のサイトに行くと、マイクのボタンがあります。
(2)マイクを押すと、マイクの許可をきかれるので、OKを押して、しゃべりかけます。
(3)「きめつのやいば」としゃべったつもりですが・・・
(4)なんと、「気持ちの相場。」と変換されました。
しかも、その検索結果の内容がいきなり読み上げされて、びっくり!
「1日5,000円が相場です。 (お通夜と葬儀で2日お願いした場合は1万円)・・・」
音声入力の精度は驚くほど上がっているので、かなり実用的なはずですが、低学年だと滑舌がはっきりしないことも多いので、ちょっと実用的ではないのかもしれません。
(僕の上の例は、別に低学年っぽくしゃべったつもりはないのに、相場の話をされてしまいました。
滑舌の練習をしときます・・・。)
前置きが長くなりましたが、そういうわけで、小学校低学年にネット検索をさせる時の、ベストな選択肢は、コチラになります!
Yahooきっずの「ソフトキーボード」!
検索窓のすぐ横の目立つところに、使用するためのボタンがあります。
これなら、子どもたちになじみ深い「50音表」から押して入力できます。
ヤフーきっずのサイト内なら、漢字によみがなもつけられるので、そういう意味でも、低学年にとって、とても使いやすいです。
ただし、リンク先に移動してしまうとよみがながつかなくなるので、ご注意を!
このつづきは、2年前に書いた以下の記事をお読みください。
ヤフーキッズのよみがなの弱点をカバーする
「どんなサイトでも、すべての漢字にふりがなをつけるサイト」を紹介しています。
↓↓↓
▼一瞬で、漢字にふりがなをつけるやり方
(2019/1/18の日記)
上の記事では、「手書き入力」という第4の入力方法も紹介しています。
(ただ、学校によってはなぜか手書き入力が制限されていて使えなくなっているようです。使えるなら、これも使いたい機能です。)
▼Windows標準アプリの「ペイント」を使おう(子ども向けマニュアル)
▼GIGAスクール構想の1人1台は何のため?何をする? 低学年向けパワーポイント資料を作成しました。
▼タブレットPCを使いこなそう その1「Windowsキーの便利な使い方」
▼鍵盤ハーモニカ奏の「指の動きの見本動画」を作りました♪