おうちでの子どもの楽器練習に、本気で付き合う♪
緊急事態宣言下でリコーダーなどの吹奏楽器の演奏を制限している学校があるようです。
しかぁし!!
家でなら、思う存分、できます!
実は、昨日は祝日だったので、うちの子の練習に付き合いました。
音楽会でやる曲の、リコーダーの練習です。
リコーダーは、最初のうちは、そばで教えてあげる意味が大きいです。
なにしろ、子ども一人では、楽譜が読めない。
うちの子はピアノを何年も習っているのに、読めません。
そういうわけで、楽譜が示しているのがどんなメロディなのか、教えてあげました。
僕の場合は自宅に僕のリコーダーがあったので、
フレーズごとに、僕が吹いてみせてから、させてみました。
シャープとかフラットの運指は、穴の押さえ方を
子どもの笛の向きになるようにして見せて、まねをさせました。
その中で、高い音は普通はサミングで出すのですが、
うちの子が「親指を押さえなくても、その音、出るよ!」と発見しました。
世紀の大発見です。
サミングというのは、笛の裏側の穴を少しだけ開ける押さえ方です。
爪を立てるようにして押さえます。
ところが、これをしなくても、高い「ミ」が鳴るのです。
なんだったんだ、サミング。
(ちなみに、穴を完全にふさいでいても、強く吹けば高い「ミ」は鳴ります。
管楽器の発音原理として、基本的に息を強く吹けば同じ運指でもオクターブ高い音が出るようになっているのです。
ただ、「ミ」以外だと、また違うかもしれません。)
楽器というのは個別レッスンだと、けっこうスムーズに早くうまくなります。
順調に楽譜をやっつけていきました。
ただ、一番難しいフレーズは、かなりゆっくりなテンポで練習を繰り返しましたが、そう簡単には吹けるようになりませんでした。
ここだけは、今後の練習で克服していかなければならないようです。
一個ぐらい、今後のための宿題が残って、よかったです。
ともあれ、ある程度時間をかけ、楽譜の最後までは、いちおう練習しました。
そこで、最後に、総仕上げ!
「YouTubeで聴ける合奏音源と合わせて吹いてみよう」のコーナーです。(笑)
最近はYouTubeで合奏の音源も公開されているのです。
すごい。
ところがYouTubeで「ドレミファ器楽」を聴かせても、
わが子曰く、「こんなんじゃない」とのこと。
(合奏と言えば、「ドレミファ器楽」が有名です!)
ただ、わが子が学校で聴かせてもらった演奏は、これじゃなかったようです。
うちの子が「これ!」と選んだのは・・・
なんと佐渡裕さんが指揮するプロの吹奏楽団の演奏でした。
それも、吹奏楽界にその名をとどろかせる、シエナ・ウインド・オーケストラです。
佐渡シエナの吹奏楽に合わせて演奏!
キーが一緒だったので、たしかに息子の言う通り、合いました。
僕も一緒に演奏しました。
これがめちゃめちゃ楽しかった!!
「親も自分用のリコーダーを持っている」という家庭は珍しいと思いますが、
親も一緒に音を出して合わせると、かなり楽しいです。
(親の楽器は別にリコーダーでなくても、いいです。
ピアノやギターで子どもの演奏に付き合うのも、いいですね。
ちなみに、リコーダーは、2000円弱で買えます。)
アウロス ソプラノ・リコーダー 303A(E)【バロック式】樹脂製:Aulos
ヤマハ ソプラノリコーダー YRS-37III 【ジャーマン式】樹脂製 YAMAHA
学生時代に吹奏楽とかバンドとかをされていた方は、
自分の子が「音楽会の練習を家でしないといけない」と言い出したら、
ぜひ、付き合ってあげてください。
あの頃の情熱がよみがえってくるかもしれません。
今回、YouTube動画の概要欄を見てみると、
「佐渡&シエナとおうちで一緒に演奏しましょう!!」
と書いてあって、びっくりしました。
僕がこの記事を書くのが、分かっていたかのようです。(笑)
吹奏楽部も学校での演奏に制約がかかっているので、家での練習が推奨されているのでしょうね。
「佐渡&シエナとおうちで演奏」
は、本当に楽しすぎるので、おススメです!
ちなみに、過去記事で取り扱いましたが、YouTubeは再生速度が変えられます。
佐渡&シエナの動画なら、プロの演奏をスローモーションで見ながらゆっくりのテンポで練習ができるので、これは画期的な練習法かもしれません。
▼「お手本」をスロー再生しておぼえよう!
(2021/08/24の日記)
全国の吹奏楽部員にも、教えてあげなくっちゃ!!